むくのき学園のみんな、募金ありがとう!

事務所の近所にある「小中一貫校むくのき学園(大阪市立中島中学校)」の生徒さんが、毎年、校門前で募金活動をしてくださってます。

今年も、先生と生徒さんが事務所に来てくださり、皆さんで集めた

募金を頂きました。

皆さん、寒い中、募金活動お疲れ様でした。

頂いたお金を入れた封筒はずっしりと重く、その重さを集めるのにどれだけ声を振り絞ってくれたのでしょうか。本当にありがとうございます。

こちらの募金は被災障害者の方々の支援に大事に使わせて頂きます

 

阿部が代表して受け取りました。

 

ゆめ風基金 事務局 阿部 俊介

東日本大震災から10年東北の現状を聞いて、関西の僕らは何ができるのか

イベントのお知らせです。

 

東日本大震災から10年

東北の現状を聞いて、関西の僕らは何ができるのか

【まだ終わっていない。もっともっと現状を知りたい!!】
まもなく東日本大震災から10年が経ちます。
あれから10年、現地は復興をしたのか。何がどう変化して、何が変わらず、何が戻らなかったのか。
震災直後から被災障害者救援活動に取り組んだ関西のみなさんともこの10年を振り返りながら、東北のみなさんにいま出来ることはあるのか?
関西のみなさん、東北のみなさんとこれから一緒に取り組めることがあれば、どんなことができるだろうか?
東北各地のゲストに関西の僕らから色々と質問をする2時間半です。

2021年2月21日(日)午後1時半~午後4時
WEB開催

東北からのゲスト
<福島>
青田由幸さん 南相馬:(特非)サポートセンター・ぴあ  代表
白石清春さん 郡山:(特非)あいえるの会 代表
<宮城>
箕田朗子さん (特非)障がい者ベース石巻にょっきり団 代表
太齋京子さん 南三陸・登米:(特非)奏海の杜
<大阪>
阿部俊介さん 石巻・大阪:ゆめ風基金

定員:30名
<申し込み> pojitivematuri@gmail.com まで、メールでお申し込みください。

<運営>
被災障害者救援活動BCP研究会
<主催>
(特非)日常生活支援ネットワーク
<TEL/FAX>06-4396-9189
<問い合わせメール>pojitivematuri@gmail.com
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新年あけましておめでとうございます。

みなさま
昨年もお世話になり,ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2020年は、コロナ禍の影響で大変な年になりました。
引き続き、コロナウィルスの被害は続いています。
お身体、どうかご自愛ください。

今年こそは、コロナ禍が終息するようにと願っています。

一日も早くみなさまにお会いできるのを楽しみにしております。

ゆめ風基金 阿部俊介他事務局一同

年末のご挨拶

2020年も、大変お世話になりました。

ゆめ風基金は、12月29日から1月4日までお休みとさせて頂きます。
1月5日から通常に営業いたします。
よろしくお願いいたします。

2020年は、コロナウイルスの影響で思うような活動やイベントができませんでしたが、来年こそコロナ禍が終息するように祈っています。
2021年は東日本大震災から10年目になりますが被災地域は、まだまだ完全な復興はしておりません。
引き続きこれからもご支援のほどよろしくお願いします。

ゆめ風基金では、「東日本大震災から10年」に際し、何らかのイベントもできたらと考えております。詳細が決まり次第、お知らせいたします。

来年は皆様にとっても災害もなく平穏で穏やかな年でありますように。

どうぞ、2021年もゆめ風基金をよろしくお願いいたします。

ゆめ風基金事務局 阿部俊介 他事務局一同

初めまして!阿部です!

皆様、初めまして!

2020年10月22日から、ゆめ風基金の事務局で働くことになりました。
宮城県石巻市出身の障がい当事者で両下肢、特に左半身が麻痺している阿部俊介と申します。

私は、2019年6月に大坂に移住してきました。
私自身2011年3月11日、東日本大震災波で自宅が津波で流され被災しました。

この震災が切っ掛けでゆめ風基金と出会い、私も色々と助けられました。

今後は、ゆめ風基金のスタッフとして、私が経験したことをいかして、
被災された障がい当事者の方々の支援を頑張って行こうと思います。

どうぞ皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

阿部俊介

「ゆめ風応援団(団体)になってください」プロジェクト始動!

近年、全国各地で豪雨災害が多発しています。
ゆめ風では「令和2年7月豪雨」の情報収集・支援活動を行っていますが、範囲が広い災害の場合、なかなか充分な活動ができないこともあります。(全国には「ゆめ風ネット(協力会員・団体)」が52か所あります。ほぼ県に1ヵ所)。

災害時にはより小さな地域単位、「町」や「村」での情報収集が必要になってきます。
そこで、いざ、災害が発生したときに「地域単位」で情報収集してくださる団体を募集することにしました。それが「ゆめ風応援団」です。
「この作業所が困っているらしい」などの情報を伝えてもらったり、余力があれば救援活動を担って頂くなど、「被災地」とゆめ風の橋渡し役になってもらえたら・・・と、今までに名刺交換をしたり、面識がある団体など、全国各地にお願いの手紙をお送りしました。
現在、「応援団になってもいいよ」」という返事を30か所以上の団体さんからもらっています。
無理なく、できる範囲で、それぞれの地域で「応援団」になってください!

詳しくは、ゆめ風基金のホームページ トップ画面の「障害者防災」https://www.yumekazek.com/bousai/doc/panfu-ouendann.pdf

こちらをご覧ください。
申し込み用紙もダウンロードできます。

申し込んでくださった団体さんのコメントを少しですがご紹介します。

昨年の台風15号での千葉被災の折には、基金からの拠出、ありがとうございました。普段は、生活困窮者などからの相談を受け、アパートの居住支援、さらには継続的に支援を行い、葬儀までを行っています。さながら、困窮孤立者の人生支援です。障害者の就労継続支援B型、生活訓練の作業所も運営しています。
今年はコロナの影響で、住まいを失ったひとの相談が激増しています。
その中で、種々の障害を有する人がかなりの割合で含まれているのが気になるところです。
自然災害などでの千葉の情報が入れば、お知らせ致します。

 

障害当事者主体を大切にした活動を行っています。啓発冊子の作成、講演・研修、当事者会バックアップ、熊本地震後の共助活動(居場所提供他)、2020年7月水害被災地支援活動など。熊本や他地域の障害者団体と連携した活動も行っています。発達障害者は外見からはわかりにくく、また手帳がない方、福祉サービスを利用していない方もたくさんいるので、災害時の状況把握には難しさもあると思います。当団体もできるだけのご協力をしたいと思います。

 

たいしたことは、できませんが、、、。

 

まだまだ障がいの方の避難場所は、なんちゃって状態で現実味がありません。
いつも避難訓練も一般の人のあとに…って言われて、去年は防災室長や障がい課長等に「障がいの人の所には後から災害が来るんじゃなく、同じ時間に来るんですよ。同じ時間に否時内容の避難訓練をするべきだ」と話し合いを設け、実施できましたが、今年はコロナで無しになり、一般の人は実施されました。
本当に悔しいね~といいながらも、待ってられないので少しづつ自分たちでできることを探しています。
今後ともよろしくお願い致します。

 

出来ることをしたいと思います。

 

皆さまのご協力、よろしくお願いいたします!

 

(な)

【情報希望】九州地方での豪雨被害について

7/3からの豪雨で、熊本県、鹿児島県、宮崎県を中心に被害が出ています。

ゆめ風基金では、熊本県八代市の(特非)とら太の会、熊本市の(社福)やまびこ福祉会などに確認しています。
坂本駅周辺(八代市)や、人吉市で障害者の事業所で被害が出ているようだと聞いており、詳しい情報を待っている状態です。

【被害情報や救援金のご相談は】
メール:info@yumekazek.com TEL:06-6324-7702

[修正履歴]
「坂本駅周辺で障害者の事業所に被害が出ているようだ」との情報は、誤りでした。訂正してお侘び致します(2020/7/9 東)

【情報希望】2020/6/25千葉県東方沖震源の地震について

6/25㈭に、千葉県東方沖震源のマグニチュード6.2の地震がありました。

ゆめ風ネット千葉(社福 八千代市身体障害者福祉会)に連絡をとっていますが、まだ被害情報はありません。
 
もし情報がありましたらお寄せください。
 
【ゆめ風基金 TEL: 06-6324-7702/メール: info@yumekazek.com】
 
事務局 東

【報告】2019年に届けた救援金、防災助成、ゆめのたね

事務局 東

 2019年には、みなさまのおかげで、被災した障害者拠点22箇所に救援金総額17,277,675円、防災活動を行う障害者市民団体3箇所に総額244,292円をお届けすることができました。
また、基金を活用し「ゆめのたね」として障害者拠点2箇所に総額8,000,000円の融資を行いました。

 救援金、防災助成、ゆめのたねの申請は随時受け付けています。
【ゆめ風基金 メール: info@yumekazek.com/ TEL 06-6324-7702】

■救援金

◎台風19号 総額4,643,605円

社会福祉法人にんじん舎の会
福島県郡山市
休憩スペース・トイレの修理費
685,300円
社会福祉法人にんじん舎の会
福島県郡山市
デイセンターのパソコン購入費用
80,000円
株式会社かるみあ かるみあ郡山
福島県郡山市
書庫などの購入費
160,380円
株式会社かるみあ かるみあ須賀川
福島県須賀川市
書庫などの購入費
128,172円
株式会社かるみあ かるみあ須賀川(‘就労A型)
福島県須賀川市
パソコン購入費
80,000円
株式会社かるみあ かるみあ郡山(就労A型)
福島県郡山市
パソコン購入費
80,000円
NPO法人すだち会 地域活動支援センターげんき
福島県郡山市
パソコン・プリンター・電話購入費
144,530円
合同会社ケーエム・ジェイ ケアセンター楽笑
福島県郡山市
パソコン購入費
80,000円
NPO法人ほほえみの間
福島県郡山市
パソコン購入費
80,000円
一般社団法人めるくまーる
宮城県黒川郡大郷町
人件費
2,480,000円
NPO法人しんせい
福島県郡山市
福豆荘(障害者14名が入居している下宿)の家電購入費の一部
645,223円

 

◎台風15号 総額1,590,648円

NPO法人生活困窮・ホームレス自立支援ガンバの会
千葉県市川市
障害者・高齢者への炊き出し支援費
50,000円
株式会社ライフサポートピュアジャパン
千葉県安房郡鋸南町
設備修理費・運営費
1,540,648円

 

◎8月の前線に伴う大雨 総額6,950,000円

NPO法人菜菜
佐賀県武雄市
車両、パソコン、プリンター購入費
2,950,000円
株式会社RIGHT PLACE
佐賀県武雄市
放課後等デイサービスガラパゴスの建物補修工事、従業員給与、車両費、備品費
4,000,000円

◎大阪北部地震(2018年発生) 総額561,040円

茨木市聴力障害者協会
大阪府茨木市
障害者個人へのお見舞金(1人分)
50,000円
社会福祉法人花の会 第2共働舎花の会
大阪府高槻市
障害者個人へのお見舞金(4人分)
200,000円
NPO法人障害者の自立を支えるサポートネットワーク
大阪府豊中市
屋根の修理費
311,040円

 

◎西日本豪雨(2018年発生) 総額514,745円

社会福祉法人あゆみ会
広島県安芸郡熊野町
障害者活動センターあゆみの移転にともなう運営資金
258,785円
吉田町手をつなぐ育成会
愛媛県宇和島市
備品購入費
255,960円

◎北海道胆振東部地震(2018年発生) 総額1,069,637円

NPO法人自立支援センター歩歩路
北海道札幌市
移転、運営費
1,069,637円

◎東日本大震災(2011年発生) 総額1,948,000円

NPO法人障害者ベース石巻にょっきり団
宮城県石巻市
運営資金
1,300,000円
NPO法人奏海の杜
宮城県登米市
障害児親子の大阪研修(サポートVからの支援*)
648,000円
*近畿労働金庫が行う東日本大震災復興支援定期預金「サポートV」。定期預金残高の0.10%~0.30%を10年間にわたって(一社)あしなが育英会とゆめ風基金に支援いただいています。

■障害者市民防災活動助成

チームもちもち
大阪府大阪市
大阪と福島をつなぐ事業所のつどい
100,000円
NPO法人ドリーム
愛知県名古屋市
脳卒中障害者のための災害セミナー
94,740円
ハピネス
富山県富山市
耳の聞こえない人と家族のための防災教室
49,552円

 

■ゆめのたね

※近畿労働金庫と連携して行っている、障害者市民の活動団体のための融資制度
NPO法人介護福祉センター北大阪
大阪府摂津市
送迎車利用購入費・人件費等運転資金
3,000,000円
NPO法人総合福祉支援響心会
大阪府大阪狭山市
就労支援B型の改装費、運転資金
5,000,000円

 

新型コロナウイルス感染症の流行にともなう対策に関する要望書

昨日4/27にDPI日本会議から厚生労働省あてに出された要望書を共有します。


2020年4月27日

厚生労働大臣 加藤 勝信  様

認定NPO法人DPI日本会議
議長 平野みどり

新型コロナウイルス感染症の流行にともなう対策に関する要望書

日頃から障害福祉の推進にご尽力頂いていることに厚くお礼申し上げます。

私たちは、全国94の障害当事者団体から構成され、社会のあらゆる場面で障害の種別や程度に関わりなく障害のある人もない人も安心・安全に共に生きることができるインクルーシブ社会の実現に向けて活動しています。

さて、新型コロナウイルス感染症の国内外の流行拡大を受けて4月7日に7都府県を対象として出された緊急事態宣言は、その後、40道府県に拡大され5月6日を期限とした不要不急な外出等の自粛が全都道府県に要請されました。

しかし、介護・福祉関係の事業所には自粛要請ではなく通常通りのサービス提供を求めることでも明らかなように、こうした事業は、難病患者を含む障害児・者(以下、障害児・者)にとって必要不可欠な社会資源であり、中断・自粛は困難な業種です。

また、介助・介護等という業務内容から、密接や対面を避けることも不可能であり、一人の介助者が複数の利用者を担当し、毎日異なる利用者宅を訪問することや多くの利用者を日中活動等の場において受け入れている状況からクラスター(感染者集団)となることが全国各地の実態からも明らかです。

そして、国民に求められている3密を避けること、外出を減らすこと、出勤時間の調整、在宅勤務は極めて困難であり、利用者も介助者も感染のリスクは非常に高く、利用者や介助者がPCR検査で陽性で14日間の自宅待機となったとしてもこうしたサービスは必要不可欠なものであり介助・介護崩壊に陥ることも想定されることから一事業所だけで対処できるものではありません。

つきましては、このような状況を踏まえるとともに、緊急事態宣言の延長及び更なる深刻な状況をも想定し、新型コロナウイルス感染症の予防と検査及び発症時等の対策について以下のとおり要望するので、地方自治体及び関係機関等との連携を確保しつつ、特段のご配慮と対策を進めて頂けますようお願い申し上げます。

1.予防対策の推進について

感染リスクが高いと思われる障害児・者(特に医療的ケアを受けている人)及び障害児・者の生活を支えている障害福祉サービス事業所等の職員に対して予防対策を進めるために必要なマスク・消毒剤、清浄綿・酒精綿(アルコール綿)、使い捨てグローブなどを優先的に供給してください。

2.検査体制について

(1)障害児・者が新型コロナウイルスに感染した疑いがある場合は、重度化のリスクが高いと思われるため優先的に検査を受けられるよう検査体制を整備してください。併せて、感染した疑いのある者の濃厚接触者(介助者等)も同様としてください。

(2)現在、4月からの実施が検討されている抗体検査については、有効性が認められる場合は医療職と同様に介護・福祉関係事業所の職員も優先的に受けることができるようにしてください。

3.発症時の対策について

(1)介助者がいないと生活はもちろん生命の維持が困難になることから、速やかに治療と介護を受けられる環境を確保してください。なお、呼吸器系障害・既往症等がある場合は、速やかに入院できるようにしてください。

<考えられる対応>①   民間ホテル等を確保する場合は、バリアフリールームの確保等、障害児・者の利用に対応できる施設を確保する。

②   介助者や支援者が本人の介助等ができる環境を確保する。

③   医療機関、訪問看護事業所、介護事業所など医療と福祉が連携して対応できる仕組みを確保する。

④   医福連携スタッフの宿泊施設を別に確保する。

⑤   感染者及び医福連携スタッフの送迎体制を確保する。

⑥   必要備品・消耗品の確保と供給を進める。

(2)在宅で介助サービスの継続を行うことになった場合は、介助者の感染防止対策は、感染者の対応にあたる医療者と同等の装備の確保と提供を速やかに進めてください。

(3)障害児・者と同居する家族等が発症した場合は、介助者不在となることから、個々の状況に応じて訪問系サービスの支給時間の拡大やショートステイの利用等により介助者を確保するための措置を速やかに講じるよう市町村へ指導してください。

(4)障害児・者を医療機関が受入れるために必要な環境整備を進めるとともに、とりわけ国公立病院が率先して受け入れるように体制の整備等を進めてください。

4.入院にあたっての対応について

(1)障害や疾患及び年齢等を理由として人工呼吸器治療等を行わないなどといった優生思想に基づく命の選別をしないでください。

(2)障害児・者が入院する場合は、障害支援区分6以外の障害者であっても重度訪問介護または居宅介護を利用できるようにしてください。

(3)障害者・児へ派遣される介助者及び支援者については、医療職と同様に防護服、マスク、使い捨てグローブ等の支給等により最大限の感染予防対策を講じるとともに当該介助者及び支援者の検査体制等を確保してださい。

5.障害福祉サービス事業所及び精神病院等における発生時の対応について

(1)障害福祉サービス事業所等は、難病患者を含む障害者・児にとって必要不可欠なサービスであることから、当該事業所等の職員、利用者及びその家族が発症した場合のサービス停止または休止が最小限となるための対策を講じてください。

(2)新型コロナウイルス感染症により生活介護等を実施している事業所がサービスの停止または休止した場合は、当該事業所の利用者は、在宅介護が必要となることから重度訪問介護等の支給時間を迅速に拡大するよう市町村へ指導してください。

(3)発症した障害児・者へ派遣される場合は、介護報酬を医療報酬と同様に増額してください。

(4)精神病院内で入院者が発症した場合は、速やかに他科への受診・転院ができるようにしてください。できない場合は緊急措置として専門医を含む医療スタッフを派遣するなど適切な措置を講じてください。

以上