【熊本地震】ボランティア募集のお知らせ

現地入りしている八幡理事からです。


八幡です。
「被災地障害者センターくまもと」が応援ボランティア募集を開始しました。
福祉経験1年以上で、1週間程度以上入って下さる方が助かります。
寝るところはありますが、布団がないので、寝袋持参でお願いします。
詳しくは「熊本障害者労働センター」(ここがセンターを兼ねています)にお問い合わせください。
〒861
熊本市東区長峰西2-6-11
電話 096-234-7728
e-mail: hisaitikumamoto@gmail.com
やることは当面障害者のニーズ調査や、被災地障害者センターくまもとの広報活動となります。
現地に行ける方はよろしくお願いします。

【熊本地震】八幡理事、2度目の被災地へ~現地報告

4月29日
熊本空港に午前11時到着。
大阪ボランティア協会の人たちと空港で合流。
まずは熊本学園に行き、花田先生に話を伺う。
現在避難者は100名程度ということ。障害者(高齢の方が多い)が20名ほどいる。
学生ボランティアは多くいるが、身体介助的なことはさせていないということ。
特に夜間の見守り体制が不安で、今のところ、5月2日までは何とかなったが、それ以降が決まっていない。
男女2名ずつくらいの介助できる人手が必要ということでした。
つぎに「被災地障害者センターくまもと」を訪問。
事務局長の車いすユーザー・東さんが、何やら大工仕事をしていて忙しい様子。
共同連から3名の応援が駆けつけていた。
ひとりは「名古屋わっぱの会」の羽田さん。
もうお一人は北海道の「さっぽろ障害者活動支援センター」の石澤さん。
東さんからは「今晩、今後の方針について打ち合わせをするから花田さんと連絡を取って」と言われ、連絡したら大丈夫とということで、今晩の会議が決定。
なので、私たちは会議までの間、西原村の「たんぽぽ作業所」を訪ねることにする。
道中、お巡りさんが信号ごとに立っていて、何かなと思ったらちょうど安部首相が来ているらしいとのこと。
行き先が同じ西原村。
渋滞などで「たんぽぽ作業所」に行くのに少し苦労しました。
今は、炊き出し用のガスや釜がほしいとのこと。
「ゆめ風」救援金の申請用紙を渡しました。
作業所内の壊れた備品や修理代などは、後で申請してもらうことに。
(申請があり次第、送金予定です)
その後、南阿蘇へ行こうとしましたが、あちこちで通行止めがあり、夜の会議があるので行くのを断念。
「もう少し南側にあるオレンジロードと呼ばれる農道が唯一入り込める道だ」というのを、通行止めのところにいた警備員さんに聞きました。
夜にはみんなで今後の方針について打ち合わせをしました。
事務所の体制が整い次第、全国からボランティアの応援を求めることを決めました。
(続く)

【熊本地震】NHKハートネットTVのお知らせ

NHKハートネットテレビの担当ディレクターから、八幡理事あてにメールが届きました。
下記、転載します。
ここから
【ハートネットTV放送のお知らせ】
熊本地震から、まもなく2週間。
避難生活が長期化する中、被災した障害者や高齢者の体調悪化も心配され、支援が急がれます。
『ハートネットTV』では、先週に引き続き、今週も27(水)28(木)の2夜にわたって
現地の障害者や高齢者について生放送でお伝えします。手話・字幕・解説放送つきです。
 ⇒番組内容
4月27(水)20:00-20:29 Eテレ 緊急報告 熊本地震③ どう支える被災した障害者
日常的に、たんの吸引やチューブによる栄養注入などが必要な医療的ケア児と家族のおかれた現状を報告。
どのような支援が必要か考えます。
出演 戸枝陽基さん(全国医療的ケア児者支援協議会代表)
電話出演 菊本圭一さん(日本相談支援専門員協会 代表理事)


4月28(木)20:00-20:29 Eテレ 緊急報告 熊本地震④ どう支える被災した高齢者
介護など支援が必要な高齢者はいま、どんな課題に直面しているのか。そしてどのような支援が必要なのか考えます。
出演 新田國夫さん(医師)
【被災された障害者、高齢者、ご家族・支援者のみなさま】
お困りのこと、避難所で必要なこと、今求めている支援など、どんなことでも構いません。
みなさんの声をお寄せ下さい。
声をお寄せください
***
どうぞよろしくお願いします

【熊本地震】被災地障害者センターくまもと事務局長東さんから~報告

「被災地障害者センターくまもと」事務局長・東さんからの活動報告です。
ここから
「4月25日」
午前9時、JDFの一行(幹事会議長/藤井、DPI/崔、育成会/長瀬、リハ協/原田、みんなネット/小幡)を熊本空港でピックアップ。
2台に分乗して、まず学園大の避難所に案内、障害があっても排除されないインクルーシブな避難所を目指していることを説明。
午前11時、県庁訪問。
県庁側(伊豆野子ども・障がい福祉局障がい者支援課審議員/井上同課長、牛島同課社会参加支援班課長補佐)に、藤井/原田より東日本大震災時の活動を説明、東より公的支援の網の目からこぼれ落ちる障害者支援のために「被災地障害者センターくまもと」を設立したことを報告、障害者の情報を開示、緊急車両の指定などを要望。
県側から、支援体制の環境整備や県主催の情報交換会の開催など一定の前向きな回答がありました。
午後1時から県の福祉センターでJDFと県内障害者団体等との意見交換会を開催。
JDFのほか、地元から①県精神障害者福祉会連合会、②豊かにする会、③きょうされん、④県発達障害当事者会、⑤県聴覚障害者情報提供センター、⑥県視覚障がい者福祉協会、⑦ヒューマンネットワーク熊本、⑧全脊連熊本県支部、⑨熊本市心の障害者家族会、⑩NPO法人あゆみ、⑪福祉生協、⑫NPO法人凹凸ライフデザイン、⑬NPO法人就労特化型支援団トリニティ、⑭県身体障害者福祉団体連合会、⑮県身体障害児者施設協議会、⑯県ろう者福祉協会、⑰熊本障害者労働センターの17団体。県庁から伊津野、牛島、中島の3氏。その他県外からの支援団体や個人あわせて総勢40名ほど参加。
熊本県のろう協の松永さんは、KDFの会長として広く参加と協力を呼びかけていただきましたが、詳細を書く余裕はありません。
大枠としては、「被災地障害者センターくまもと」は
・ゆめ風基金からの資金提供とJDFからの人的支援を基礎に、KDF(くまもと障害フォーラム)に参加している団体をはじめとして幅広く結集し、
・地元の障害者団体がそれぞれの活動は活動として行いながら、お互いに支え合あうこと
・特に、福祉の支援に結びつきの弱い在宅障害者については、これを掘り起こし、そのニーズに応える支援活動を展開すること
などが多くの共通理解になったと思います。
そのあと、県の福祉事業団の施設が福祉避難所の指定を受けたことにより娯楽室、プレイルーム、訓練室を避難所として開設しているが手狭になっているので、JDFが避難所指定より前に予約した会議室をどう利用するかについて、JDFと福祉センター、点字図書館、聴覚障害者情報提供センター、福祉生協との間で調整会議を行い、JDFからの支援者の派遣が始まるまでは、予約した会議室を利用してもらうという結果になりました。
その後、JDFのメンバーとともに熊本市役所を訪れ、対応に出た田中障害支援部長に対して、県の訪問の時と同趣旨の説明と要望を上げたところ、既に障害者の公的データについては、視覚障害については開示していることを確認後、解散。
なお、被災地障害者センターくまもとに、いくつのかのSOSがあり、ヘルパーを派遣するなど、支援活動を開始。
4月26日
JDFのメンバーとともに、西原村役場にて日置村長と面談。
やはり県の訪問の時と同趣旨の説明と要望を上げ、村の社協や民生委員と協力しながらやりましょうと前向きの返事を戴きました。
村役場の横には剣道場と柔道場の体育館があり、避難所となっていたが、車いすの男性はそこを利用しているが、寝泊まりは車中で行っているとのこと。
ほかに障害者はほとんど見ないとのこと、でした。
連絡先を交換し、何かあったらこちらに連絡するように依頼。西原村のキーパーソンとして動いてくれそうでした。
なお、彼が住む役場の南側の布田地区はほとんど壊滅状態でした。
その後、益城町に向かいましたが、益城の寺迫の知人の高齢者宅にいってみましたが、その地域は、ほぼ全域が壊滅状態でした。
益城町の健康福祉センターは、町役場が立ち入り禁止の状態になっているので、町役場の対策本部が置かれていましたが、同時に多くの人たちの避難所となっていました。
しかし、障害者はほんの数人しか確認されていない状態で、ほんとにどこに行ってしまったのか!!でした。
町長さんには会えませんでしたが、森永教育長と福祉課長さんに対して、これまで同様の話をし、町の社協や民生委員と協力して支援を行うことに前向きの感じを受けました。
その後、JDFのメンバーと、今後も協力し合いながら進めていきましょうということで、別れてきました。
なお、今日、5台くらい独自の移動手段を確保したいと思っていましたが、まずは8人乗りくらいのワゴンを納車してもらいました。
今日までの状況は概略以上の通りですが、早く実働に入れればと思っているところです。
2016/4/27 被災地障害者センターくまもと 事務局長 東 俊裕

【熊本地震】救援金送付しました

【熊本地震】
「被災地障害者支援センターくまもと」の活動支援のため、昨日(4/26)5,000,000円送金しました。
事務所のトイレ改修や、車(リフトカー)を3台かったり、専従職員の当面の人件費などの活動費です。
まだまだ東北の支援も必要です。
熊本地震も、「終息」が見えない中、九州もしっかりした支援が必要です。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

【熊本地震】災害時の「発達障がい児・者支援」について」

国立リハビリテーションセンター研究所の北村さんが下記の内容でメールをくれました。
転載します。
ここから
すでにご存知かもしれませんが、
熊本県ホームページに、「平成28年熊本地震 災害時の「発達障がい児・者支援」について」が掲載されました。
発達障害関係の相談窓口、災害初期の留意点の記載があります。
熊本県ホームページ
ここから全文コピペ~
★★★被災された発達障がい児・者及びご家族の方へ★★★
 ご自宅や避難所でお困りはないですか。次の発達障がい者支援センターにおいて、相談、支援を行なっています。まずはご相談ください。
【相談窓口】
 ○北部発達障がい者支援センター「わっふる」 (菊池郡大津町森54-2)
  ※主に荒尾・玉名、山鹿、菊池、阿蘇、上益城にお住まいの方
   電話 096-293-8189
   FAX 096-293-8239
   http://www.waffle-kumamoto.com/
 ○南部発達障がい者支援センター「わるつ」 (八代市永碇町1297-1森内ビル201)
  ※主に宇城、八代、芦北・水俣、人吉・球磨、天草地域にお住まいの方
   電話 0965-62-8839
   FAX 0965-32-8951
   http://www.hikawagakuen.com/waroots/
 ○熊本市発達障がい者支援センター「みなわ」 (熊本市中央区大江5丁目1番1号)
  ※主に熊本市にお住まいの方
   電話 096-366-1919
   FAX 096-366-1900
   http://www.kumamoto-minawa.com/
● 参考資料 ● 市町村障がい保健福祉主管課の連絡先一覧
★★リーフレット(発達障がい児者支援関係)のご案内★★
 ○「災害時の発達障害児・者支援について(厚生労働省)」
   発達障がい児・者のご家族の方や市町村の支援の担当者向けになっております。ご活用ください。
● 参考資料 ● 熊本県版
熊本市版
 ○「医療従事者向け被災時の知的・発達障害のある人の支援」
    医療関係者向けの内容になっております。
● 参考資料 ● 医療従事者向け被災時の知的・発達障害のある人の支援
 ○「子どもの心のケアのために」、「こころとからだのケア」
    発達障がい児者支援を含め、心のケアにかかる内容になっております。
● 参考資料 ● 子どもの心のケアのために(日本小児科医会のパンフレット)
こころと身体のケア(自分でできる対処法)
★★発達障がい支援関係機関リンク★★
 その他、災害時の発達障がい支援の情報等を掲載している関係機関のホームページです。
 ○発達障害情報・支援センター http://www.rehab.go.jp/ddis/
 ○日本自閉症協会 http://www.autism.or.jp/
 ○国立成育医療研究センター http://kokoro.ncchd.go.jp/
  
相談窓口: 熊本県健康福祉部子ども・障がい福祉局
障がい者支援課発達障がい・療育支援班
電話
(県庁代表)096-383-1111
(障がい者支援課直通)096-333-2235、2237
FAX:096-383-1739
E-mail:shogaishien@pref.kumamoto.lg.jp

被災地障害者センターくまもと

倉田さんのfacebookより転載します。
4月22日(金) 第3回被災地障害者センターくまもと会議
テーマ 各団体の現状と共有
・市内の生活介護支援センター(通所)
 最重度の利用者が20名ほど。内半数は避難所生活。天草や福岡に避難した人もいる。支援員も被災していて気持ちがピリピリしている。避難所から通うのが4名。
 送迎は出来ているがセンターの水道が出ないので風呂が使えてない。お湯を沸かして行水で対応。
・相談支援事業所
 浸水して機能停止した事業所が1ヶ所。市の委託事業所は利用者の安否確認が出来ている。計画相談のみ受けてる事業所は安否確認が出来てるか、不明。
・きょうされん
 昨日までに全利用者と連絡がついた。事業所が避難所のようになってるところが県内に5ヶ所ある。利用者と家族が一緒に避難してきている。一週間が過ぎて職員も疲弊している。
・ヒューマンネットワーク熊本
 昨日の段階で、18名の利用者が熊本学園大学のホールに避難中。家に帰りたい人も増えて来てるが家の片付けが出来てなく、片付けを手伝ってくれる手助けがほしい。名簿が家の固定電話の人も多かったので、連絡がつかない人もいる。
・視覚障害者団体から 
 昨日、熊本市に要援護者名簿の提供を要請したところ出してくれた。5~600人くらいはあるか。名簿を利用して安否確認を進めたいが電話かけが3組でしか出来てなくなかなか進まない。家族と避難所で暮らしてる人で、日中家族が仕事へ行くとトイレに行けないという悩みがある。家族と車中泊の人も何人かいる。
・難聴者、中途失聴者から
 会員50名の内1名まだ安否確認ができていない。車中泊2名、避難所4名。避難所ではテレビに字幕がなく情報が得られない。補聴器等に電池が無くなると全く分からない。何とか電池を集めている。
・発達障害児の支援団体から
 車中泊してても変化に対応できず、危険な家に戻ってしまう子どもがいる。子どもが地震に怯えていて母親から離れず片付けが出来ない。主治医が変わると動揺する子もいる。感覚過敏で避難所の音や臭いに耐えられない人もいる。困っていることを発信出来てない当事者が少なからずいる。安心して過ごせる居場所や悩みが共有できる場がほしい。一時的にでも宿泊できる場所を貸してほしい。
以上、切実な問題が見えて来ました。

【熊本地震】八幡理事の現地報告№4(20160421:19:00)

現地報告第4報
今日は(4/21)昨日「やまびこ」の篠原さんから紹介された被害のひどいところだという作業所2か所を訪問する。
朝、連絡を取ると、西原村の「にしはらたんぽぽハウス」の施設長上田さんは午後が都合がよいとのこと。
益城町の「九州ラーメン党そよ風福祉作業所」の代表浜田さんは11時ごろならOKということで、朝に少し余裕があり、東弁護士と打ち合わせのため熊本学園大へ。
ところが東弁護士と連絡を取ってみると、水等の準備があり、ここへ来るまでにまだ時間がかかるということで、少し早めに益城町へ出発。
(そよかぜ福祉会はB型の作業所で、規模は利用者20名、利用者の安否確認はできており、全員無事でほとんどの方が避難所に避難しているとの事。地域にむけて震災直後からラーメンの炊き出しを行っていました。同行の福田さん情報)
そよ風福祉作業所があるところは、横に川があるが、護岸がすべて崩れていた。
ナビでたどり着いたのは教会の建物。
駐車場でラーメンの炊き出しをしていると聞き、裏手へ回るとしっかりラーメンの手配が完了していた。
そこの職員さんに代表はいらっしゃいますかとたずねると、やはり案内されたのは教会の中。
やがて代表の浜田さんがやってきていろいろと話を聞く。
利用者も家が住めなくなっている人が多く、親せき宅などに避難しているものも多いという。
避難している人についてはこの炊き出しに呼んで、一緒に過ごしているという。
自宅も全壊に近い状態で、今は車で寝泊まりの状態だといいます。
なぜラーメンなのかと聞くと、元がラーメン屋さんだったということ。
障害者と出会い、15年ほど前から作業所をしていた。
当時は補助金は年間75万円だったが、自立支援法ができてずいぶん楽になったと聞きました。
東日本大震災以降に牧師となり、教会の掃除等を請け負う形で利用者の受け入れをこの教会にしているという。
水はまだ出ていないが、利用者やボランティアの寝泊まりする場所として、今後教会を開放する予定と聞きました。
断水はまだ続いているとのこと。
部屋の中のピアノは倒れていましたが、建物そのものは大きな被害はない模様。
ただ近隣の家、隣の代表の家を見れば、ここが相当揺れた様子がうかがえました。
地震後、被災しながらも炊き出しはずっと続けているそうで、東日本大震災の時もあちこちに炊き出しに行っていたといわれてました。
午後の訪問までは少し時間があったので、再び熊本学園大へ戻り東弁護士と打ち合わせ。
東さんは車いすなので、熊本障害者労働センターが持っているIncという相談支援事業所の構造についていろいろ聞かれました。Incが今後の被災地障害者センターくまもとの拠点となります。
スロープはあるもののトイレの改造は必要で、スロープのついているところが玄関ではないので、鍵がどうなっているかなど、東弁護士自身が被災地障害者センターに詰める気満々という感じでした。
最初にすべきこと、少したってからすべきことなどのレクチャーをしてきました。
ただ東弁護士は体調が悪化しており、あまり無理をなさらないでほしいと思います。
午後からは西原村の「にしはらたんぽぽ作業所」に行きました。
たんぽぽ作業所には利用者などが避難所として利用している傍ら、すぐ近くの公民館に100人ほどの避難者がいるということで朝、昼、晩とそこの炊き出しをしているとのことでした。
建物は一見何事もないようですが、坂道の途中にある作業所のため、片一方の土手が崩れているのが不安とのことでした。
今はみんなが寝泊まりするだけのスペースを設けたが、当初は仲がぐちゃぐちゃだったと写真を見せていただきました。
よく見ると部屋の中の棚はガラスが全部ない状態。
事務所部分は片付けが後回しになっているらしくぐちゃぐちゃで、部屋には入れない状態でした。
「だから今はメールをもらっても見ることができません。」とおっしゃってました。
普段の作業は、ここでとれた野菜を利用して、レトルトカレーを作ったり、缶詰を作ったり、ようかんを作ったりと、主には加工の仕事。
機械が動くかどうかはまだ試してないのでわからないとのことでした。
ここでも「何か困ったことがあったら、ゆめ風基金まで連絡をください」ということと、「今は現地の支援センターもできています」
ということを伝えました。
「何か足らないものがあったら教えてねって、いわれるんだけど、今は炊き出しのためのプロパンが一番ほしいのよね」と自分のことよりの他への支援のことを真っ先に考えておられます。
利用者のみならず、近所で困っている人がくると、気軽に「ご飯食べた?ここにはいくらでもあるか食べて行ってねえ」と次々に訪問してくる方々にも声をかけられているのが印象的でした。
でもこの作業所は物資がいっぱい並んでいたり、大きな炊き出しの窯があったりと、作業所というより「避難所」のような様子でした。