近畿ろうきん・「ゆめ風基金・募金プロジェクト」、700万円近くの募金

 近畿ろうきん・「ゆめ風基金・募金プロジェクト」により、700万円近くの募金を寄せていただきました。
 このプロジェクトでは、近畿ろうきんの全支店にゆめ風基金の募金箱を設置し、募金の呼びかけをしていだだきました。
 ろうきんは労働組合や生活協同組合(生協)などが会員となる非営利組織(協同組織)であり、株式会社である銀行とは組織形態が異なるとはいえ、ひとつの金融機関が大きな後ろ盾もないNPO法人のゆめ風基金の障害者救援活動に支援していただくことは、前例のない画期的なことで、並々ならぬ思いで企画された担当者の方々のご熱意と、それを受け止め、決済された近畿ろうきんに深く感謝します。
 ほんとうにたくさんの方々がその思いに応えてくださり、700万円近くの募金になりました。ほんとうにありがとうございます。
 地震発生から7ヶ月がすぎ、厳しい冬に向けて新しい拠点をつくるなど、まとまった支援金が必要になる一方、寄せていただく募金の方は少なくなる中、この募金はほんとうにありがたいです。
近畿ろうきん・「ゆめ風基金・募金プロジェクト」に応えて、
力強いご支援をいただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。

                        NPO法人ゆめ風基金 代表理事 牧口 一二
 近畿ろうきんのお力添えにより生まれた「ゆめ風基金・募金プロジェクト」、その企画に応えて、絶大なお金を募金てくださった皆々さま、ほんとうにありがとうございました。 
 私どもは阪神淡路大震災の折、障害者の仲間がさまざまな場面で後回しになってしまった教訓から、ふだんからお金を蓄えてこうと募金活動をはじめて16年のNPOです。近畿ろうきんは陰に日向に私どもの活動を支えてくださっています。そんな中から「ゆめ風基金・募金プロジェクト」は生まれました。
 今回の、みなさまからお寄せいただいた貴重なお金は間違いなく確かに私ども「ゆめ風基金」のところで有効に活用させていただきます。私どもは「ほんとうに必要としているところに、手渡すように確実に届ける」をモットーにしていることから、運営委員で話し合った結果、このお金も届け先が具体的なほうがどのように活用されているか、イメージしていただきやすいだろうと考えました。
 そこでタイミングよく計画が進んでいる、甚大な被害が出てしまった石巻市の障害者センターと陸前高田市の障害者作業所の再建費用に使わせていただこう、と話し合っています。そうすれば、ろうきんの募金プロジェクトでのお金がこのような形で具体的に使われていることが伝えられ、ご安心いただけると思いました。
 あの東北関東大災害から7か月が経過し、被災地ではあちこちで大変な状況が続いていますが、地元の人々の復元力も目を見張るものがあり、単なる復興ではなく、悲しみを土台に据えて、この機会こそすべての人々にとって快適な人間のまちづくり、新しいまちづくりをしよう、との気概もふくらみ始めています。
 どうぞ、いつまでも東北・関東の人々を見守っていただきますように。
                   

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