被災地障害者センターくまもと

倉田さんのfacebookより転載します。
4月22日(金) 第3回被災地障害者センターくまもと会議
テーマ 各団体の現状と共有
・市内の生活介護支援センター(通所)
 最重度の利用者が20名ほど。内半数は避難所生活。天草や福岡に避難した人もいる。支援員も被災していて気持ちがピリピリしている。避難所から通うのが4名。
 送迎は出来ているがセンターの水道が出ないので風呂が使えてない。お湯を沸かして行水で対応。
・相談支援事業所
 浸水して機能停止した事業所が1ヶ所。市の委託事業所は利用者の安否確認が出来ている。計画相談のみ受けてる事業所は安否確認が出来てるか、不明。
・きょうされん
 昨日までに全利用者と連絡がついた。事業所が避難所のようになってるところが県内に5ヶ所ある。利用者と家族が一緒に避難してきている。一週間が過ぎて職員も疲弊している。
・ヒューマンネットワーク熊本
 昨日の段階で、18名の利用者が熊本学園大学のホールに避難中。家に帰りたい人も増えて来てるが家の片付けが出来てなく、片付けを手伝ってくれる手助けがほしい。名簿が家の固定電話の人も多かったので、連絡がつかない人もいる。
・視覚障害者団体から 
 昨日、熊本市に要援護者名簿の提供を要請したところ出してくれた。5~600人くらいはあるか。名簿を利用して安否確認を進めたいが電話かけが3組でしか出来てなくなかなか進まない。家族と避難所で暮らしてる人で、日中家族が仕事へ行くとトイレに行けないという悩みがある。家族と車中泊の人も何人かいる。
・難聴者、中途失聴者から
 会員50名の内1名まだ安否確認ができていない。車中泊2名、避難所4名。避難所ではテレビに字幕がなく情報が得られない。補聴器等に電池が無くなると全く分からない。何とか電池を集めている。
・発達障害児の支援団体から
 車中泊してても変化に対応できず、危険な家に戻ってしまう子どもがいる。子どもが地震に怯えていて母親から離れず片付けが出来ない。主治医が変わると動揺する子もいる。感覚過敏で避難所の音や臭いに耐えられない人もいる。困っていることを発信出来てない当事者が少なからずいる。安心して過ごせる居場所や悩みが共有できる場がほしい。一時的にでも宿泊できる場所を貸してほしい。
以上、切実な問題が見えて来ました。

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