豊能障害者労働センター主催のカレンダー「やさしいちきゅうものがたり」原画展が9日(日)まで、大阪府箕面市のメイプルホールのロビーで開催中です。
このカレンダーの前身はゆめ風基金の代表理事・牧口一二さんの仕事仲間だった吉田たろうさんのカレンダー「季節のモムたち」で、1985年から障害者の働く場づくりをすすめる障害者労働センター連絡会が共同制作販売していました。
2003年に吉田たろうさんがお亡くなりになり、2005年の総集編で終了した後、引き受けてくださったのが宝塚市在住の松井しのぶさんでした。
当初の思いを引き継ぎ、障害者の所得を作りだし、障害のあるひともないひとも共に働く豊能障害者労働センターを中心に事業を継続してきましたが、今では松井しのぶさんのイラストが定着し、たくさんの方に受け入れられるようになっています。
今回の原画展は来年、豊能障害者労働センターが30周年を迎えるプレイベントとして昨年企画した催しでしたが、被災障害者救援活動のひとつとしてカレンダー1000本を被災障がい者みやぎの救援活動に役立ててもらう他、売り上げの5パーセントをゆめ風基金にすることになりました。(現物をあわせて約100万円の支援となります。)
8日は野外では被災障害者救援バザーを開催し、牧口さんも行く予定になっていて、カレンダーのイラストレーター・松井しのぶさん、ゆめ風基金のミュージシャン・加納ひろみさんとのミニミニトークもあるそうです。
お時間があれば、ぜひメイプルホール(阪急箕面駅東南7分、箕面警察東向かい)にご来場ください。
豊能障害者労働センターのホームページ