熊本支援活動報告会終わりました

8月6日(土)かねてよりみなさんにお知らせていました
熊本支援活動報告会が無事終わりました。
当日は猛暑にも関わらず140名の方にご参加いただきました。
本当にありがとうございました。
【写真紹介】
第1部
◆熊本から関西に避難移住された古木隆さん(西宮・メインストリーム協会)の報告
古木さん報告
◆八幡隆司さん(ゆめ風基金)の熊本概況報告
八幡さん報告
◆熊本学園大生の津隈颯一郎さんの報告
津隈さん報告
第2部
◆ボランティア総勢20名による4月、5月、6月、7月支援者リレー報告
月別リレー
月別リレー報告
◆パフォーマンス大会
くまもとサプライズダンス。
くまもとサプライズ
須賀智哉さん(愛媛・自立生活センター松山)の歌。
須賀さん歌
第3部
◆全体しゃべり場(テーマ:自分たちの災害対策について) 
しゃべり場
福島から来ていただいた白石さん、橋本さんにもお話しいただきました。
福島からも
熊本地震のこと、被災が続く福島のこと、各事業所での災害対策のこと、相模原事件のこと、災害時の障害特性にあった支援のあり方、、、
様々な問題提起がありました。
今回の報告会では、「今後もともに協力してやっていこう!」という熱い思いとエネルギーが会場に溢れていた気がします。
来ていただいた方々、一緒に運営していただいた方々ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
運営側集合写真

いよいよ明日です!熊本支援活動報告会のお知らせ

猛暑が続く中、みなさまお元気でお過ごしでしょうか。。
いよいよ明日14時から大阪市たかつガーデンにて、
熊本支援活動報告会を行います。
※手話通訳あります。
※当日参加は約15名可能です。
熊本から関西に避難移住された古木さん、
熊本学園大に避難しながらボランティアにも関わった学生の津隈さんも話に来ていただきます。
また明日は、熊本、福岡、福島、愛媛、滋賀、愛知などからも
ご参加いただく予定です。
熊本被災障害者支援は現在も大変な状況の中です。
この機会にさらに情報を共有し、熊本はもちろん、各地の今後の取り組みにつながるものになればと一同願っています。
当日お越しの際には暑さ対策等、お気をつけてお越しください。
よろしくお願いいたします。
★Ustream(ユーストリーム)でネット配信を行います。
当日お越しになれない方ももしよろしければご観覧ください。
※今回が初の取り組みのため、当日のPC,ネット環境次第では配信中止の可能性もあります。
http://www.ustream.tv/channel/%E8%A2%AB%E7%81%BD%E5%9C%B0%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E6%94%AF%E6%8F%B4%E8%AA%8D%E5%AE%9Anpo%E6%B3%95%E4%BA%BA%E3%82%86%E3%82%81%E9%A2%A8%E5%9F%BA%E9%87%91
ゆめ風基金事務局 東
86チラシカラー最終版

【熊本地震】救援金(個人)

6月28日に、「被災者個人支援金(4人分)」、1,344,804円を送金したと書きましたが、先日、改めて贈呈式のようなことを
やってきましたのでご報告します。
住宅が一部損壊等でほかの補助金や支援金などが受け取れないかたなどを中心にお送りしました。
浦本さん
浦本さん。熊本市中央区在住。
視覚障害があり、鍼灸院を経営しています。
鍼灸院の内壁が剥がれたところを修繕するため。
写真は、施術用ベッド前にて。
川端さん
川端さん、熊本市在住。
身体障害。
電気メーター修繕経費、水回り配管工事など。
高見さん
高見さん、宇城市在住で精神や、身体障害があるかた。
給湯器、井戸水くみ上げポンプ、トイレの修繕。
写真は給湯器、井戸水くみ上げポンプ前で撮影しました。
これからも、皆様からの「熊本で困っている人になんとか届けて!」というご要望に、応えていけるよう、活動を続けます。

8.6 熊本支援活動報告会のお知らせ

 2016年8月6日(土)、熊本地震障害者救援関西実行委員会、認定NPO法人ゆめ風基金共催で、
8.6 熊本支援活動報告会―体験して思うこと、課題を探るしゃべり場―を開催いたします
 みなさまご存じの通り、4月14日と16日にマグニチュード7、震度7の熊本地震が発生し、多くの被害が出ました。
それを受け、被災地熊本では、16日から熊本学園大学が自主的に避難障害者の受け入れを開始し、19日から熊本県身障者福祉センターも受け入れを始めました。
 また、障害者の自立生活支援や権利擁護活動などを行ってきた20団体が集まり、19日には被災地障害者センターくまもとを立ち上げ、現在も被災障害者の救援を続けています。
 
 大阪で障害者支援活動を行う多くの事業所は、震災後、直ちに結集し救援実行委員会を立ち上げ、これまでのべ220名のボランティアを熊本学園大学、熊本県身障者福祉センター、被災地障害者センターに派遣し、支援活動を続けています。
 震災から3ヶ月が経過したいま、現地に駆けつけたボランティアからの報告を受け、今後の課題を共有したいと思います。
 ご興味のある方ぜひご参加ください。
★ 日時: 8月6日(土) 14時~17時
★ 会場: たかつガーデン 8階たかつ東中
(大阪市天王寺区東高津町7番11号/最寄り: 近鉄「大阪上本町駅」、地下鉄「谷町九丁目駅」)
★入場無料/申込制(7/29(金) 締切)
※定員約120名。当日参加も可能ですが、定員に達し次第締め切らせて頂きます。
※手話通訳あります。要約筆記が必要な方は、ご自身で手配できるかどうかも含め、申込時にご相談ください。
ご自身で手配される場合は支援者2名様を上限とし、お一人5,000円をお支払いします。
※以下本チラシJPEGデータを掲載します。配布、転載にご利用ください。

86チラシ

【熊本地震】永村夏美さんのボランティア活動報告7/3

7/3
この日の個別支援一軒目は精神障害をお持ちの独居の男性の支援。
一軒家の屋根の破損により雨漏りがしておりブルーシートをかけてもらったがそのシートが剥がれて再び雨漏りがしているとのことで状況を確認しに行く。
ご家族がおられる時は立派な日本庭園であったと思われる庭がジャングルのように生い茂っていた。
チャイムを鳴らすと中からガタっと物音がしたが出てこられない。
電話をしても受けられないのでブルーシートが剥がれている部分を確認してこの日は引き上げる。
センターから何度か連絡しているがなかなか電話を取られない方ということだった。
すだれが下りてカーテンが全て閉まっている暗い屋内で体調が優れず、じっと耐えておられるのかもしれない。
センターが支援依頼元である相談支援事業所に連絡してヘルパー訪問日に合わせてボランティア派遣調整することになった。
2件目は身体障害の女性Kさんの引越しの支援。ご
家族は震災以前になくなっており広い一軒家に独居されていた。
自宅が被災、熊本市営住宅のみなし仮設へ引越すことになり、車2台で荷物を運び積み下ろすお手伝いをさせて頂く。
この日は当事者UさんとYさんも一緒に手伝ってくれた。
センター熊本のスタッフ田口さんがトイレに手すりを設置したりウォシュレットのトイレを設置したりする間、YさんUさんが汗だくで車2台分の荷物を階段で3階まで上げてくれ本当に助かった。
Kさんが帰り際に「このセンターはいつまであるとですか?」と尋ねられた。
「ずっとあるならいいけど、8月とか10月とかでセンターがなくなってしまうなら困るね」と不安そうに話される。
今日の引越しのような支援は行政からは行われないので、ボランティアが来てくれなくなったらどうしたらいいのかと心配されているのだ。
引越し先は古い市営住宅でエレベーターはなく、足が不自由なKさんが階段を上り下りするのは大変。
1階に下りて忘れ物を思い出しても取りに行かれない、そんな生活があっていいのか。
センターに帰って報告すると東局長(局長というのがなんだか東さんにピッタリで気に入ってます)が「役所の人間にお前が片足で3階まで上ってみろって話だ!」と激怒。
後日センターからご本人の了解を得て役所に1階の部屋を提供するよう交渉することになった。
Kさんは被災前はそば打ちの講師などもされていた。
そば打ち台も引越し先に持って行きたかったがスペースがないので諦めた。
Kさんがそばを打てる日はいつ来るのか…。
何かのイベントの際はそば打ち講師をして下さるとのことで、繋がり続ければきっと実現できるのではと思った。
夜は益城の復興屋台村へ行く。
ほぼ満席で売り切れの屋台もあった。
夕食は熊本名物の揚げ豚足と焼きそばに生ビール!
一緒に行ったのは「名古屋わっぱの会」のIさん。
彼女とも東北支援以来の再会であった。
先月もわっぱの会のMさんに再会したばかり。
「いつも同じ人が来るんですね?」と笑い合った。
今週はボランティアが少ない。
昨日のミーティングの時点でボランティアは3名だった。
個別支援依頼があってもマンパワーがないと対応できない。
明日はJDFから3名来てくれることになり何とか動けることになった。
4万枚のSOSチラシが配布された後センターがどこまで対応できるか…。
今回も実質動けたのは2日間だけだったが、なんとかしてまた来たいと思う。

【熊本地震】募金活動~山梨学院大学の皆さん

ゆめ風基金の事務所にその電話がかかってきたのは、一ヶ月ほど前でした。
『熊本地震で被災されたかたに何かしたくて・・・ゆめ風基金の募金箱とか、借りられますか?』と。
若い声のその男性と、メールも含めて数回やり取りして、募金箱をお送りして・・・
先日、報告メールが届きました。
『先週の水曜日に甲府駅南口、山交百貨店前で募金活動をしました。
集まった金額は29483円でした。
明日も引き続き行います。
画像は先週に行われた際の写真です。』


山梨学院大学のみなさん、暑い中、お疲れさまでした!!
皆さんの気持ち、募金と一緒に、熊本にきっと届けます!!

【熊本地震】永村夏美さんのボランティア活動報告7/2

今日はくまもと労働センター「おれんじ村」の青空カフェでダンス交流。
当事者、スタッフの方から被災後のお話も聞かせて頂く。
当事者Tさんの被災後のお話はおれんじ村のブログに愛称「ベッカム」さんのお名前でレポートがあります。
(http://d.hatena.ne.jp/with1985/201606)
ちなみになぜベッカムさんかというと顔が二枚目でベッカム似だったそう(過去形?笑)。
今でもイケメン!
地震の後近所の人が助けに来てくれた話、怖くて近くの駐車場に避難した際にそこに避難してきた近所の人が裸足の足を見て靴下をくれたりはんてんをくれたりしたという話を聞いて、「普段からご近所付き合いされてたんですね!」と私が感動すると「いいえ、初めて話した人たちです」とのこと。
ふぅ~ん、熊本の人優しいんですねと言うと「人による」と。
私は近所付き合いがほぼ皆無の独居で重度の身体障害の方の泊まり支援に長年入っていて、地震が来て誰も助けてくれなかったらどうしようと常々思っていたが、ベッカムさんの話を聞くとなんとかなるかぁ~と思えた。
しかしやはり被災地センターくまもとやくまもと労働センターがある地域は日赤病院や身障者センター、昔からある当事者グループなどの存在もあり、ご近所の人がわりに障害者に慣れているという背景もあるとのことだった。
やはり普段から目に映っている存在であることがいざという時に助けてもらえることにつながると思った。
今回くまもと労働センターと交流するきっかけになったのは、箕面に住むNさんが労働センターとお付き合いがあり「日々のストレスを少しの時間でも忘れられるレクリエーションのようなことが求められている」と聞いたことだった。
それならダンスしに行きます!と労働センタースタッフのMさんにコンタクトを取って実現した。
毎日の生活が被災直後より落ち着いているものの日常に戻り切っていないことによるストレスが当事者にも支援者にも蓄積されている。
スタッフMさんも地震の後からGW連休前までは避難所化したおれんじ村に泊まって避難者の支援をしていた。
車椅子ユーザーが3名泊まっており夜勤者は自分1名。
もし地震が来たらどうやって3人を避難させようかと思うと眠れなかった。
ドアは開けっぱなしにしたが泥棒がいるなどの話もあり不安だった。
夜間眠れないので日中パートさんなどが支援に来てくれる間に1時間ほどの仮眠をとる生活を続けた。
避難生活中はみんなでご飯を食べたりしてキャンプのように楽しんでいて疲れは感じなかった。
ところが避難所状態も終わった5月末に体調を崩した。
今思うとハイだったし疲れも溜まっていたと思うがその時は気づかなかった。
非常時の支援者の誰もが経験しうる状況だと思った。
スタッフのMYさんは被災地センターのうらの自室訓練のためのホームにご家族で避難されている。
益城のご自宅は全壊。
2DKの家屋にMYさん、旦那さん、幼い娘ふたりの4名、当事者の方2名の4世帯が共同で避難生活をしている。
益城の仮設住宅に当選し7月から8月に入居予定であるが共同避難生活によるストレスは大人も子供も溜まっている。
お子さんは地震後1か月後におねしょをしたり「地震!」とパニックになって目覚めたりすることが続いた。
小学校で行われているカウンセリングで診てもらうと、3か月くらい様子を見てそれでも状況が改善されなければ考えましょうということだったが今は落ち着いてきている。
避難先の熊本市内から子供たちの通う益城の小学校までの毎日の送迎も大変。
何より子供の心の傷があとになって何かの形で現れないかと心配され、目には涙を浮かべられた。
「あんな小さな体でたくさんのことを抱えて…」とのお話に心が痛む。
「今度もし違うところで震災があったら絶対助けに行こうって旦那と話しているんです。今回こんなに全国の皆さんに助けてもらって。」と被災しているにも関わらず、もう他の誰かの役に立つことを考えておられた。
こういう日本人の助け合い精神は他の外国のどこにも負けないに違いない!と誇りに思う。
今求められていること、おれんじ村の復興に向け必要なことは何ですかと尋ねた。
震災以前はカフェが2つ、クッキー工場、学校などへの販売チームと活動場所が4つあったが現在はすべての人たちが青空カフェ兼工場に集まっており、大人数によるストレスがある。
仕事が減ったことによる収益減少で働く人たちへの給料を半分くらいしか払えていない。
「今はみんな復興応援で商品を買ってくれても、いずれ忘れられていって商品が売れなくなる。販路を広げて継続的に販売していかなくては給料を払っていかれない。」とスタッフMさんは話した。
おれんじ村の商品を買うこと!
これがダイレクトにおれんじ村の人たちを支える。
大阪にも熊本の救援を訴えに来られた当事者の倉田さんについて、「倉田さんはおれんじ村をほったらかしで全国を飛び回っている。ほったらかされてもいい、全国に支援の輪を作ってこれるのは倉田さんだけだから。」と話された。
ベリーダンス交流は楽しかった。
みんなで汗をかいて踊った。
きっとまた来ますと約束し、クッキーを大人買いしておれんじ村の青空カフェをあとにした。
大人買いしたクッキーを自分のフェイスブックで「みんな買ってー!」と呼びかけるとすぐに10数個の予約が入った。
SNSの威力。

【熊本地震】永村夏美さんのボランティア活動報告

「被災地センターくまもと」でのボランティア活動報告 (永村夏美 大阪「たびだちの仲間の会」登録ヘルパー)
7/1
夕方センターに到着。
ミーティングに参加する。
参加者は男性ボラ3名女性ボラ3名、事務局長の東さん、スタッフ岡崎さん、スタッフ田口さん、当事者Uさん。
本日の報告としては、軽度の聴覚障害で独居の男性の自宅の雨漏り修繕、50代統合失調症の男性の母親が息子さんを連れてセンターを訪問されたので相談支援センターにつなぐ、当事者Yさんの通院同行などであった。
東さんからボランティアに現状の説明などもあった。
東さんからのお話・・・
熊本市の手帳保持者は4万人。
そのうちサービス利用者は7千人。
3万3千人はサービスを受けていない。
震災が起きると身近な避難所に避難するが、その避難所が障害などの事由により使えない人は支援のネットワークからこぼれ落ちていく。
避難所には人、モノ、情報が集まりそこから復興へのプログラムに乗っていくが避難所にいられない人はそのプログラムに乗ることができず「目に映らない存在」になってしまう。
センターくまもととしてはそういう人たちを見つけて支援する。
また福祉サービスに繋がる前の段階の作業の支援をする。
例えば被災後に相談支援に繋がりサービスが利用できるようになったと言うがその人が暮らす家が被災してぐちゃぐちゃという場合、その片づけを支援する仕組みはない。
そのように行政サービスではカバーできないところを支援するのが被災地センターの目的(※わたしは以前からセンターくまもとの仕事を考える時「スキマ産業」という言葉が思い浮かぶ。産業といっても儲けているわけではないですが)。
熊本市の手帳保持者4万人のうち行政が行った安否確認は9千人。
身体3級以下、知的B2以下、精神1,2級以下の”軽度”の障害者は安否確認リストから削除された。
安否確認した9千人のうち半分しか会えていない。
東さんの指示で7月の第1週目か2週目にはセンターくまもとのSOSチラシを手帳保持者4万人すべてに点訳付きで送ることになった。
行政のお知らせと共に、他ボランティア団体の案内や行政の福祉窓口案内などと共に郵送する。
4万人のうち1パーセントでも400人なのでセンターに多数のSOS電話がかかる可能性がある。
4万枚のチラシが配布された後にセンターくまもとに沢山の個別ニーズが上がってくる可能性が大きいです。継続的なボランティア派遣が求められると思います。
続く

【熊本地震】被災地報告~八幡理事

復興に村の財政が追いつかない
昨日(6/29)、西原村へいってきました。
ゆめ風基金に被災地救援金の申請があった「たんぽぽハウス」さんの件で・・・。
「たんぽぽハウス」が建っている「村有地」の斜面が崩れかけていて、村としても、予算化ができないものかと代表の上野さんと一緒に事情を聞いてきました。
東日本の時は復興は100%国と県が予算を出していたのですが、熊本地震では1割もしくは2割を村が負担しなければならないとのことです。
今でも国の補助金を利用して復興を進めているけれど、すでに村の予算は年間予算の3倍に膨らんでおり、
年度末には5倍程度まで膨らむと見込んでいます。
国の補助金を利用するといっても、その1割、もしくは2割が村の負担として重くのしかかるというのです。
村では限度いっぱいまで起債(村の借金)を行ったがそれでも確保できたのは10億円。
通常の村予算が40億円であり、このままでは通常の福祉予算も確保できない。
なにより9月以降の予算目処がたたないといってました。
もともと赤字予算のため、どこも合併をしてくれなかったという西原村。
やっと黒字に転じた矢先のこの大地震が、村財政に重くのしかかっています。
東日本大震災発生後、そういうことを避けるために「東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律」ができて、市町村負担がなかったのですが、熊本地震でも同じような法律が必要だと強く感じています。
八幡隆司

【熊本地震】大阪からのボランティア報告~夢宙センター

熊本支援3日目
大庭の報告です!
午前中は統合失調症の女性のお宅にお邪魔しました!
今日の作業内容は家の周りの草むしりをしてほしいとゆう事で行ってきました!
今日は大雨で草むしり最中に冠水してしまい作業は途中で中止になりました!
道路は雨の影響で足首まで浸かるぐらいに水が溢れ熊本南部では避難勧告がだされました!

午後からは急遽入った依頼で統合失調症の方のお宅にお邪魔しました!
母、娘さん2人暮らしで話を伺うと震災の影響でガスが使えなくなり一ヶ月お風呂に入れなかったり台所の雨漏りがひどく雨の日は床が水浸しになります!

お二人ともすごい疲弊してまして気分も落ち込んでいましたのでとりあえず役所に一緒に行き罹災証明をとる手続きをすると少しは表情が明るくなりました!
雨漏りやお風呂の修理、その他生活のケアなどとても心配なのでセンターの方に話を持ち帰り今後対応してくれるみたいです!
熊本支援 最終日
大庭の報告です!
今日は、糖尿病を患っていらっしゃる男性の、物件探しに同行しました!
避難所まで迎えに行き、不動産会社の方と待ち合わせ場所まで行きましたが、見あたらず、会社に連絡をしても電話が繋がらない状態なので諦め別の不動産会社に向かいました!
道中お話を伺うと避難所では防犯面が整っておらず貴重品などは寝てる間に取られたりする人もいるみたいで暴力沙汰の事件もあると仰っていました!
ご病気の不安と役所からの早く住む場所を探して下さいという連日の催促、生活保護なのでなかなか自分の希望にあった物件が見つからず本人もどうしていいのかわからない様子でした!
その後別の不動産会社に着き対応をして頂くとすごく丁寧にお話を聞いて下さり本人さんの希望と一致する物件を見つけて下さり本日夕方から物件を見に行くそうです!
本人さんも一安心され新しい家で一から気分を入れ替えて頑張ります!
本当にありがとうございます!
とても素敵な笑顔で仰って下さりました!
今日の業務では参考写真をとる場所がなく写真がないので申し訳ないです!