東日本大震災以降、ほぼ毎月、第二土曜日に「なんば 高島屋前」で行われた募金活動。
ブログでも以前に書いたように、「大阪救援本部会議」で、今後は、9月、12月、3月と年3回に縮小することと決まりました。
3月12日、ゆめ風基金からは、南理事、橘高事務局長、そして私・ナガサキの3人が時間差で参加。
ゆめ風メーリングリストや関係団体からのお知らせで、「最後」と聞き、いろんな方々が参加してくださいました。
(募金当日の様子。車いすのメンバーも多数参加)
この場所は、陽が当たっていると過ごしやすいのですが、午後3時を過ぎると暗くなり、
風が直接当たってきます。
気温は15度。
足元のコンクリートが冷えを倍増させます。
午後5時。
「終了しまーす!」の声でみんなが自然と輪になり、「お疲れ様でした!」と拍手が。
みんなの胸に、この5年間に感じた様々なことが蘇った瞬間だと感じました。
東北の支援はまだまだ必要です。
緊急時から5年経ち、地元の力で立ち上がり始めた東北。
よちよち歩きで、手を貸さないと転ぶかもしれない。
そんなときは、もちろん手助けしたいし、する。
それぞれの「東北」への想いを胸に、支援は新たなステージへと向かった・・・
そんなことを考えながら帰路につきました。
大阪で住んでいると、御堂筋線は3分もすれば次の電車が来ます。
でも、東北では1時間に1本電車がくるかどうか。
1日3本のバスしか通らない地域もあります。
交通手段は「車」が基本で、障害者が自由に出歩くにはまだまだです。
復興とは、以前より住みやすい街になること。
その日は10年先、20年先、ひょっとしたら30年かかるかもしれません。
希望を捨てず、踏ん張っている東北の仲間が笑顔になれる日まで、しつこく支援を続けます。
この5年間、関わってくださった皆様、本当にお疲れさまでした。
そして、募金してくださった皆様、ありがとうございました。
この日の募金額 91,726円
この日の参加者 35人
5年間の総募金額 4,920,543円
参加述べ人数 およそ1,300人
(な)