障害者権利条約批准・インクルーシブ教育推進ネットワークより
去る8月12日、北海道七飯町で、大谷・一木両氏を講師に迎えて、「東日本大震災救
援講座」-子どもたちの明日-学校・地域で支え合う教育福祉-を開催しました。
準備や当日の様子から、学校、地域のインクルージョンが、こうした小さなまちで
も動き始めたという想いを強めるとともに、本講演会の日程を待つかのように公布され
た「改正障害者基本法」の趣旨を学び取り、私たちの基本法として運用させる運動を構
築する必要性をも痛感したところです。
なお、参加者200名という、七飯町内で開かれる一般講演会としては桁外れの規模と
なり、関係者一同、ゆめを追って開催した価値をしっかりと確認し合うとともに、講師
をお引き受けいただいた両氏のお心遣い並びにインクルの皆さんのご支援に対しまして
、ここに衷心より深謝申し上げる次第です。
なお、講演会等を通して寄せられた救援金、129,523円を、「ゆめ・風基金
」に送金いたしました。
参加者、お手伝いをいただいたボランティアの方々、後援をいただいた多くの団体
の皆さまにも合わせて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
社会福祉法人道南福祉ねっと
成田 孝四郎
団六さん自ら募金箱を持って浄財を集めてくださいました。
NPO法人 ゆめ風基金
代表 牧口 一二 様
前略
先日メールさせていただきました (財)日本ダウン症協会の平井万里子です。
昨日16日、繁昌亭での露の団六さんのバリアフリー寄席は無事終了しました。
お陰様で、ゆめ風基金の募金をステージから呼びかけていただき、添付の写真の通り
団六さん自ら募金箱を持って浄財を集めてくださいました。
合計 22,528円 私がお預かりしております。後日、責任を持って寄付に伺います。
昨日のバリアフリー寄席の模様は、関西テレビさんが取材してくださいました。
以下の番組サイトで<一緒に笑おう バリアフリー寄席><バリアフリー寄席>で
写真入記事と動画で御覧いただけます。
http://www.ktv.co.jp/news/date/20110816.html まずは ご報告まで。 草々
平成23年 8月17日 JDS(財)日本ダウン症協会 奈良北支部
支部長 平井万里子 拝
(昭和プロダクション 加藤万里子)
永六舗さん、小室等さんと話そう会 イン 長町
8月23日(火)、仙台のあすと長町仮設住宅に、永六輔さんと小室等さんが来てくださることになりました。
6月4、5日の「とっておき音楽祭」に小室等さんの出演をお願いしたところ、快く引き受けてくださり、被災地の市民の方々に大変喜んでいただきました。
前日に岩手でライブをされていたこともあり、詰まった日程の中で時間をつくっていただいたのでお疲れのことと思いましたが、小室さんの方から「被災地障害者センターみやぎ(CILたすけっと)」に行こうと言ってくださり、及川智さん、井上朝子さん、「被災地障害者センターいわて」の今川幸子さんをはじめ、被災障害当事者と交流されました。
それ以後、小室さんのFM番組への電話出演などを依頼されたりと、被災地の障害者に思いを深めていただいています。
小室さんが永さんに被災地障害者センターのことをお話され、「それじゃ、二人で行こう」ということになり、小室さんからゆめ風基金に電話がありました。
ゆめ風基金の事務局からその話を仙台の「被災地障害者センターみやぎ」にしたところ、どうしても津波の被害の大きい場所にみなさんの目が行ってしまうけれど、センターの近所にある「あすと仮設住宅」に来ていただきたいということで、このイベントが実現したのでした。
わたしたちは永六輔さんと小室等さんの、ゆめ風基金への深い思いに感謝しつつ、被災地の障害者が地域の人たちに元気になってもらいたいと願う気持ちに、心が洗われる思いです。
永六輔さん、小室等さんと、たくさんの人たちの心が重なって実現したこのイベントが、被災地の方々にとって心休まる時間になることを願ってやみません。
ゆめ風基金からも3名がスタッフとして参加させていただきます。
永六舗さん、小室等さんと話そう会 イン 長町
2011年8月23日(火)17:30~19:30
あすと長町仮設住宅 交流広場 入場無料
6月5日 仙台 とっておきの音楽祭 小室等さん、こむろゆいさん
ユーチューブにたくさん、アップされています。
被災地のゆめ風基金会員様よりの手紙
被災地のゆめ風基金会員様よりの手紙
暑中お見舞い申し上げます。
暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
震災では床上浸水になり、友人、知人と多くの人達が、亡くなったり、いまだ不明の人もおり、悲しみの中におります。
私も水に流されたりと大変な思いをしました。
暑さ厳しき折ご自愛くださいませ。
第26回リハ工学カンファレンスin大阪 障害者当事者セッションのお知らせ
片岡です。
中之島公会堂大集会室って、1000人入れるあの講堂でしょ?
前方の座席をしまい込めば車いすもたっぷり入れるあの講堂。
ともかく座席は心配ない?
ちょいと調べてみました。
名 称 第26回リハ工学カンファレンス
主 催 日本リハビリテーション工学協会
主 管 第26回リハ工学カンファレンス実行委員会
開催日 2011年8月24日(水)~26日(金)
一日参加(論文集なし)
・非会員 5,000円
・学生 3,000円
3日間で参加費15000円の「覚悟がいる」「学会」です。
宣伝するのは一般公開で無料です。
有料部分でこんなのがありました。
(資料なしなら、黙って無料で入り込める?)
特別講演
テーマ:権利としての「合理的配慮」におけるリハ工学の役割
講師:尾上 浩二氏(内閣府障害者制度改革審議会 総合福祉部会 副部会長)
日程:平成23年8月26日(金)13:50~15:50
以下、定藤研MLからの貼り付けです。
一部編集しています。
メインストリーム協会は西宮市にある自立生活センターです。
第26回リハ工学カンファレンスin大阪 障害者当事者セッションのお知らせ
(大阪大会実行委員会 委員長 古井 透 大阪河崎リハビリテーション大学教授)
日本リハビリテーション工学協会の第26回リハ工学カンファレンスin大阪では障害者当
事者セッションとして下記のセッションを行ないますので、ご参加ください。
8月25日(木曜日)
時間 15:15~17:10
中之島公会堂1F大集会室
一般公開、手話通訳付き、事前登録不要
参加費無料で会員以外の方も参加していただけます。
報告とディスカッション
「東日本大震災への障害者被災の実態と支援活動および、障害当事者派遣プロジェクト
について」
座長
日本リハ工学協会理事、(有)車座 代表取締役社長:巴 雅人 氏
報告者1
特定非営利活動法人 ゆめ風基金 理事:八幡 隆司 氏
報告者2
自立支援センター メインストリーム協会 事務局長:佐藤 聡 氏
派遣障害者当事者:藤原 勝也 氏
司会進行(担当実行委員)山名 勝
<概要>
震災など災害時では、障害者の被災はより強くあらわれ、避難生活でも非常な困難を強
いられます。
震災発生後すぐに現地入りし、いち早く障害者支援に取り組まれてきた「ゆめ風基金(
阪神淡路大震災を期に災害時の障害者支援を目的に設立)」の八幡さん、障害者当事者
派遣プロジェクトの企画に携わり、支援活動をおこなっている「メインストリーム協会
」の佐藤さん、実際に現地に行って来た派遣障害者当事者の藤原さんを迎え、現地の障
害者被災の実情や問題点、支援活動について、報告とディスカッションを行います。
★このセッションは一般公開とし
「被災障害者の実態と支援について」
「新しい試みの当事者派遣プロジェクについて」
この二つに絞って報告とディスカッションをして頂きます。
造形ワークショップのチャリティ
ゆめ風基金 様
本日230,000円を送金させていただきました。
先日個展の際にチャリティー作品のコーナーを設けたところ、
28点の作品全て購入していただきました。
その売上金の一部を送らせていただきました。
私はイラストレーターですが、知的障がいがある方たちの造形ワークショップを毎年行っています。
彼らから教えてもらうことは人間としてとても大きくて
私自身いつも助けられているのです。
彼らと少なからず関わりのある私が、作品を通じて、今、出来ることは何か
と考えた結果、素晴らしい活動をしていらっしゃるゆめ風基金さんに
寄付させていただくことに決めました。
賛同して作品を購入して下さった皆さんのお気持ちと共にお届けします。
この度の震災被害を受けた障がい者の皆さんが、
これまでと同じ日常の生活を一刻も早く取り戻せるよう
使っていただけたらと思います。
チャリティーの作品の展示写真も添付致します。
どうぞこれからもひとりでも多くの方に
笑顔が戻るよう、活動を続けて下さい。
よろしくお願い致します。
井上リエ
ロサンジェルスからの手紙
ゆめ風基金の皆さんへ
私たちはロサンジェルス南部の郊外に住む、障がいを持つ子供の親たちの有志グループです。
ご連絡するのが遅くなりましたが、去る5月21日にトーランスという所で、ゆめ風基金の東日本復興支援募金プロジェクトに寄付したいとのみんなの想いから、ヤードセールをしました。
金額は米ドルで$1,295.07(日本円10,4071円)と少ないのですが、先日近畿労金へ送金させて頂きました。
数週間前から準備をはじめ、当日は朝6時から午後1時過ぎまで頑張りました。
地元の新聞にもお知らせを出した所、何人もの方が品物を寄付してくださり、又当日お手伝いに駆けつけて下さいました。
ゆめ風基金の皆さんの大変なご努力と行動力には本当に敬意と驚きの連続です。
本当にお疲れさまです。
私たちは海外で何の力にもなれませんが、応援しています。
どうぞ皆さんお体お大切にこれからもご活躍ください。
ありがとうございました。
ロサンジェルス・障がいを持つ子供の親たち有志より
今回だけ、そしてたった一度だけ言わせてください。
札幌在住のWと申します。
本日、わずかばかりの金額を送金させていただきました。
私は1男2女の、3人の子をもつ父親です。
そして、長男は自閉症児で一家5人で運命と闘いながら生きています。(もっとも健常者だって運命と闘って生きることに何の変わりもありませんが)
ゆめ風基金のことは今回の震災を契機に永六輔さんを通じて知りました。
本日、寄付させていただいたのは、昨日が娘の誕生日だったからです。
妻と話し合ったのですが、これからも子供たちの誕生日に合わせて、今できる最大の金額を送っていこう、と決めています。
現在私は事業に失敗し、今後自分たちがどうなっていくのかは、まったく見えていませんが、誰を見上げることなく、見下ろすこともなく、自分の運命と向き合って精進してまいります。
人様に向かって「頑張れ」というが私は大嫌いですが、どうしても他の言葉が思いつかないので、今回だけ、そしてたった一度だけ言わせてください。
頑張ってください。
豊能障害者労働センターからの手紙
豊能障害者労働センターが救援バザーと同時に企画しました被災障害者支援Tシャツは7月25日現在、3000枚を製作、販売することができました。
販売を開始した4月以来、豊能障害者労働センター機関紙「積木」をはじめ、豊能障害者労働センターホームページでの案内にくわえて、ゆめ風金の協力によりゆめ風基金の機関紙とブログで紹介されたことで、全国から注文が寄せられました。
また読売新聞など、マスコミでとりあげられたことでより広く被災障害者支援Tシャツと豊能障害者労働センターの活動を伝えることができました。
とくにガッツくんTシャツは個人の方はもとより、保育所や学校、福祉施設、時には一般企業から、「おそろいで着たいので」と、セットで注文して下さるケースも多く、そのおかげで1800枚をこえる人気となっています。
最初の企画では、16年前の阪神淡路大震災の時に製作されたものが現在に通用するのか、不安もありました。 しかしながら、販売をはじめると反対に「なつかしい」、「どの被災地でも<上を向いて歩こう>が歌われるように、障害者の救援Tシャツはガッツくんです」と言って下さり、ほんとうにガッツくんを復刻させてよかったと思います。
また今回は若い人が応援してくれました。前にも書きましたが、たまたまゆめ風基金のボランティアに来てくれた若い女性がガッツくんTシャツのことを知り、ご自身の知り合い、友だちにすすめてくれた他、インターネットを通じても呼びかけてくれたのでした。
彼女のネットワークだけで100枚近くを販売してくれたのですが、そのうちのひとつ、ハワイアンのグループがハワイにたつ直前にガッツくんTシャツを購入し、おそろいで着てくれたうれしい写真がハワイから届きました。
Nさんと、Nさんのよびかけに応えてくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。
そして、ご協力いただいたゆめ風基金に感謝します。
豊能障害者労働センター
永六輔さん登場!
永六輔さん登場!
7/11(月)の小室等さん50周年ライブ。小室さん縁の団体として、日本チェルノブイリ連帯基金さんと共にゆめ風のブースもライブ会場に出しました。共同の募金箱や、小室さん作曲のゆめ風応援歌・ゆめ風関連書籍の物販にゆめ風の活動紹介の展示などをしてきました。
ライブ終演後、ブースの片づけを始めていたところ、「ゆめ風の募金箱はこれ?」と、永六輔さん!どのお客さんよりも早く客席から出てきて、ゆめ風のブースに駆けつけてくれました。こっちは面食らって「え、あっはい」としか答えられず…。
永さんはそそくさと募金箱を持って、出てくるお客さんへ率先して声掛け。「チャリンでいいんで募金お願いします!」
そのフットワークの軽さと“チャリン”ていう謙虚さ。募金箱前は募金してくれる方々で黒山の人だかりになりました。なんだか最後の方は撮影会みたいになってましたが。
永六輔さん、募金してくださったお客さん、そして小室等さん、ほんとうにありがとうございました。おかげさまでたくさんの募金が集まりました。
お祝いの花の前で(ゆめ風基金も花を贈らせていただきました)。ゆめ風基金代表理事・牧口一二、副代表理事・河野秀忠