7/15「ゆめ風であいましょう in大阪」無事終了しました!その1

 

 

 

 

 

 

 

7月15日(土)、年に一回、近畿ろうきんさんとの協働イベント「ゆめ風であいましょうin大阪」が、ろうきんホールで行われました。

会場は満員のお客さま。熱気で冷房も効きにくかったりして、ご迷惑をおかけしました。

まずは、近畿ろうきん 山下理事長のご挨拶。(写真上部)
今年で4回目となった「サポートV報告会」。
このサポートVの説明もしていただきました。
そもそも・・・

東日本大震災 復興支援定期預金「サポートV」とは

「毎年3月末の残高をもとに寄付金を算定し、2021年3月末までの10年間にわたって、近畿ろうきんから寄付を行う社会貢献預金です。寄付先団体は、各被災地において、震災遺児支援を行っている「あしなが育英会」と被災障害者の支援を行っている「認定NPO法人ゆめ風基金」・支援の手が届き難い社会的弱者を直接支援しています。これまで6年間で1億2,210万円の寄付金を届け、10年間では1億5,690万円を見込んでいます。」

ゆめ風基金にも2012年から6年間で6100万円を越える支援金をくださっています。
このお金で延べ13ヶ所の障害者が働く場・生きる場などの設置ができました。

改めて深く御礼申し上げます。

次に、ゆめ風基金の牧口代表からも一言ご挨拶。


 

 

 

挨拶は苦手・・・と言いながらも、最近お気に入りの前掛けをつけて、暑い中お越しくださった皆様へ一言。

 

ここからは東日本大震災の被災地報告です。
最初は、あしなが育英会さんの「東北訪問記」。(写真上)
ご自身、親御さんを亡くされ、育英会の支援を受けながら今は大学生活を送っている西村さんは、「あしなが育英会東北レインボーハウス」の視察や震災遺児について報告。
『遺児、遺族の心の痛みが色あせることは一生ない』との言葉は痛みを伴って、深く心に刻まれました。

続いてゆめ風基金の報告は長崎が。

 

 

 

 

 

 

2016年度に頂いた1055万円が
①福島県二本松市のNPO法人コーヒータイム移転費用に500万円
②福島県いわき市のNPO法人なこそ授産所グループホーム新築費用に500万円
③岩手県宮古市NPO法人結人(ゆいっと)の放課後デイサービス用事業所をバリアフリーにする工事へ55万円

以上三か所に使わせて頂いたことを写真入りで報告しました。
それぞれの建物には、このようなプレートが貼られています。

 

 

 

 

 

20年、30年と語り継がれていく支援の証。
息の長い支援は、ありがたいことです。

そして、今日のために前日から大阪入りしてくださった、福島県二本松市のNPO法人コーヒータイム 理事長の橋本さんから、現在の福島についての報告が行われました。


 

 

 

 

 

あの震災時、原発事故のため、浪江町から二本松へ避難してきたご苦労、今ある偏見、ふるさとへの思いなど、やはり被災地のかたにお話頂くことの大事さを実感しました。

一つお詫びを・・・。
会場に痰吸引されていたかたが来られていて、私、恥ずかしくも工事の音と勘違いしてしまいました。
当事者のかたを傷つけてしまい、本当に申し訳なかったです。
心からお詫び申し上げます。

その2に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7/12 おおさか災害支援ネットワークに参加しました!

7/12日、なんばIサイト(アイサイト)で、「第10回 おおさか災害支援ネットワーク」が開かれました。
大阪府内の企業や社協、ボランティア団体などが集まり、日ごろから連携を取りあい、災害が起こった場合には、それぞれの特徴、特技を活かすネットワーク作りが目的です。

ゆめ風からは、私・長崎と、東が参加しました。
今回は、22団体が持ち時間12分で自分たちの活動をプレゼンテーションしました。
(参加団体はもっとありました)

なんとなく活動をしているのは知っているけど・・・という団体の概要を詳しく知るいい機会でした。

ちょうど九州豪雨災害の直後でしたので、いち早く現地に入った団体からの報告は、皆さん、食い入るように聞き入っていました。

改めて、災害はいつどこで起こるかわからないからこそ、日ごろの連携=顔の見えるつながりが大事だと確認し合った会合でした。

次回の開催は未定ですが、皆さんも良かったら参加されてはいかがでしょう??
新たな団体や活動の連携ができるかも!

 

 

被災地からのお客さま

6月26日、福島県いわき市のなこそ授産所さんからお客様が!
理事長の高村トミ子さんご夫妻です。

近畿ろうきん「サポートV」の支援を受け、味噌倉庫を改築したり、グループホームを新設したなこそ授産所。

是非、ろうきんさんにもお礼を言いたいとのことで、ご一緒しました。
以前に贈ってくださった感謝状の前で、近畿ろうきん地域共生推進室のお二人(右の男性)とパチリ!
何度も「ありがとうございました、助かりました!」と。

その後は、ゆめ風事務所へと移動。
福島の苦しさ=避難した人が帰ってこない、偏見・差別がひどいこと、などのお話を伺いました。

東日本大震災の報道が少なくなったようにも思えるこの頃。
被災地は、復興への道のりが遠く厳しい現状を多くのかたに知ってほしいと改めて思いました。
7/15、近畿ろうきんメインホールで、被災地報告会を開きます。
東北からは、福島県二本松市のNPO法人コーヒータイム 理事長の橋本さん、
熊本からは、元熊本学園大学講師の吉村さん、そしてゆめ風と一緒に支援を受けている育英会さんからも報告があります。
「忘れない」ためにも、多くの皆様にご参加頂ければ・・・。
(お問い合わせは、ゆめ風基金まで 電話06-6324-7702)

(な)

【再掲】7月15日「被災地の今」&桂福点ライブ!

いつもゆめ風基金を応援してくださる皆様、ありがとうございます。

再びのお知らせです。

今年も、近畿ろうきんさんと

「ゆめ風であいましょう in大阪」感謝と希望のつどいを開きます。

「熊本地震から1年、東日本大震災から6年。ありがとう。 そしてこれから」

被災障害者を支援する「サポートV」報告会として、

東北からは二本松市の「コーヒータイム」理事長の橋本由利子さん、

熊本からは、元熊本学園大学講師・吉村千恵さんをお招きし、被災地の「今」を語っていただきます。

そして、テレビやラジオでおなじみ、全盲の落語家として大活躍中の桂福点さんの落語もお楽しみいただこうという企画です。

いま、福点さんが作った「駅で落ちない落語」という、視覚障害者の駅ホーム転落事故を防止する創作落語が、各所で話題となっています。
当事者だからわかる、あるある~感たっぷりの落語&漫談をお楽しみください。

201707_15チラシ.

201707_15裏面

日時:2017年7月15日(土)

場所:ろうきん肥後橋ビル12階メインホール

開場:13:30~

開演:14:00~

参加協力費:1500円。障害者1000円、介助者1000円。

全席自由席・手話通訳あり。

事前にゆめ風基金へお申込みください。

申し込み&お問い合わせ先

認定NPO法人ゆめ風基金
電話:06-6324-7702
FAX:06-6321-5662
mail:yumekaze@nifty.com

皆様、被災地の「今」を知ることも、支援につながります。

お知り合いなどお誘い合わせの上、お越しくださいませ!

ご来場を心からお待ちしています!

振込用紙のコメント紹介

ご協力いただいた方々に感謝して・・・

ゆめ風基金に寄付をくださる振込用紙。その用紙にびっしりと書かれた、 4月、5月のコメントをご紹介いたします。

ありがとうございます。

◆3月26日の「永縁」を紡ぐ会 とても心温まるものでした。(さいたま市)

◆はじめての春日部。ばあちゃん2人「これであってる!?」と電車に乗り換えました。クレヨンしんちゃん電車にはびっくりしました。とても楽しい会なのに、涙が出て・・・上かえら永さんが見ていると感じました。Tシャツも購入しました。(東京都小金井市)

◆今年も微力ながら協力でき嬉しく思ってます。(大分県国東市)

◆本「千夏ちゃんが行く」の千夏ちゃん、感動をありがとう。(埼玉県越谷市)

◆日本茶喫茶・ギャラリー「楽風―ラフー」から支援金お送りします。(さいたま市)

◆誰もが自分らしく暮らせる社会をめざして、支えあっていきたいですね。(大阪市平野区)

◆少しづつ続けていきたいです。(東京都江東区)

◆いつどこで災害があるかわからない今。とりあえず何します?とただ悩む日々です。(香川県さぬき市)

◆地域の方々と不用品を持ち寄りバザーをして、いろいろなところへ支援しています。(京都市)
◆毎年心をよせる活動での収益です。(石川県小松市)

◆500円貯金がようやく送れるぐらいたまりました。ぜひ、必要な方にお役立ていだけますように。(山口県下関市)

◆お役に立ててください。細くとも切れないご縁。(東京都日野市)

◆バリアフリー展で活動を拝見し、感動しました。(大阪市西淀川区)

◆困っている仲間たちが少しでも元気になりますように。(北海道旭川市)

◆もうすぐ梅雨に入り、そのあと猛暑の夏がまいります。皆様どうぞ御身体を大切になさいますよう。(大阪市北区)

◆少しですが続けます。(兵庫県神戸市)

◆私自身、心身に病を抱えています。障害のある方や病を抱えていらっしゃる方へり災害支援の一助になればうれしいです。(静岡市)

◆つながりを感じます。すこしでずが、今年も降り込めて幸せです。(埼玉県北本市)
いつもゆめ風通信ありがとうございます。「永縁を紡ぐ」行ってきました。勇気をいただきました。(さいたま市)

◆おじゃまむし。ゆめのようでした。いつでもどこへでもともに。(埼玉県所沢市)

◆風だよりで皆さんとつながっている気がして心が温かくなります。(東京都江東区)

◆被災地では厳しい生活を余儀なくされている方がまだまだ多数おられることでしょうが、明日を信じて、どうぞご自愛ください。(北海道札幌市)

◆永さんの歌が長く永く歌い継がれていくように、ゆめ風の活動もいつまでも障害を持つ方の味方でありますよう。(千葉県船橋市)

◆あらたエコフェスタなどイベントで募ったカンパです。たくさんの方の思いをお届けします。(兵庫県神戸市)

◆お便り、ありがとうございます。がんばってください。(兵庫県尼崎市)

◆心の底から笑える日が来るまで。(大阪府枚方市)

ちとはずかし 千夏こころの声

通信停止のご依頼に
今までの感謝の思いをつづる。
ご支援本当にありがとうございましたと。

次の瞬間、身も心も曲がっている私は、叫びたくなる。
私達は、支えられ続けることしかできないのだろうかと。

被災障害者団体・ゆめ風基金の看板おばちゃんなんぞには決してなれない私。
この場所から、ふと逃げ出したい衝動にかられる。

10年前から私のこころに年一度訪れる地震。
ホスピスからお寺まで超特急で夫と駆け抜けた初夏は毎年やってくる。

ひまわりに触れることなく、突然こすもすが目の前に飛び込んだ。
何かをなくすというというのは時間に穴があく感じだ。
空虚感を抱えて、人は生きる。
見えないものをもう一度見ようとしてあがきながら、人は生きている。

時間は傷をいやす道具にならない。かさぶたになり、
ポロッとうまくはがれおちることもない。

だから、そんな時に思い出してほしい。
あなたの隣にゆめ風基金

ちとはずかし 千夏こころの声

ゆめ風基金事務局
福本千夏

豊能障害者労働センター  みんなでつくる みんなのバザー

「つながっとこ。日頃から♡」

5月13日土曜日は、毎年恒例となっている「豊能障害者労働センター」春のバザー!
行ってきましたよ♪

ここをご存じでないかたに少し説明を・・・。

豊能障害者労働センターは、今も、『障害者をとりまく状況は、制度が整ったように見えるだけではないか?』という疑問を信念に持ち続け活動している。

多くの障害者は「労働者」ではなく「利用者」として福祉サービスを受ける対象という位置づけにとどまっている。

現状、「就労支援」や「職業訓練」を経て一般就労する障害者はほんの一握りである。
福祉の制度内にとどまらず、地域で自立して生活していけるだけのお金を稼ぐことを障害者と健常者と共に33年間模索し続けている。

この団体が、自分たちが住む地域で、いろいろな団体と一緒に、年に一度バザーとステージイベントを催している。それが「春のバザー」

5月13日土曜日。
あーあ。連休中続いた晴天も、この日は朝からどしゃぶりだった。
加えて、会場の近所に住む介護者が、バザーイベントの決行を確かめに行くほどの横なぐりの風。

だかしかし・・・彼女が迎えに来た午後、雨はやみ風も暑さしのぎに吹いていた。すごっ!

行くぜー。
会場には顔見知りがいっぱい!
一年に一度、七夕のような出会いをはたす。
それぞれの事業所は、日々の取り組みに精いっぱいだ。
互いに気にしながら再会を果たせない方々の顔を見るのはうれしい。
連絡先が変わっていないか確認して、また近々ゆっくりねーと言いながら、やっぱり会うのは来年の五月になるんかなー。

それまで、自分の場所で、がんばりすぎずに、ふんばろな。     by ちなつ

ゆめ風ネットひろしまの皆さんが募金活動されました!

大型連休も終わり、今日から仕事というかたも多いのではないでしょうか。
連休中も仕事だった皆様、お疲れさまでした!

さて、久しぶりにゆめ風事務所でメールを開くと、ゆめ風ネットひろしまの「障害者生活支援センター・てごーす」さんから『熊本救援募金やりました!』 とのメールが。

「together広島」さんと一緒に、アルパーク連絡通路(広島市西区)というところで行ったそうです!(早速、集まったお金はゆめ風に送ってくださっています)

※添付写真は、街頭募金の様子です。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

しっかりとお預かりしました。
気持ちとともに被災地へお届けします。

 

(な)

 

感謝状をいただきました♪

 

2016年2月3日に、福島県のなこそ授産所・グループホーム建設資金として500万円をお送りしました。
今年の4月1日に開所し、利用者さんの暮らしの場として運用されています。(写真下・全景)
今回、そのなこそ授産所さんから感謝状を頂きました。

近畿ろうきんさんが東日本大震災の復興支援として「サポートV」という定期預金を発売(現在は販売終了しています)、毎年3月の預金残高の0.10%から0.30%を10年にわたって寄付してくださっています。その寄附は、「あしなが育英会」(震災遺児支援)と「ゆめ風基金」(被災障害者支援)が必要なところへお届けしています。

東北には、まだまだ障害者の拠点が少ないです。復興への道のりも、遠く感じます。
どこに住んでいても、自分らしい「暮らし」をおくるために、これからも被災地支援に、ご協力をよろしくお願いいたします。

(な)

 

 

【拡散希望】小室等さん、こむろゆいさんライブのお知らせ♪

ゆめ風基金の代表呼びかけ人・小室等さんのライブが大阪府大東市で開かれます!

「憲法週間記念のつどい 小室等・こむろゆい~いま生きているということ
トーク&コンサート」

日時:2017年5月12日(金)午後7時開演(午後6時30分開場予定)
場所:サーティホール 大ホール(JR学研都市線住道駅から500メートル)
定員:1200人
要約筆記・手話通訳あり
オープニング寄席は、笑福亭鶴笑(しょうふくてい かくしょう)さん!!
なんと無料ですが、入場整理券が必要です!
お問い合わせは、大東市人権室へお願いします。
電話 072-870-0441
FAX 072-872-2268
チラシは⇓

20170512大東コンサート

大東市のいろんなところで入場整理券を配布しているようです。
いろんなイベントにお越しいただいているのですが、事務局は、裏方でバタバタ・・・
この日は、じっくり、ゆっくり音楽と語りを堪能しようと思います。
会場でお会いできますように・・・