ヒデの救援レポート6月10日

ヒデの救援レポート、6月10日:23
被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、6月2日までに、154107078円。6月3日までに、154921085円。6月4日までに、154963605円です。これまでに支援した団体、個人への金額。このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
東日本大震災救援活動の中のボクの風景。
 6月1日に開かれた被災障害者救援本部とうきょうの会合に出された文章です。自分で見つける風景もあれば、他のひとに教えてもらう風景もあります。この文章の中に見える風景を前に、ボクは、ため息を深く吐くしかありませんでした。
 まだまだ、足りない想いがあります。被災地の一人として、お礼や情報が少なくて申し訳ありません。みなさんががんばってカンパをしてくれているお金でたくさん助かっています。しかし、被災地の現場は、メールを読んでいる時間もありません。もちろん、返事を出すこともできません。
 他のセンターはわかりませんが、福島のセンターは代表自ら出張って災害対策や支援をしなくてはならない状況になっています。つまり、代表が倒れたら後は後ろの人材がいません。元々、人材の少ない、後継者が育っていない地域にこの災害です。どこのセンターも今、倒れかけている状況ですが、気力で倒れられないと踏ん張っています。しかし、その体力や気力はもうすぐ限界がくるでしょう。
 何が必要かといえば、長期に支援できる人材、被災地に来てくれる人材が必要です。もう少し、被災地の情報がほしいなら、被災地に来て私たちのやっていることを、聞いて回りそれをJILのメーリングリストで流してくれませんか?
 私たちは、災害対策と放射能の研修を全県挙げて取り組みたいと考えていますが、それを企画運営できる人材を確保することができませんか。企画して段取りしてくれませんか。福島県にも、ピアカウンセラーがおりますが、自分の恐怖を吐き出すこともできずにいます。他の人の手助けができる、ピアカウンセラーの支援が必要です。行政に行き、3月の災害時に増えてしまった介助時間を、変更申請に行くときの支援者がほしい。県に行き、復興事業や仮設住宅を作る際に、障害者用の住宅を作ってと、県やマスコミに働きかけたい。あれもこれもしなくてはならないことが、たくさんありますが、それをみんなに説明する時間もないのです。被災地の支援は、被災地を見に来るだけのツアーにはしないでください。申し訳ありませんが、とても接待に費やす時間と体力は在りません。もし、被災地に来ていただけるなら、少し長期に2、3日でも一週間でも現地の支援をできる体制で、きていただけませんか?私たちは、現在進行形の地震と原発は、正しい知識が必要と伝えることさえはばかれる、困難な土地柄にいます。
 目に見えない放射能被害に、「放射能、みんなで浴びれば怖くない」の標語になるような、そんな環境です。電車でも、町の人々も10人に1人の割合でも、マスクをかけていません。特に学生は、半袖でソフトクリームを食べながら町を歩いている姿が、あちこちで見られます。その反面、小さな子供を持つ親は、必死で20ミリシーベルトを撤回させようと動いています。放射能をなかったことにして生活するか、どうやって放射能被害から逃れるかの両極端を私たちは生きています。家の中をあけて掃除はできない。洗濯物も外に干せない。戸を締め切った息苦しい部屋の中で、震災前と同じ景色を眺めながら、何をそんなに気にしているのかと、なぜ私はここにいるのかの狭間の中で、毎日生活しているのです。
 どこかに避難すればふるさとを思い、ふるさとに居ればなぜ避難して自分の命を大切にしないのかと責める自分との葛藤の中にいるのです。東電の社長の前で、この思いを吐き出したいです。国を挙げて進めた管総理にも吐き出したいです。私をそこにつれていってください。東電の社長や管総理に会わせてください。被災地からの情報が少なくなったのではなく、情報も思いもやらなければならないことも在りすぎて、でもできないんです。
 自分のよって立つ生活基盤を、根こそぎもぎ取られた悲しみと苦しみは、どうしたら皆さんに伝えられだろうかと、言葉にならない思いで居ます。
 皆さんの支援があるからこそ、がんばれることや支援をできることがあります。それは、本当に助かっています。ありがとうございます。報告や情報が遅れて申し訳ありません。
                             福島県田村市・K、S
被災地の救援組織の連絡先です。繰り返しになりますが、情報のほしい方は、直接お問い合わせください。
被災地障害者センターみやぎ:CILたすけっと内・住所、982-0011・仙台市太白区長町1の6の1。
電話022-248-6054FAX022-248-6054
被災地障害者センターふくしま・JDF被災地障害者支援センターふくしま内・住所、963-8025-郡山市桑野1の5の17・深谷ビルB棟101号2・電話FAX024-925-2428
被災地障害者センターいわて・住所、020-0866-盛岡市本宮1の3の20・光立ビル一階・電話FAX019-635-6226
生る在る会からのメッセージの抜粋です。
 この世に生まれたこと・・・生きること・・・、そして、今、ここに存在していること・・・在ること・・・の尊さは、すべての人、皆同じである。障害の有無に関係なく、すべてのひとが平等に尊ばれ、幸せな暮らしがなされなければならない。という思いをいだきながら、私たち生る在る会は、30年近く活動を続けています。:障害:の有無に関わらず、地域で:普通学校・普通学級:で共に学び、生活する活動を支援・協力してとりくんでいます。中略・
今回の東北関東大震災に見舞われた障害児・者の支援活動、ご苦労様です。先日、お電話しましたように去年の講演会の資料と共に、講師の依頼です。今年の講演会は、差別禁止条例関係か、障害者基本法などの制度改革の関連で考えています。講演会の日程は、11月を予定しています。講師については、ゆめ風基金理事の楠敏雄さんか、副代表理事の河野秀忠さんのお二人の中でお願いできたらと考えています。出来るだけ早く、こちらの2団体で詳しい内容を協議して、再度、ご連絡いたします。今後ともよろしくお願いいたします。                            宮崎県都城市・T
ゆめ風基金に届いたお便りから!
 ゆめごよみ、有り難うございました。新しい報告を読み進むうち涙が溢れました。現地に出向いて一体何が出来ると云うのか・・・。自分の年齢:71歳:や体力を考え、不安は募りますが、とにかく何とか私もがんばってみょうと思っています。橘高事務局長さんも御無理が過ぎませんように!皆さまのご健康をお祈りしています。J・M
7月2日に東京で行われるダウン症の方の芸術祭ザ・ギフトには、私の息子がトランペットで出演します。そしてこの「とびら」は女優の戸田恵子さんが歌ってくださることになっています。障碍を持つ子どもの家族として、ゆめ風基金さんのような団体には感謝しております。これからも応援しております。また、私で役に立つことがありましたらご連絡をいただけたらと思います。よろしくお願いします。
S近畿労働金庫:近畿ろうきん:のゆめ風基金・募金プロジェクトのパンフレットより!
 ゆめ風基金は阪神淡路大震災が起きた1995年、被災障害者の救援や復興支援などを目的に、永六輔さんや小室等さんらが呼びかけ人となり設立されたNPO法人です。災害時の障害者緊急救援のための基金を積み上げながら、:災害に強い、共に生きる社会への諸活動を全国ネットワークで展開し、これまで国内外の災害で6016万円の救援金を届けてきました。東日本大震災ではいち早く現地に入り救援活動を展開しています。みなさまのご支援は、重度障害者の方々の住まいや介助者の確保、医薬品の手当てなどの緊急支援や、福祉共同作業所などを通した息の長い復興支援活動のために使われます。以上!

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