平成30年7月豪雨(西日本豪雨) 第3報

平成30年7月豪雨では、災害救助法が適用された自治体は、全国で11府県106市町村に上ります。岡山県だけでも、倉敷市含め災害救助法適用は18市町村。
倉敷市真備町以外にも多くの被災地域があり、ゆめ風も被災した障害者の状況把握は困難な状態ですが、被災障害者へのお見舞金の助成申請が各地から来ており、情報は集まりつつあります。
今回は、7/28に東が岡山県倉敷市真備町をまわった報告です。

家屋被害(倉敷市真備町)

真備町だけでも、「全壊」判定を受けたのは2100棟(7/25時点)。2017年7月の九州北部豪雨でも、「全壊」判定は236件。

(真備町を東西に走る国道486号線わき。被害を受けた家財の山が何kmも続いていた)

 

災害時要支援者の安否確認状況

7/30に倉敷市危機管理課に確認。市としては、安否確認を行っていない。町内会など各自主防災組織で安否確認が行われているかどうかも把握はしていないとのこと。

大阪北部地震では、例えば茨木市では市職員が要支援者名簿をもとに、一人ずつ電話をかけ、つながらないところは戸別訪問した。自治体間の対応の差が非常に大きい。

 

障害者事業所の状況

真備町は電話網が被害にあい、固定電話がほとんどつながらないため、直接事業所に伺った。電話は来月には復旧予定とのこと。

① 岡山マインド「こころ」(精神障害B型作業所、グループホーム)

事務所。現在、独自に地域のボランティアセンターとして開いている)

・利用者、職員には人的被害無し。利用者は全員近くの精神科病院に避難入院中。来週の事業所再開に向け、退院予定。
・グループホーム2棟(6部屋分)が全壊。ビールを作っていた作業所1棟が全壊。
・事務所は床上80cmの浸水だったが、何とか片付け、現在地域のボランティアセンターとして開かれている。
・作業場のビール製造設備6500万円ほどが被害にあった。(ゆめ風を案内)
・事務所の方に話を聞いている時に、代表の多田さんが地域のお宅の片付けボランティアを終え、戻ってこられた。多田さんより「ようやく地域の方との関係ができてきたところに豪雨が来た。でもこれを機会に地域との結びつきをよりよくしていきたい」。

②ホハル(放課後等デイサービス)

(備品が浸水し、すべて運び出されていた)

・利用者、職員も自宅が浸水。
・クラウドファンディング(インターネットでの募金)が成功したがまだ資金が足りない。(ゆめ風を案内)
・職員の方より「(今年4月に)始めたばかりのところに豪雨が来た。8/11までに再開したい。子どもが待っているので」。

③ 真備地域生活支援センター(障害者相談支援事業所)

(事務所。浸水で2階の備品もすべて運び出されていた)

・真備地域の障害者の相談支援を行っている。
・被災後からゆめ風に連絡を頂いており、お見舞金の申請(150人以上)をしたいと聞いていた。
・今回は会えなかったが、ゆめ風の助成書類をお届け。

④ 岡山県立倉敷まきび支援学校

(写真左の大型バスの屋根まで浸水した跡がついていた)

・警備の方に、助成書類を先生に渡していただけるようお願い。

※台風12号接近の影響で、災害ボランティアセンターは休み。地域の人や、お店の従業員が泥だしをしている姿があちこちで見られた。

8/2(木)に平成30年7月豪雨に対する大阪救援本部会議を開き、今後の支援を考えます。
よろしくお願いします。

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