いわき市なこそ授産所に救援金をお送りしました!

本日、福島県いわき市勿来(なこそ)にある「なこそ授産所」に、グループホーム建設資金として、
5,000,000円を送金いたしました。
被災直後から自己資金で、ひび割れた場所の修繕や、作業所仲間へのお見舞い金などを、いわき市内あちこちに贈っておられた、高村所長。
そんなこんなの事情があり、自己資金も不足して、味噌倉庫改築や、念願のグループホーム建設をあきらめるのか、というとき、人づてに、ゆめ風基金のことを知り、SOSを。
去年、実際に現地を訪問し、お話を伺ってきました。
震災直後から、福島第一原発の影響でたくさんのかたが移住して、そのかたがたと親睦を深めたり、地元で30年、地域の皆さんと共生してきたその「力」も拝見し、何かお手伝いができないかと考えていたところでした。
皆様のご支援のおかげで、また一つ、仲間の笑顔が増えました。
ありがとうございます。!
なこそ授産所の紹介はこちらから↓
なこそ授産所のホームページです
作業所の皆さんが作るおいしいお味噌はこちらから↓
しあわせ味噌注文画面

ヒデの救援レポート2016年・1月22?日№186

●大急ぎの小さなお知らせ!
2016年2月6日(土)午後5時より、「箕面市中央人権文化センター・らいとぴあ21(箕面市萱野1-19-4 TEL 072-722-7195)3階視聴覚室にて
『3・11を忘れない :海と生きる』
・津波と火災で大きな被害を受けた、気仙沼からのメッセージ
・東日本大震災から5年、被災地のその後、これからの生活やまちの復興について、ありのままの現状と私たちは今何をするべきか、現地からのゲストをお招きして一緒に考えてみませんか…。
きっとこれからの防災に向けたヒントがたくさんあるハズです。
・気仙沼からのゲスト
気仙沼の銘酒 (株)男山本店 代表取締役、気仙沼商工会議所会頭 菅原昭彦さん
(株)男山本店のホームページ
(菅原さんは、社長を務める酒造会社が大きな被害を受けながらも操業を続け、復興計画の策定にも関わってこられました。自身の被災と復興に向けた経験も含め、お話しをしていただきます。また菅原さんは、箕面市人権協が続けている、:被災地を訪ねて、いろいろなひとのお話しを聞く:被災地義援活動にも、お力添えいただいた、おひとりです。)
主催:箕面ユネスコ協会
同じ日、午後6時から、同じ会場の和室で、【気仙沼の食材とお酒を楽しむ会】を開催。
菅原さんとの親睦交流も
参加費:ひとり2000円。
参加希望の方は、ユネスコ協会事務局 TEL 090-4768-5145まで、ご連絡ください。


●1月16日の毎日新聞に、ゆめ風基金代表理事の牧口さんが、阪神淡路大震災とゆめ風基金の誕生の20年の歴史を語る記事が、写真とともに、大きく掲載されました。
hideもちょっぴりお邪魔虫。
読まれる機会があれば、ぜひお目通しください!
(このブログにも記事を掲載しています↓ )
→  毎日新聞記事

千羽鶴を頂きました

今日、1月20日、毎年、ゆめ風基金に千羽鶴を送ってくださるかたから、大きな小包が届きました。
中身は・・・・

きれいなグラデーション。
小さな紙から思いを乗せた鶴へと変身。
この包みが8個もありました。
うち、事務局・福本あてにお手紙と、福本用の鶴も同封されておりました。

色とりどりの鶴から、祈りと元気をいただいて
少しだけ動けることと、少しだけ働けることに
感謝する福本です。

コメントご紹介

18日 -急発達した低気圧の影響で、関東甲信や東北南部は雪にみまわれました。
東京都心でも早朝に6センチの積雪。
この影響で交通網は 大きく乱れ、都内の駅は大混雑。
もし、私があの中にいたら・・・と考えだけで、
テレビの前で青くなりました。
切れかけている常備薬と非常食は用意しておこうと、
寒い、痛いと言いながら、もたもた動く冬です。
◆また、寒い季節がやってきました。世の中、どんどん生きづらくなります。
 皆様の変わらぬご活動を応援したいです。(東京都立川市)
◆いつも変わらぬ明るい仕事ぶりに敬服しています。(東京都品川区)
◆先日、京都を旅したとき、車いすの方を多く見かけました。
 どの街もいろんな人が当たり前にいられるようになってほしいです。(岩手県和賀郡)
◆微力ですが、末永く応援していきます。(愛知県一宮市)
◆1人1人同じ人間です。どうぞ、自分の心に手を当ててみてください。(長野県北佐久郡)
◆いつも通り、出来る時に出来るだけ・・(大阪市平野区)
◆新しい年が、東北の皆さまの明るい年になりますように。(東京都墨田区)
◆ささやかに続けます。お金に生きてもらわねば。(東京都多摩市)
◆CDの売り上げの一部です。いつも、おつかれさま。(神奈川県鎌倉市)
◆ずいぶんごぶさたしておりました。会計報告の表示方法、非常に勉強させていただいてます。(兵庫県西宮市)
◆9月の水害の時には、皆さんのお世話になりました。ほんの少しですがお返しです。
 善意のつながりはすごいっと改めて感じました。(茨城県常総市)
◆毎年、年末に基金しようと思うのですが、忙しい故・・・。新しい年を迎えられた感謝を込めて。(神奈川県川崎市)
◆すべての人に少しずつ良い事が起こりますように。小さな幸せを分け合える1年でありますように。(大阪市平野区)
◆思うところあり、このお金を有効に使ってくれるところへと思い、送金いたします。(埼玉県鴻巣市)
◆今年もこの日がやってきました。少しですがお送りします。体に気をつけてお仕事されてください。(福岡県直方市)
◆いつも「ゆめ風便り」ありがとうございます。「インクルーシブ防災」の考えが広まればいいなと思います。(宮城県岩沼市)
◆夏に逝った母の分と共に。(兵庫県明石市)
◆今年も送金できることに感謝です。突然にして亡くなられた方々に心よりご冥福を祈りつつ。
 皆さまどうぞお元気でご活躍ください。(島根県松江市)
阪神淡路大震災から21年。
友人や家族を失った悲しみを抱えつつ、
自身の明日を夢見て、今日を:懸命に生きるほか・・・。
どうか、共に!
ゆめ風事務局員 福本

救援金をお送りしました

去年の5月に八幡理事と訪問した、福島県二本松市の、「特定非営利活動法人コーヒータイム」に、
5,000,000円を送金いたしました。
去年の月に、私と八幡理事がお邪魔しています。
(過去記事 は こちら
就労継続支援B型作業所として、カフェを運営。
東日本大震災により町全体が避難区域となり、利用者やスタッフは二本松市をはじめとして各地への避難を余儀なくされました。
仮の作業所として運営していた場所がかなり手狭で・・・。
今後を考えると広い場所へ移りたいとおっしゃっていました。
そして、やっと移転先が決まったとのこと。
新しくスタートするのに、もろもろ費用がかかるということです。
移転し、再々スタートをきったときには、またお邪魔してこようと思います。
皆様のご協力は、このようにしっかりと必要なところへ届き、障害者の集える場所へ、仲間と笑ったり泣いたりできる、大事な場所の確保に使われています。
皆様、本当にありがとうございます。
(な)

1月9日:街頭募金のご報告

冬将軍がやってきた1月9日、恒例の街頭募金が行われました。
ビル風がビュービュー吹きます。
気温は10度。
いつもの年より暖かい日々が続いていたので、参加者のみなさん、「寒いね~」と。
足元を毛布でくるむ「完全防寒仕様」の車いすユーザーもいました。
さすが~!

「東日本大震災から、もうすぐ5年です。復興にはまだまだ時間がかかります。
皆様のご協力をよろしくお願いします!」と声を張り上げるも、忙しそうに歩いていく人、人、人・・・。
そんな中、コーヒーの空き瓶いっぱいに小銭を持ってきてくださった男性がいました。
「小銭、集めててん。いっぱいになったしな。土曜日にやってるやろ、あんたら。今日、持ってきてん。」
ずしり、と、重みを感じます。
私たちに、いろんな思いを託してくださる皆様。
いつも手伝いに来てくれるボランティアさん。
準備から撤収までしてくれるパーティ・パーティの皆さん、ありがとうございます。
募金額   59,600円
参加人数     26人
次回はもっと寒い??2月13日です。
何かしたいけど・・・というかた。
一緒に大きな声を張り上げたり、身振り手振りでやってみませんか!
(な)

21回目の1.17

今日から、大荒れの天気という予報ですが、皆様がお住まいの地域は大丈夫ですか?
さて、昨日は21回目の「1.17」でした。
ニュースなどでもご覧になったかたが多いと思いますが、追悼行事の数や参加者は、
20年の時に比べ、だいぶん減ったそうです。
震災を知らない子供たちが大人になり、高齢化も進み、あの日あのときあの場所で起こったことを
知っている人は、これからますます少なくなりますね。
20年経っても、愛する家族や友人、たいせつな人を失った記憶は、風化することはなく、また傷が癒えることも、難しく・・・。
そんなときだからこそ、次の世代に語り継ぎながら、阪神淡路大震災での経験を活かし、
活動していこうと、ゆめ風基金一同で、改めて気を引き締め、一歩一歩、進んでまいります。
犠牲となられたかたのご冥福を心からお祈り申し上げます。
どうか。
安らかに・・・
(21年目の日の決意)

ヒデの救援レポート、016年1 月14日:185:

いよいよ、2016年の幕が開けました。
みなさんは、この年末年始をいかがお過ごしでしたでしょうか?
もちろん、年末年始は、人間が作った約束事で、他の生き物には、関係ない事柄です。
サルもイヌも象も、季節の移ろいには反応しても、新年年末は関係なく、生きています。(笑)
にしても、人間世界では、メディアが、自然災害が来るぞぉと、脅し情報を垂れ流しました。
自然災害がおこらなければそれに過ぎることはないのですが、やはり自然災害は、人間の力では、コントロールできないシロモノだから、用心するに越したことはありません。
ゆめ風基金も、東北被災地の当事者団体とつながり、息の長い支援を行いながら、新たなる自然災害に向き合いつつ、防災活動を強めます。
阪神・淡路大震災から20年、東北大震災から5年の内外で学んだ経験を生かし、支援金を集めて、いざに備えて身構えて行きたいと考えています。
腰を落ち着けて、今以上に、みなさんのお力添えを得て、支援金を集めるので、ご助力をおかしください。
この:hideのリポート:も、方針を変え、不定期になっても、キチンと発信し続ける気持ちでいっぱいです。
何卒、みなさんのお力添えをお願いします。
2016年の新年に当たり(笑)hideのお願い事です!
みなさんへ!hide拝


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これまで届けた救援金
359,850,649円(2015年12月28日現在)
内・東日本大震災救援金総額
298,442,139円(2015年10月19日現在)
ただいまの基金残高
250,688,993円(2015年9月30日現在)
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。
自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。
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【東日本大震災救援活動の中のhideの風景】
「吾亦紅」と名付けられた植物は、小さな赤い花をつけます。
大輪の紅薔薇のようにではなく、ひっそりと。
大きな声、叫び。
大勢の群集の権利要求、強い権力ではなく、小さく、ひっそりと。
しかし、その大勢の人たちと同じように、わたしにも、赤い血潮がしっかと流れているんだぞと、「われも、また、赤い『吾亦紅』と咲くのです。


●たむら市民ネットニュース13号
「フクシマ、ナウ!」その4
2011年6月30日、国は福島県伊達市内の113世帯を初めて『特定避難勧奨地点』に指定し、その後、伊達市の他の地点や南相馬市、川内村の計282世帯に指定を増やした。
さて、この:特定避難勧奨地点:の住人94世帯を含めて近隣世帯住人112世帯合計206世帯808人が、2017年4月末からの避難解除を前に、今年4月17日、国に避難解除撤回に向けて提訴した。
この訴訟の強みの1つは、係る住人が一体となり、行政区長が全員参加していることだ。
この訴訟の争点は、事故前の公衆被爆線量年間1ミリシーベルト以下の生活環境に戻すことができるのか?
国が採用しているICRPの勧告は、年間被爆線量1-20ミリシーベルトの最小値から選択することとしているところを、最大値の20ミリシーベルトを当初から採用している違反。
さらに原子力基本法では、「民主・公開・自主」を重んじることが規定されているところで、避難解除に対する説明は:民主:的ではなく、特に:特定避難勧奨地点:の住人に対しては:住人説明会:は一度もなかったことなど、国の:避難政策:を正面から問う初の訴訟として、係争中だ。
●損害賠償訴訟
京都、大阪、神戸地裁等で自主避難者:福島県外者含む:らが:避難の権利:と:損害賠償を求める訴訟を行っている。
京都では第3次損害賠償原告を含めると、58世帯175人が原告団となり係争中だ。
これまで7月7日までに、12回の公判の中では、国、東電の特に:津波:に対する、:シビア・アクシデント:対策を追求し、予見可能だった資料を提示しながら、国、東電の:無為::無策:ぶりを強く追記している。
全国各地裁で係争中の損害賠償訴訟の中では、各地裁 に関わる各原告弁護団は、原告の:避難の権利:と:損害賠償:を勝ち取るために縦横に関連して共闘している。
当然、国、東電も各地裁での弁明は全く違わない内容で応戦している。
とりわけ、:京都地裁で行っている損害賠償訴訟は全国各地裁行っている同様の訴訟の中でも注目を浴びている:と原告弁護団事務局長の田辺さんは言う。
それは『裁判長が好人物であるので、任期中に良い判例を取り付けて、他の同様の訴訟に有利な展開を巻き起こしたい。』そうだ。
今後の攻防の中では、実質的な損害賠償の費用について、審議が開始されるという展開を行う。
●この本編は、まだまだ続くとありますが、hideの救援レポートでは、最後に、とりあえずしておきます!
以上

シンポジウムのお知らせ

お正月、お休みだったかたは、ゆっくりできましたか?
また、仕事だったかたも、本当にお疲れさまです。
さて、新年がスタートしました。
今年もゆめ風基金はいろいろと発信していきます!ということで、3月にシンポジウムを開きます。
2日連続です!
詳しくはこの↓をクリックしてください。
シンポジウムのお知らせ
①「福祉サービス事業者のBCPについて考える~事例報告とワークショップ」
事業継続計画(BCP 【business continuity plan】)は、災害などのリスク発生後に、いかに早く事業・業務を再開させるか、中断させないようにするかを平時から考えるというものです。
その福祉事業版をもっと手軽に作成できないか、をみんなで、考えていくものです。
特に、事業所を利用する障害者の目線からも考えていきたいので、当事者の皆様の参加をお待ちしています!
日時:2016年3月26日(土)午後2時~4時
場所:大阪市立市民交流センターひがしよどがわ4階401
入場無料、事前申し込み不要です。
②「原発と障害者」
福島県在住の障害者や支援者たちをパネラーにお招きし、福島の事故を教訓に、今後どうしていくのか、
また原発事故が今後起こったらどうするのか、というとても重い課題について、考えたいと思います。
日時:2016年3月27日(日) 午前10時~12時
場所:大阪市立市民交流センターひがしよどがわ1階講堂
  (地図は上記チラシの2枚目にあります)
入場無料、申し込み不要ですので、皆様、お誘い合わせの上、ご参加ください。
パネラー
青田 由幸(福島県南相馬市NPOさぽーとセンターぴあ代表)
今村 登(江戸川区:自立生活センターSTEPえどがわ代表)
設楽 俊司(福島県郡山市在住:障害当事者)
鈴木 絹江(福島県田村市:NPOゆうとぴあ代表)
鈴木 匤(福島県田村市:市民ネット代表世話人)
水谷 真(名古屋市AJU自立の家、わだちコンピューターハウス所長)
コーディネーター
八幡 隆司(大阪市 認定NPO法人 ゆめ風基金理事)