9月22日にヘルパーと、「大阪行動する障害者応援センター」の福島さんと一緒に、水戸市にある水城高校で、高校生50名に「インクルーシブ防災教育」をやってきました!
僕からは、東日本大震災の経験と今後の防災対策についてお話させていただきました。
福島さんからは車いす利用者の事や、様々な障がいのある人の大変な事とか、「車いすの人クイズ」を実施。
午後からは、学校にある多目的トイレに生徒達と行き、
実際にどうやって使うのかを実演しました。
他にも多目的トイレにある設備についても詳しく伝えました。みなさん初めての事ばかりで興味深々!
色々質問などしてくれて嬉しかったです。
その後、教室に戻って、災害時に避難所で使う「ダンボールベット」を生徒の皆さんが自分達だけで考えながら作りました。
みんな真剣に「どうしたらベットの強度があがる??」とか相談しながら作っていました。
完成してから、当事者の僕たちが寝てみましたが、どれも初めて作ったとは思えない、良い出来栄えでした。
最後に生徒達とグループワークをしました。
ここでは全体を通じて気づいた点や、学んだ点をグループでまとめてもらいました。
そこに僕たちも参加して、みんなと考えたり意見を言いあったりしました。凄く真剣で楽しいグループワークができました。
終わりにグループごとに発表をして、今回のプロジェクトが無事に終わりました。
この日は朝九時半頃集合して終わったのが17時頃だったので凄く疲れましたが、こうしてまた若い人達にいろんなことを伝えられたと思うと疲れもなくなりました。
次は11月に岩手県の中学校に行くことも決まっているので、今から楽しみでもあります。
これからも多くの若い世代の子達に東日本大震災や障害者のことなどを伝えて行けたらなと思います。 阿部 俊介