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被災障害者支援 認定NPO法人ゆめ風基金のブログ

1995年の阪神淡路大震災を機に発足。全国の障害者団体と故・永六輔さん、小室等さんをはじめ各界の方々を呼びかけ人とし、被災した障害者への救援・支援をつづけています。主な活動は、いただいた寄付を自然災害で被害を受けた障害者団体に届けることです。 写真は津波で流された作業所再建を支援した「岩手県大船渡市の作業所・かたつむり」のみなさんです。新しい作業所の前で。

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Posted on 2017年9月4日2019年11月22日

イベントご案内

ゆめ風に情報を寄せてくださる、神戸「眼の会」の榊原さんから拡散依頼です。
下記イベント案内です。

~~転載ここから~~

参加者募集のご案内
兵庫県「みんなの声かけ運動」協賛事業 みなさま方の温かい支援を心待ちしています。

視覚障害者は、なかなか声に出してのお願いが言えません。
みなさまも、なかなか声のかけ方が解らないかもしれません。

下記のように、あらゆるシーンで困っています。
そんな時、温かい声をかけていただき、安心できる支援をしていただける社会になっ
て欲しいと期待しています。

例えば・・
屋外では:道路上、歩道上、交差点、踏切、バス停 等々。
屋内では:駅ホーム・構内、病院内、公共施設内、ショッピングセンター、各所トイ レ 等々。
災害時では:避難所まで避難する時、避難所内 等々。
まだまだ困っているシーンはたくさんあります。そんな時、皆様方に温かい声をかけていただき、支援をしていただければ「安心」「安全」の確保ができます。でも、間違った支援をされるとそれは、一転して「恐怖」となります。視覚障害者について、正しい理解と、安全な支援法を学んでいただき、私たちが困った時に、「安心」「安全」を与えて下さい。

★医療・福祉・介護・行政等の従事者の方、学生、ボランティア、自治会の方、また、当事者のご家族・友人・知人の方、その他感心を持っていただける方、皆様方の積極的なご参加をお待ちしています。

★当事者の方を対象とした、誘導のされ方の実技指導も併せて行います。

■視覚障害者の理解と支援法研修会■
~~より 安全な 誘導のしかた、されかた 研修会~~
支援者の方には、より安全な誘導法を、当事者の方には、より安全な誘導のされ方を
学んでいただきます。
また、今回は、兵庫県みんなの声かけ運動が取り組んで作成した駅ホームでの視覚障
害者への声かけDVDを見ていただきます。

◆日時:10月22日(日)10:00~15:30(受付9:30より)
◆会場:神戸市立東部在宅障害者福祉センター 2F多目的ホール
神戸市灘区岩屋北町6-1-4(JR灘南隣接、阪神岩屋北へ徒歩2~3分)
◆主催:眼の会
◆共催:神戸センチュリーライオンズクラブ
◆参加費:無料
◆講師:山口規子先生(歩行訓練士) 小林 哲夫先生(同行援護講師)
◆定員:支援者 30名程度
視覚障害者 10名程度
*どちらも先着順。
◆申し込み締め切り日:10月15日
「注意」支援者の方には、食事の支援法も学んでいただきますので、各自昼食をご用
意下さい。(近くにコンビニがあります。)
■問い合わせ・申し込み先■
眼の会:担当 榊原(さかきばら)
TEL/FAX:078-921-5489(神戸眞鍼道治療室内)
Eメール:bugpw104@hi-net.zaq.ne.jp
~~ここまで~~

 

Posted on 2017年9月4日2017年9月4日

【拡散希望】街頭募金活動のお知らせ 14時~17時

朝夕、だいぶん涼しくなってきましたね。

この時期は夏の疲れや気候の急な変化で体調を崩しやすいので、皆さん気をつけてくださいね!

さて、9月の第二土曜日、9日に街頭募金活動を行います。
久しぶりの募金活動です!
今後も、12月、3月に行う予定です。

しばらく会ってない人との再会も楽しみ!
また、お知り合いにもお声がけくだされば幸いです。

場所:いつものなんば高島屋前。
時間:午後2時~5時  都合がいい時間だけの参加も大歓迎です!
(一部MLなどに13時と出しましたが、正しくは、14時です!)

一緒に、久しぶりに、大声だしませんか!

Posted on 2017年8月18日2017年8月18日

第4回ゆめ風であいましょうin大阪<感謝と希望の集い>そして被災地はいま・・

残暑お見舞い申し上げます。

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

7月15日のろうきんホールの集いから、はや、ひと月。

集いの様子を近畿ろうきんさんが、詳しくレポートしてくださってい

ます。どうぞこちらをごらんください。↓

http://www.rokin.or.jp/event/2017/2308/

☆九州豪雨被災地では、まだまだ泥だし、片付けといった活動が続いています。
神戸のNGO協働センターさんの被災地報告をご紹介します。こちらをごらんください。
http://blog.livedoor.jp/kyodocenter-kyusyugou/archives/3141154.html

被災地障害者センターくまもとも、震災後1年4ヶ月が経過した今も救援活動を続けています。
8月はじめの報告です。↓

【聴覚障害のある方の一軒家の片付け一旦終了】
半壊の一軒家が8月に解体されるということで、聴覚障害のある方から4月に片付けの依頼があり、本日終了しました。片付けに入った回数は13回、ボランティアの延べ人数は45人になります。
昨年の地震の後、避難所が分からず余震が続く中一週間家におられたこと、一週間後に民生委員が来て、家のすぐ近くに避難所があることを初めて知ったこと、家族三人が40年住んだ家をほぼ一年間一人で片付けていたが全然進まなかったこと・・。お話が好きな方で、子どもの頃の話や仕事の話などいろいろしてくれて、楽しい時間を共有しました。
今後の住居については決めかねていらっしゃいます。老人ホームに入ろうか、生まれた土地に戻ろうか・・。みなし仮設の期限はあと一年と迫っています。自然災害により突然人生が変わり、前が見えずに立ち止まっていらっしゃいます.
※写真は、二枚目が片付け前、5枚目が片付け後の様子。最後の写真は庭のモチモチの木と高砂百合、後二~三日で咲きそうです。

写真はこちらをごらんください。
https://hisaitikumamoto.jimdo.com/

Posted on 2017年8月9日

中学生プロジェクト 摂津二中 先生方の人権講習会に参加しました。

中学生プロジェクト
摂津二中 先生方の人権講習に参加しました。

障害者を招いて、毎年、避難訓練に取り組んでくださっている二中の先生方。
年一度のこの取り組みを、もっと充実させたい互いの願いから
うちの牧口理事長と応援センター理事の福島さんをゲストに人権講習会。
障害者の本音を少しでも知ろうと
まずはNHK放送のパリバラ・「感動ポルノについて」をみんなで観覧した。

―注 「感動ポルノ」は、障害者が障害を持っているというだけで、あるいは持っていることを含みにして、健常者が「感動をもらった、励まされた」と感じる場面を表わすステラヤングという女性障害者か考えた新語であるー

ちなみに、この言葉が世に出始めたころ、私は感動ポルノを官能ポルノとしばらく聞き違えていた。ステラヤングとは大違いだ。
こんなことを知ってか知らずか、観覧後、牧さんは「障害者と一口に言うても、全然違うんよね。今日はポリオの僕と脳性麻痺の福島さん・福本さんとの違いを話しながら進めますね。まずは僕から・・・僕が生まれたのは、障害者が不具者 かたわものと言われた時代。この言葉があったころの日本は、差別という言葉さえなくて石も投げられた。でも、それは僕を知っている人はしない。僕を知らないからだ。と耐えられた。それより悲しかった記憶は、僕の頃は就学免除っていうのがあって、障害児は学校に来るなと言われた。おふくろも僕をおぶって学校に連れて行ったんだけど、あかん言われたみたい。その日の帰り、おぶった背中が震えていた。泣きながらの母のうなじが一番悲しかった。福島君は?」

「小さいころ、最初の悲しかった出来事は夜に・・・僕だけ遊べなかったこと。必死で行きたい、なんで?って言うんだけど、親は迷惑かけるやん。これ以上迷惑かけたらあかんと」「これ以上ってな。で、そのあとは?」と牧さんは突っ込む。
「僕 四国の田舎で大きくなったんです。それもあって、高校卒業後は施設か在宅の選択しかなかった。で、どっちも嫌で受験して大学に。やったーですよ。で、卒業して企業就職は体力的にも難しいかと思って、現在にいたってます」福本さんは?
「私はずっと大学まで普通校でもまれて育って、就職活動もしたんだけど この時ことごとく落とされて、ゆるーいところで⒉年足らず働いて、ひそかに結婚をもくろんで寿退社です。ですが・・・死別で主婦廃業。でゆめ風基金職員五年目です」

「僕一回聞きかったんだけど、二人は、中学生と避難訓練していて、子供の言葉や視線ってどうなん?子供って正直やん」
「正直ですね。僕ここではないですけど、歩いてて、子供からーふらふらダコーや言われて、うわって思った。でも、だから逆にこちら側のありのままを受け止めてくれる気がします」さすが―福島さん、えっ?私
「子育てしている間はもーう必死で・・・でも、いまは関わり方がわかりにくい。もう○○ちゃんのおばちゃんじゃないし、環境も子育てしていた時代と違うしね」障害者と一緒に何かをした経験がないと、間違ったイメージが植え付けられる。正しい想像も育たない。
初めて中学に行ったとき、生徒さんに「リアル障害者」と言われ、驚いた。「そうやでー。バーチャル違うで、貞子とも違う、ちなつ」と言ったら、一瞬きょとんとして、笑った。伝わっている気がした。
そのことを思い出していたら「福本さんは言葉の壁は感じてない?」と牧さんからの質問が飛ぶ。「そんなん、しょっちゅうです。今もあー話せたらなって思ってる」「けど、中学生と避難訓練したら、帰りにはちなつさーん、ばいばいって」うふふ、。それは「言葉は相性もあるし」私理詰めなんてできないので、大人じゃない安心感みたいなものがでているんじゃ。社会人としては(・・?なんですけど。

本日もみなさんとお勉強させていただきました

ふくもとちなつ

 

Posted on 2017年8月4日2019年11月22日

見ることに不自由さを抱えている方の為のユニバーサル機器展ご案内

いつもゆめ風に情報をくださる「眼の会」榊原さんから、下記のお知らせを頂きましたので、皆様、お時間のあるかたは是非!

ここから転載

《第7回》 見ることに不自由さを抱えている方の為のユニバーサル機器展開催のご案内

来て驚き!!  見て衝撃!!  使って感激!!の機器を展示します。

視覚障害者以外にも、見る事に不自由さを抱えている多くの方があります。
当事者の方はもとより、当事者への情報提供に協力いただける方々も対象とした機器展を開催し、多くの当時者の日頃の生活の不自由さを改善し、より快適な暮らしができるようになる事を目的とします。
今回は、今話題の新製品の「視力がなくても見える装置」、「活字を読み上げるメガネ」の展示が実現しました。
また、特別展示として、大阪大学方式の人工網膜システム《人工視覚システム》の展示も行います。

その他、♪楽しい♪ “役立つ”イベントも予定しています。
皆様方のご来場、お待ちしています。

・日時:平成29年9月3日(日) 10:00~15:30
・会場:兵庫県立福祉のまちづくり研究所 1Fホール・他
    神戸市西区曙町1070 兵庫県立総合リハビリテーションセンター内
・主催:眼の会
・共催:兵庫県立福祉のまちづくり研究所
・協力:兵庫県社会福祉事業団 兵庫県立総合リハビリテーションセンター
・後援:兵庫県 神戸市 日本福祉のまちづくり学会関西支部 
 KOBE WEST NET(西区自立支援協議会)
・出展ブース:21
・入場無料 

■同時開催イベント紹介。◆は、事前申し込みが必要です。
《タンデム自転車体験会》体験時間:10:30~12:00・13:30~15:00 
・毎回大好評!!二人乗りの自転車です。視覚障害者が後ろに乗ります。心地よい風
を全身で感じてください。

◆《ドコモ・ケータイお役立ち講座》 協力:NTTドコモ  
定員:各14名。1回目:13時より  2回目:14時より  
・主に視覚障害者の方が対象です。スマホにチャレンジしてみませんか?

◆《視覚障害者の理解と支援法講習会》 定員:20名程度 
時間:10:30~12:00 講師:山口規子氏(歩行訓練士)  
・一般の方が対象です。視覚障害の体験と、視覚障害者のサポート方法等について学
んで下さい。お一人様からご家族様まで、お気軽にご参加下さい。

■出展商品・出展業者・施設紹介■
《特別展示 人工視覚システム》 出展 (株)ニデック 
《特別展示 見てのお楽しみ》 出展 兵庫県立福祉のまちづくり研究所
《視力がなくても見える装置》 ★㈱QDレーザ 
《活字を読み上げる眼鏡型端末》★㈱OTON GLASS 
《拡大読書器・音声拡大読書器・他》 ★㈱タイムズコーポレーション ★㈱尼崎眼鏡院 メガネのアマガン 
《交通音響システム》 ★㈱エクシオテック 
《白杖・便利グッズ》 ★(有)ジオム社 ★NPO法人 黄色い小旗の会 ★生活協同組合おおさかパルコープ さざ波 ★㈱西無線研究所 
《バリアフリー建築・点字ブロック・歩行誘導ソフトマット》 ★㈱アーサ ★錦城護謨㈱★㈱タナベ ★田島ルーフィング㈱ 
《携帯電話》 ★㈱ドコモCS関西&ドコモショップ明石店
《遮光レンズ》 ★東海光学㈱ 
《生命保険》 ★ソニー生命保険㈱ 
《相談コーナー》 ★神戸視力障害センター ★兵庫県立聴覚障害者情報センター★ひょう ご盲ろう者支援センター

「交通」JR・山電明石駅南③番乗り場より乗車。玉津曙下車(約12分)。玉津曙バ
ス停~会場までボランティアを配置します。(10時~15時)

※本事業をはじめ、眼の会の取り組みが評価され、平成28年度 神戸市市民福祉顕
彰奨励賞と神戸市社会福祉協議会 理事長感謝状を受賞しました。

■お問合わせ・お申し込みは、8月1日から下記で承ります。■
眼の会 担当 榊原(さかきばら)
TEL/FAX:078-921-5489(神戸眞鍼道治療室内)
Eメール:bugpw104@hi-net.zaq.ne.jp
神戸市社会福祉協議会フェスピック助成事業
~~ここまで。~~
Posted on 2017年8月1日

振込用紙のお言葉

いつもいつも、ありがとうございます。

蒸し暑いです。ゆめ風事務局員も不死身ではないようで
体調管理は大切だよね。がこの夏の合言葉です。
みなさまの励ましのお言葉が「元気の源」です。

ご紹介いたします。

◆きちんと確実にお役に立てているのが嬉しいです。介護の仕事に転職しました、お給料の中から少額ですが。(埼玉県所沢市)
◆年金暮らしで少額ですが・・・皆様のご健康お祈りします。(千葉県習志野志)
◆不明金がないなんて凄いことです。使い道がハッキリしているので、ほんの少しでも支援できているのかなーとありがたいです。(京都市右京区)
◆永さん大好きでした。これからも少しですが応援参加します。〈香川県丸亀市〉
◆これからの「困難な時代」においても、障がい者が守られますように。(京都府長岡京市)
◆わずかですが、お便りを送っていただくたびにカンパしようと思います。厳しい現実を戦い抜きましょう。(長野県須坂市)
◆退職してゆっくりお便りが読めます。気付いたひとりひとりが声を上げていく必要があると痛感しています。(大分市)
◆永さんへの平素のお礼として使ってください。―7円の旅の仲間よりー(山口県熊毛郡)
◆日赤やNHKに寄付しても障害者の所へ届かないのが残念です。(香川県高松市)
◆日ごと暑くなりますから、皆様お身体大切にお過ごしください。(滋賀県高島市)
◆会計報告がきちんとしていますので安心して支援ができます。何かのお役に立てればいいなと思います。(東京都足立区)
◆身内の介護が終わり、くまもと障がいボラセンに行きましたがことわられました、専門のプロでなければいけないとのこと。〈長野県安雲郡〉
◆永さんがまいてくださった種をみなさんでしっかり守り育てて下さっっていること、本当に感謝です。(神奈川県茅ケ崎市)
◆私自身も膝が痛く、歩くのもヨボヨボになりました。が、もう少し元気で過ごしたいと思います。(東京都豊島区)
◆少しでも弱い方たちの力になってください。がんばって!(北海道旭川市)
◆急に暑くなってきました。スタッフの皆様、ご自愛ください。(さいたま市)
◆どうかお元気でご活躍くださいますように.(東京都多摩市)
◆ささやかですが、送らせていただきます。(茨城県つくば市)
◆避難計画に血を通わせるため、中 高校生への出前授業に力を入れてください。(京都府舞鶴市)
◆雨の季節に入りました。どうぞ皆様お元気で。(東京都三鷹市)
◆障害者の叔父が4月に亡くなりました。これは頂いたうちの一部です。お役立てください。(東京都世田谷区)
◆橘高さんお疲れ様でした。私も還暦を過ぎ、本来なら定年ですが、まだまだ引退できません。(宮城県登米市)
◆今ちょっとしんどいです。(愛知県名古屋市)
◆退職2年目です。わずかでずが、送金させていただきます。おたより共感いたしました。
◆応援しています。頑張ってください。(兵庫県明石市)
◆基金を続けるためにも元気でいなくては。お金のまわり方がおかしいです。たまっているお金が武器製造にまわるなんて。(滋賀県甲賀市)
◆久しぶりになりますが、いつもゆめ風だよりありがとうございます。{埼玉県上尾市}
◆永さんの古いファンです。嫌な世の中になりますが、永さんに教わったことを忘れずに「ゆめ風」を応援します。(神奈川県横浜市)
◆末永いご活動を祈っております。(群馬県佐波郡)
◆真のダイバーシティを願っています。(大阪府堺市)
◆思わぬところで、いろいろな方の力を頂いています。私も少しでもお役に立てれば幸いです。(東京都杉並区)
◆皆様が幸せな日々を過ごせるように願います。(兵庫県神戸市)
◆AJU自立の家の山田さんのお話を拝読して、30年前、名古屋の地下鉄の駅の長い階段を居合わせた乗客5人で車いすの男性を運び上げたことを思い出しました、(兵庫県加古川市)
◆少しずつですが、続けることがんばります。(大阪府貝塚市)
◆先日は春日部に来ていただきありがとうございました。(埼玉県春日部市)
◆年金生活になり、少ししかできませんが、がんばってくださってありがとう。(千葉県船橋市)
◆編集者であった父小見山良平エディターズミュージアムの代表をしています、灰谷健次郎さんと父を偲ぶ「うの花忌」をずっと支えてくださったのが永さんでした。先日、その「うの花忌」で永さんを偲びました。(長野県上田市)
◆戦後生まれの私にも不穏な世情に対する言葉にできない不安が日々大きくなります。すべての人が心より安心して暮らせる時は・・・いつ(奈良県生駒郡)
◆ゆめ 風 基金が続きますように、続けられますように。(愛知県尾張旭市)
◆梅雨の季節になりました。今も仮設住宅で暮らす方々の環境を心配しています。(大阪市平野区)
◆いつもの気持ちばかりです。みなさまお身体大切に梅雨を乗り切ってください。(神奈川県横浜市)
◆毎年少しの金額ですが長く続けたいと思っています。(兵庫県故神戸市)
◆なんとか送金を続けます。活動の方、よろしくお願いします。(東京都荒川区)
◆マルセ太郎さんと同じクラスです。皆様頑張ってください。(兵庫県宝塚市)
◆ゆめごよみ・風だより」ありがとうございます。被災地の障害者等の厳しい状況が伝わってきました。東北は少し改善されつつあるようですが、まだ大変ですね。(東京都港区)
◆自分のできることからします。永さんはあちらでも元気でやってらしゃることでしょう

Posted on 2017年8月1日

千夏のちょっと行ってきました

NPO法人 自立支援センター「ばあとなあ」企画・主催の「日中活動 生活介護事業所フレンズ」での交流会に行ってきました。

近鉄奈良線 「若江岩田」から住宅地を抜け、田畑と空を見上げながら、車いすを押してくれている東さんと到着。大きな工場が外装の建物は、80年代のドラマを想わせる。
「あのー。障害者、健常者関係なく人がこれだけ集まっていたら大変じゃないですか」見学のあとの交流会で私は恐る恐る聞く。
「人間関係は・・・ ポジティブに楽しんでます。福本さんもすごい楽しそうやん」「はい、こうして誰かに会えるのは楽しいです。職場でも、苦しみながら楽しんでますよ。」と私。「なんや、それ」と大笑いしたので、さらに伺う。
「ここって妙に落ち着く不思議な空間なんですけど、工賃とか出ます?」「おっ福本さんも来るか?工賃は 来た日数がけ。人によって変えたりはしていない。何ができてもできなくても均一工賃や。ショートステイのベッドもあるで」
「ここ、平地で安全そうですしね。あっ防災活動とか何かしてます」
「地域との関わりが大事でしょ。夏祭りに参加したり、避難訓練に合流してる。避難所になっている小学校に、みんなでワーッと行くと授業中だったりしてね。子供ががやがやするのをひそかに楽しむ悪い大人です(笑)地域の消防署を呼んでする消火活動もなかなかのもん。イメージではなく、実際目の前で消火器を抜いたら、あっ日頃から気をつけようって思うもんです。どや」
「はい、完璧です。ご協力ありがとうございました」
「あはは、一応仕事もしはるやん。また遊びにおいで」と見送られる。

追記 行きと帰りの少し長く揺られた電車の中で考えたこと
NPO法人「ばあとなあ」は、視覚障害者・故 楠敏雄氏・自立の家つばさが発しょうである。当時、作業所の役割を評価していなかっった、むしろ否定的だった自立障害者の先駆者的な彼が、なぜ、この場所をつくったのか(・・?

楠氏の追悼記を開いてみると。彼がたてた作業所の基本的な要件は、三つだ。
◆平等性の原則・・・障害者―健常者の関係を問い直し・雇うー雇われるの関係、指導されー指導する関係の否定し障害者が地域で共に生きる関係の創造する。
◆,自立性の原則・・・障碍者の自立を目指し、障害者のあるがままの生き方をつきだしつつ、経済的にも自立できる労働の場、生活の場をめざす。
◆開放性の原則・・・閉鎖性を克服し、地域の様々な人々に解放された場。差別と闘うために地域の拠点となることを目指す。
これを私なりに解釈すると、障害者であって何が悪い。精一杯のありのままを受け入れ、みんなにもその姿を見てもらいなさい。ここはそんな場所なんだよ。こんな具合になる。
楠氏の「たかが作業所 されど作業所」
これもあの頃も今も生き場の少ない障害者が、置かれている状況を表した切ない言葉である。
いつの時代も、だれも、これで良しなんて思ってはいない。
制度ができ、制度に思いがのみこまれそうになろうとも、
現実にむき会いながら、明日を夢見て生きたい。
それは、きっと人とであい、つながり続けることでしか可能にはならないのだ。
このことに気付かせてくれた「ぱあとなあ」という場所に感謝である。

遅ればせながらの ふくもと ちなつ

Posted on 2017年7月28日2017年7月28日

7/24,25 九州北部豪雨調査 報告

7月24日、25日に、ゆめ風基金理事の八幡と事務局員の東が、
九州北部豪雨調査のため、福岡、大分に伺いましたのでご報告いたします。

7/24

◆朝倉市役所~要望書提出、今後について話し合い
福岡県久留米市の地域活動支援センターごろりんハウスの中山さんらとともに、
福岡県朝倉市役所障害福祉課に質問書・要望書を提出しました。

質問・要望内容/回答Q.障害者の安否確認について
→A.障害者サービス提供事業所に、利用者の安否確認中
Q.避難所での対応、施設避難の状況について
→A.詳しい回答はできない
Q.受給者証の再発行状況について
→A.対応している
・災害時要援護者支援策の公開について
→A.避難行動要支援者名簿は、名簿の管理は別の課が行っているのでわからない

今後についての話し合い
・朝倉市は人口5万人ほどなので、0.5%の障害者がいると仮定すると、2,500人ほどの障害者がいる。ただし被災地域は限定されているので、正確な人数は不明
・ごろりんハウスが拠点となり、被災した障害者からのSOSを求めるチラシの作成等を行う場合、必要経費はゆめ風基金に申請の上、ゆめ風理事会が諮り決定する
→ごろりんハウスで予算書を作成することが決定


◆B型作業所 あゆみの会聞き取り
・メンバーの2人が家を流され、1人は小屋を流され、現在も3人が避難所暮らし
・豪雨当日は、作業所の前が川のようになっていた
・車両が流されたが、難民を助ける会がすぐに支援を行った
・ゆめ風基金から被害を受けたメンバーに対して見舞金を出せる可能性がある(要理事会決定)ため、一度申請していただく

7/25

◆大分県日田市役所~聞き取り、要望
・たまたま日田市役所で出会った、被災直後から日田市を中心に活動しているレスキューストックヤードさんから、情報提供を受ける。「被災した障害者はいるものの、現在困っている状況は聞いていない」とのこと

障害福祉課聞き取り
・被災した障害者団体、個人について尋ねましたが、状況は把握していないようでした
・災害時避難行動要支援者名簿については、長寿福祉課が担当していたが、「今回の豪雨では、混乱の中で町内会に名簿の開示はできなかった」とのことでした

◆日田市社会福祉協議会~要望
 被害に遭われた団体や個人などについての情報提供をお願いしました。

◆日田市大鶴地区視察
大鶴地区は堤防が決壊し、一部地域に被害が集中しているようでした。

◆朝倉市杷木地区視察

流木、土砂の量がすさまじく、ボランティアが泥出しをするどころではなく、重機を使わなければどうにもならないというような印象でした。
朝倉ボランティアセンターとは別に杷木地区にもボランティア拠点が設置されていました。

◆朝倉ボランティアセンター

杷木地区に隣接する朝倉地区の市民球場内に設置されていました。
運営者の社協職員を訪ねましたが、「障害者の状況は把握していない」とのことでした。ゆめ風基金の趣旨説明と今後の情報提供をお願いしました。

◆全体を通じて

今回は難民を助ける会が経済的援助を行ったこともあり、ゆめ風基金として支援をしなければならない障害者団体には出会うことはありませんでした。
しかし、あゆみの会のメンバーのように、被害を受けた障害者の方は確実にいらっしゃいます。
この調査と、今後の情報を基に、被災された障害者個人をどのように支援するのかを含め早急に検討し決定いたします。

Posted on 2017年7月20日2020年10月7日

本日『SOSにこたえたい!―熊本地震救援報告』第2版が完成しました!

◆『SOSにこたえたい!―熊本地震障害者救援本部2016~2017年報告冊子』
第2版
(74ページ)

発行日:2017年7月22日
発行:熊本地震障害者救援本部
〈大阪事務局〉認定NPO法人 ゆめ風基金
制作・編集:関西実行委員会編集委員会、ゆめ風基金事務局
頒価:300円(税込、送料別)

※お申込み:認定NPO法人 ゆめ風基金
(メール)info@yumekazek.com
(電話)06-6324-7702 (FAX)06-6321-5662

・振込用紙同封でお送りします。
・送料は1冊ですと80円です。送料は2冊以上でお安くなります。
・「高すぎる!」という方はご相談ください。

※テキスト版、ルビつき版はネットで公開いたします(レイアウトは異なります)。
こちらからどうぞ

いつもゆめ風基金を応援いただき本当にありがとうございます。事務局の東と申します。

「この冊子で、今後の災害時の障害者の状況を変えてやるぞ!!」
という意気込みで、編集作業をはじめました。実務は関西実行委員会の編集委員会で分担しました。

依然、健常者以上に障害者の命は、災害時に大きな危険にさらされます。
そして、なんと!いまだに大半の障害者は地域の避難所にすら避難できないのです!

この状況をなんとか変えたい!!そんな熱い気持ちでこの冊子は生まれました!

指定避難所・仮設住宅・復興住宅はバリアフリーにしないとダメですし、福祉避難所もすぐ開くようにしないとダメですし、避難行動要支援者名簿はもっと実用性のあるものにしないとダメですし(そもそもバリアだらけの避難所への避難誘導では意味がありません)。
熊本地震でも国、自治体による被災障害者施策はほとんど機能しなかったのです。

以上のような国、自治体による被災障害者支援の課題は、阪神淡路大震災、東日本大震災等、以前の災害でも指摘されてきました。また、2016年4月に障害者差別解消法が施行されましたが、それでもこの差別的な状況は変わっていません。

「でも今度こそ変えてやるぞ!」との思いで、多くの方々に読んでいただけるよう、読みやすさにこだわりました。
おかげさまで、初版1,000部は1週間でほぼ品切れとなり、第2版が本日印刷完了しました。

先日開催された「障害者防災リーダー養成講座」では講師の水谷真さんからお墨付きをいただき、書店からのお問い合わせもありました。
また現在、各地の障害者事業所などで研修等にご活用いただいています。
本当にありがとうございます。

本冊子が多くの方にご活用いただき、今なお被災した障害者が置かれる差別的な状況を変える一助となるよう心より願っています。

今後ともみなさまとともに歩んでいければ幸いです。よろしくお願いいたします。


◆見どころ!

1.熊本地震で被災した障害者へのアンケート!(※熊本障害フォーラム提供)
盲ろう、聴覚障害、視覚障害、肢体不自由、知的障がい、発達障害、難病の方々は、具体的にどのようなことに困ったのか、どのような配慮がほしかったのか、当事者たちの声を4ページにまとめました。

2.支援現場からの声!
 特に、地元障害者団体とともに被災地障害者センターくまもとを設立し、現在でも支援を継続されている被災地障害者センターくまもと事務局長の東俊裕さんの報告(全7ページ)は、ぜひとも読んでいただきたいです!

3.ボランティア報告!
 全国から駆け付けた総勢34名のボランティアからの報告です。現場で障害者と向き合った支援者が、それぞれの視点から書いています。被災以前の障害者の状況や、フクシマ、相模原事件との関連性を指摘されている方もおられ、個性豊かなものになっています。

4.国、自治体への提言(最新版)!
 ここは外せません。障害者救援本部としての国、自治体への7項目19の提言をまとめています。読みやすいよう、「抄録」「ダイジェスト版」「完全版」の3種を掲載しました。
個人、団体で存分にご活用ください。今度こそともに国・自治体の障害者災害対策を変えていきましょう!

5.「被災地障害者センターの設立準備データ」をダウンロードできます!
(※第2版限定)
災害が多発する昨今、ゆめ風基金では、被災地障害者センターの設立にあたって必要となる書類などのデータを共有することで、全国での迅速な被災障害者支援に役立てて頂きたいと考えています。

 

◆もくじ(第2版)

挨拶
熊本地震障害者救援本部 共同代表 平下 耕三/佐藤 聡/牧口 一二
関西実行委員会 副代表 渕上 賢治
当事者が行動しないと成り立たない―関西実行委員会  地村 貴士

タイムライン 2016年4月から1年間の活動の経過

被災地からの声
困ったこと!こんな配慮がほしかった!―熊本地震障害者アンケート
網の目からこぼれ落ちる障害者―東 俊裕さん
どんどん街へ出ていきましょう!!―倉田 哲也さん
障害者も避難できる避難所をつくろう!―小出 照幸さん
自分の命を守るのは自分自身―田中 祥啓さん
「障害者は福祉避難所へ」か!?―花田 昌宣さん
熊本学園大学の避難所から学んだこと・伝えたいこと―吉村 千恵さん
お手紙:古閑迫 マキ子さん
地元の障害当事者とともに活動していきたい―作本 誠一さん
役に立ちたい ここにしか居場所はない―山口さん
「全壊」の家に留まるしかないのか!?―Fさんのケース
医療的ケアが十分に受けられず避難移住を決断!―古木 隆さん

ボランティア報告
2016年4月~2017年3月まで総勢34名の報告

コラム
救援募金活動
2017年6月22日 障害者防災リーダー研修(※『被災地障害者センター設立準備データ』 リンク付き)
ボランティアの情報共有手段
ももくり送迎基金
他団体紹介:レスキューアシスト
「被災地支援とジェンダー・性差」を考える座談会
「受援力」

救援本部からの提言
ダイジェスト版/完全版

Posted on 2017年7月19日2019年11月22日

7/15「ゆめ風であいましょう in大阪」無事終了しました!その1

 

 

 

 

 

 

 

7月15日(土)、年に一回、近畿ろうきんさんとの協働イベント「ゆめ風であいましょうin大阪」が、ろうきんホールで行われました。

会場は満員のお客さま。熱気で冷房も効きにくかったりして、ご迷惑をおかけしました。

まずは、近畿ろうきん 山下理事長のご挨拶。(写真上部)
今年で4回目となった「サポートV報告会」。
このサポートVの説明もしていただきました。
そもそも・・・

東日本大震災 復興支援定期預金「サポートV」とは

「毎年3月末の残高をもとに寄付金を算定し、2021年3月末までの10年間にわたって、近畿ろうきんから寄付を行う社会貢献預金です。寄付先団体は、各被災地において、震災遺児支援を行っている「あしなが育英会」と被災障害者の支援を行っている「認定NPO法人ゆめ風基金」・支援の手が届き難い社会的弱者を直接支援しています。これまで6年間で1億2,210万円の寄付金を届け、10年間では1億5,690万円を見込んでいます。」

ゆめ風基金にも2012年から6年間で6100万円を越える支援金をくださっています。
このお金で延べ13ヶ所の障害者が働く場・生きる場などの設置ができました。

改めて深く御礼申し上げます。

次に、ゆめ風基金の牧口代表からも一言ご挨拶。


 

 

 

挨拶は苦手・・・と言いながらも、最近お気に入りの前掛けをつけて、暑い中お越しくださった皆様へ一言。

 

ここからは東日本大震災の被災地報告です。
最初は、あしなが育英会さんの「東北訪問記」。(写真上)
ご自身、親御さんを亡くされ、育英会の支援を受けながら今は大学生活を送っている西村さんは、「あしなが育英会東北レインボーハウス」の視察や震災遺児について報告。
『遺児、遺族の心の痛みが色あせることは一生ない』との言葉は痛みを伴って、深く心に刻まれました。

続いてゆめ風基金の報告は長崎が。

 

 

 

 

 

 

2016年度に頂いた1055万円が
①福島県二本松市のNPO法人コーヒータイム移転費用に500万円
②福島県いわき市のNPO法人なこそ授産所グループホーム新築費用に500万円
③岩手県宮古市NPO法人結人(ゆいっと)の放課後デイサービス用事業所をバリアフリーにする工事へ55万円

以上三か所に使わせて頂いたことを写真入りで報告しました。
それぞれの建物には、このようなプレートが貼られています。

 

 

 

 

 

20年、30年と語り継がれていく支援の証。
息の長い支援は、ありがたいことです。

そして、今日のために前日から大阪入りしてくださった、福島県二本松市のNPO法人コーヒータイム 理事長の橋本さんから、現在の福島についての報告が行われました。


 

 

 

 

 

あの震災時、原発事故のため、浪江町から二本松へ避難してきたご苦労、今ある偏見、ふるさとへの思いなど、やはり被災地のかたにお話頂くことの大事さを実感しました。

一つお詫びを・・・。
会場に痰吸引されていたかたが来られていて、私、恥ずかしくも工事の音と勘違いしてしまいました。
当事者のかたを傷つけてしまい、本当に申し訳なかったです。
心からお詫び申し上げます。

その2に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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