2015年ゆめ風基金総会とシンポジウム

                           ゆめ風ネットさいたま(わらじの会) 事務局 吉田弘一
 ワタシのイメージの中のゆめ風総会はいつも桜の季節。ただ今年はいつもの大阪ではなく仙台だったこともあり、残念ながら桜はまだ蕾ではあったけれど。新潟出身の自分としても東北の春は抜群に爽快だ。春の空の青、そしてあちこちで街の背景に桜色が映るシーズンは、知らず心が軽くなることを春が来るたびに実感する。
 さて話はがらりと変わって。ロシア大使が駐留しているデンマークのNATOミサイル防衛計画への参加に難色を示し、その場合デンマークの艦船を核の標的にする可能性がある。と話したそうだ。毎度毎度ニュースを聞くたび暗い気持ちになる昨今だが、こんなニュースはいつもに増してズシリと気持ちが暗く重くなる。
 窮極の人災としての戦争の恐ろしさももちろんだがなによりも、いつもは忘れているだけで、甘い消費社会の上っ面をペロリ一枚剥げば、どこもかしこも惨憺な世界の有り様が覗く。そんな時に暗く沈む心は、桜色の街に心がうずくのと基本同様だ。
 帰りの新幹線、介助者であり多賀城出身の学生さんと少し話す。「初めてのゆめ風、シンポも含めてどうだった?」と感想を聞くワタシ。彼女の答えは「理想と現実というものについて考えてしまった」とのこと。今回の総会の後の風街シンポジウムの後半、監督が言っていた放射能災害を指しての「あんなことがあって生き方が変わらないなんて―」という言葉は印象的だった。
 「変わらない」のか「変えたくとも変えられない」のか、またどうであれ「変わらない」という結果だけが重んじられる話なのか。それが理想と現実、また本音と建前と呼ばれるものの中身なのだとも考える。「変わらない」としても「変えたい」と望むのであれば、「変わらなさ」を咎めるよりも、そうせざるを得ない根本的な部分、社会や地域の構造こそを変えていくべきだとも思う。
 さらに加えて考えるならば、私たち障害者を囲む言葉の中に「社会モデルとしての障害者像」などといった言葉がある。医療モデルとしての障害者像と対で出てきがちな言葉だが、障害だって健常だってすべての私たちは社会とは切っても切れない“ヒト”であるとも言える。だとすればワタシタチは自己決定や自分の思いだけで生きていけるものでもないのだろう。だとすれば私たちは、社会―地域と関わりながら、小さい関係を無限に積み重ねながら地域を作っていかなければならないのだとも強く確信する。そして小さくともそうして作った積み重ねはそうそう悪いものではないだろうとも思うのだ。
 そしてそれはいっさい他人ごとでなく、デンマークどころか私たちの頭上だってどこだって核ミサイルが行きかう航路であることと同様に、忘れているだけで自分たちの問題だ。
 会の終わり、「一日一日をクリアしていく。それで精一杯だ」と青田さんが語る。その通りだ。しかし精一杯ながらも一日ずつクリアし、積み上げる暮らしは苦しくとも私たちを裏切らないだろう。むしろそうした関わりの中に本来、人の暮らしはある筈だ。
 私たちの上に拡がる空は全て繋がっている。小さくともそうした積み重なった暮らしが一つの空の下で繋がっていく事、そうして作っていく地域や社会に思いを馳せる。

仙台「総会」&「風街フォーラム」行ってきました!

3月28日の土曜日、年に一度行われる「ゆめ風基金定時総会」に参加するため、事務局みんなで仙台へ行ってきました。
「ゆめ風ネット」の皆さんや、当基金の理事たちが出席する中、ゆめ風の2014年度の活動報告や、決算報告などを行いました。
場所は仙台駅から地下鉄で一駅のところです。

(会議の様子です。全国から10以上のネットの皆さんが集まってくれました)
6時半ごろからは交流会です。
全国で活動する皆さんと、年に一回お会いできる貴重な機会です。
当事者・介護者合わせて50人近くが、和やかに、2時間ほど談笑。
散会後は、仙台駅近くのホテルを取っていたので、みんなで歩いていきます。
思ったよりも仙台は寒くないし、しかも高層ビルが立ち並ぶ大都会だとわかって二度びっくり!!
(仙台は、通過することが多かったので・・・お恥ずかしい限り)
翌29日は、今回の総会を主催してくれた「CILたすけっと」の20周年記念&ゆめ風20年共同企画として
「風街フォーラム」が開催されました。
一部では、ゆめ風代表の牧口さんと、CILたすけっとの杉山さんが「障害者運動の先達から私たちが受け継ぐための会」と題し、トークいっぱいの時間を共有しました。
二部は、「津波・原発・障がい者、あの日とこれからと」というタイトルで、ドキュメンタリー映画「逃げ遅れる人々」の飯田監督や映画の出演者をお招きし、被災地の現状を伝えるシンポジウムが行われました。
福島では「ヘルパーが圧倒的に不足しており、夕方5時以降の介護者がいない」とか、
避難するか残るか、今も揺らぐ人たちの苦悩が伝えられました。
「原発事故は今も続いている。収束していない。」とおっしゃる被災地のかたの声は、生で聞くとリアルです。
そうだろうな、と想像しているよりはるかに厳しい現実。
日々、被災しているからこその叫び、です。

(熱心に話を聞く参加者のみなさん)
たくさんの課題があり、それらは実に心が痛む内容です。
ヘルパーの減少など、どう対処すればいいのだろう。
5時以降介護が受けられない現状は、大阪にいてほぼ不自由なく生活している私たちからすると、
お話を聞かなければわからない切実な問題です。
キシキシとひとこと一言が悲鳴をあげている・・・。
私たちは、しっかりと、この日語られた言葉を胸に刻み、大阪でできることを続けて、また全国へ発信し続けねばと
決意を新たにしました。
春休み最初の土日、年度末の土日ということで、新幹線も飛行機も、混み混みで、移動するだけで
体力が削られ、私・長崎、寝込んだりしました。
しかし、あの日からもっと苦しむ仲間がいるし、彼ら彼女らが本当に笑えるのは、もっと先だと。
厳しい現実のその一方で「希望」も、すこし見出されました。
仙台では、震災後たくさんのスタッフ(当事者も健常者も)が一緒に活動するようになったようです。
スタッフの皆さん、準備や圧片付け、本当にお疲れさまでした!
震災の傷跡が、今はもうないように見える仙台市中心部ですが、総会が行われた高層階の建物の窓には
『地震が発生したら窓際には近付かないでください』という張り紙が。
大阪にはない注意書きが、4年前の震災被害を物語っていました。
人は財産。
そして、人から人へ、語り継ぐ物語は、たくさん、たくさんあります。
良かったら、みなさんも一緒に語りあいませんか。
(文責:長崎圭子)

コメントのご紹介

桜のつぼみは、まだぎゅーっと、咲くエネルギーを蓄えています。
ひとつひとつは小さいですが、開花すると、
毎年街にピンクのアクセントがつきます。
紹介させていただくコメントと同じようだと思います。
◆震災以降、店のレジ横で、作業所のクッキーの売り上げを寄付しています。今年も続けますよ。(静岡市)
◆世の中には善人と悪人がいるのではなく、ひとりの心に善いところと悪いところがあると信じたい。ゆめ風基金が、善いところをのばす力がありますように。(奈良市)
◆機関紙と共にいつも、この時期に領収書が届くのはありがたいです。今年は確定申告に使います。(兵庫県加古川市)
◆ゆめ風だよりのおかげで、1人東京に行きました。イベント「少年期は戦争だった」は、最高でした。(宮崎県児湯郡)
◆夫の在宅介護で思うように動けません。各地の被災地を思ってせめてもの・・・。(東京都調布市)
◆次々といろんなことが起きる世の中です。早く春が来るといいですね。(東京都足立区)
◆何もできず・・・。でも、ゆめ風だよりを楽しみに。(新潟県長岡市)
◆自分も活動に参加しているんだと思って続けます。(東京都江東区)
◆僅かなりとも、今年もカンパできことがしあわせです。(栃木県宇都宮市)
◆春を感じる。どこかに春が・・・(東京都江戸川区)
◆良く20年も続いたものだと感じます。当時息子が大阪にいたのがきっかけで支援を始めました。(東京都豊島区)
◆いつも「ゆめ風便り」ありがとうございます。20年を機にまた送金いたします。(兵庫県三田市)
◆高齢者にとっても厳しい状況ですが、つながっていきたい思いで、つづけていきます。頑張ってくださいませ。(大阪府箕面市)
◆冬期うつを患い、「自分は必要がない」という思いが・・・。事情はいろいろでしょうが、誰もそんな思いをしなくてもいい世の中に。(大阪府堺市)
◆震災の夏、石巻に福祉ボランティアに行きました。当時のことをいつまでも忘れません。(京都府八幡市)
◆だれもが安心して暮らせる社会であることを願っています。私ができることは限られていますが、応援しています。(愛知県一宮市)
◆消費税アップで確実に生活が苦しくなっています。そんな中で送金できることに感謝。東日本大震災が起きたことを、忘れません。(長野県佐久市)
◆会計報告と領収書、ご丁寧にありがとうございます。揺れぎ続けては、交流の波にしたいです。(東京都清瀬市)
◆声高でなくとも平和のありがたさを伝えたい。(栃木県佐野市)
◆全労済ホールでのコラボ、感激しました。夏のイベントの成功をお祈りいたします。(千葉県松戸市)
◆少しでも、困っている人を助ける人の、お役に立てたらと思います。(北海道富良野市)
◆去年11月にひざを痛めてしまい、今月歩けるようになりました。少し仕事ができるので、協力します。(群馬県前橋市)
心あたたまるお言葉
ほんとうに、ありがとうございます。
東日本大震災から、4度目の3月。
みなさまの支援を届け続けます。

防災関連情報

「眼の会」榊原jさまからの防災関連情報です。
転載させていただきます。
■:ゼンリンと電通、自治体などに「全国避難所データベース」を無償提供
マイナビニュース2015年3月12日(木)12:17
ゼンリンデータコムと電通は3月11日、2014年12月から提供している全国12万件の「全国避難所データベース」を、全国の自治体と在日外国大使館向けに無償提供すると発表した。
無償提供は、自治体の単独利用だけでなく、周辺自治体を含めたより広域での防災計画の立案や広報にデータベースを活用することが可能となる。在日外国大使館においては、訪日客や日本在住の外国人のための有用な情報源となる。
また、同データベースと、ゼンリンデータコムが従来から提供している最新地図データの加工サービス「AreaCutter」(Web版)( http://www.zenrin-datacom.net/business/areacutter/web.html )を連動させたソリューションとして、市町村単位で避難所情報をマッピングした地図を配布枚数の制限を設けずに提供する「AreaCutter for避難所」を有料で提供を開始。
全国の自治体は、改定時に避難所情報を編集し直す労力や、地図の使用許諾/印刷許諾に関わる手間を省くことができ、スマートフォンなどを持たない地域住民やイベントなどへの来訪者に対しても避難所情報を的確に伝達することが可能となる。
さらに、有料で、在日外国大使館および外国報道機関向けに英語版の提供を開始。避難所の名称と住所が英語表記でまとめられており、防災と危機管理の即戦力となる。英語以外の言語でのサービス提供についても検討中としている。
「AreaCutter for避難所」の年間基本使用料は、切り抜き回数100回までの場合は15万円(税別)~で、これには地図の使用許諾権や印刷許諾が含まれている。また、英語での避難所情報の年間使用料は10万円(税別)となる。
■:「津波警戒域」の指定進まず…地価下落など懸念
読売新聞2015年3月13日(金)03:00
 東日本大震災の経験を踏まえて制定された津波防災地域づくり法に基づき、大きな被害が見込まれる「津波災害警戒区域」を指定した都道府県は徳島県のみで、指定の前提となる浸水想定も、対象39都道府県のうち20都道府県が行っていないことが読売新聞の調査でわかった。
 背景には地価下落やイメージ悪化への懸念が住民や自治体に根強いことがあるが、専門家には「発生してからでは遅い」と、早期の取り組みを促す声も多い。
 想定外の津波で多数の死者・行方不明者を出した震災を教訓に、同法は自治体に「最大クラスの津波が、満潮などの悪条件下で発生」することを想定し、対策を取るよう求めている。都道府県はこうした悪条件下での浸水想定を行い、大きな被害が予想される「津波災害警戒区域」と、さらに危険性が高い「津波災害特別警戒区域」を指定する。

ゆめ風基金20年イベントのチラシ、ポスターの配布にご協力くださいませ

お願い!
ゆめ風基金20年イベントのチラシ、ポスターの配布にご協力いただけないでしょうか。
チラシとポスターの枚数をお知らせいただければお送りします。
グループの機関紙などでご紹介いただける場合、サイズや枚数、障害低料第三種の番号と仕様などをお知らせいただければ、印刷してお送りします。
またA4、B5の印刷用PDF原稿を用意していますので、ダウンロードしてご利用ください。
A4カラー両面(1.8MB)
A4白黒表面(458KB)
A4白黒裏面(982KB)
B5カラー両面(1.7MB)
B5白黒表面(438KB)
B5白黒裏面(996KB)
くわしくはゆめ風基金までご連絡ください。
TEL:06-6324-7702 FAX:06-6321-5662
Mail:yumekaze@nifty.com

コメントのご紹介

春風はまだ冷たいですが、穏やかな日差し。
すこし、心が浮き立ちます。
先日行った神戸は、震災の跡形もなく美しい街でした。
「人も町も再生されるよ。でもね、元の形ではないんよ」しみじみ語る友人の声を心に
コメントをご紹介させていただきます。
◆いつも応援しています。大きな災害があるたび、ゆめ風基金を思い出します。(福岡県北九州市)
◆弱者に対する政府の厳しい対応に怒りを禁じえません。(愛知県新城市)
◆今年も一老人の気持ちを送りますので、よろしくお願い致します。(静岡県熱海市)
◆東日本大震災を含む防災活動、大変心強く感じます。(京都府舞鶴市)
◆共に歩んでいきましょう。(静岡市)
◆二月は一年で一番寒いときでしたね。今だに仮設での暮らしをしいられている方。どうぞ体調を崩されませんように。(大阪市平野区)
◆もう20年になるんですね。15年の時は友人に長田町やメリケンバークを案内してもらいました。いつまでも忘れずに取り組んでいけますように。(秋田市)
◆.2015年はテロで始まり・・・不安です。(茨城県土浦市)
◆イスラム国で・・・。どうして、みんな仲良くできないのでしょうか。今、何をなすべきか自問自答です。(大阪府高槻市)
◆自然災害は予知できないけれど、事前対策はできます。人と人との戦争は、最初から止めることができます。誰もが悲しまないように・・・。(東京都東大和市)
◆戦争で最初に傷つけられるのは弱者です。平和がいちばん・戦争はんたい。(東京都千代田区)
◆「今」を無事に過ごせる感謝の気持ちです。(愛知県安城市)
◆温かな人の輪が広がっていくように願っています。(神奈川県川崎市)
◆20年間の皆様の努力に敬意を表します。私も賛同して17年になり嬉しいです。(大阪府箕面市)
◆永さんのラジオで貴会を知りました。(東京都調布市)
◆各地からの風だよりにいつも共感・感動しています。(さいたま市)
◆ゆめ風20年経つんですね。これからも社会のために活躍してください。(東京都府中市)
◆いつもお便り楽しみにしています。力をいただいています。(埼玉県日高市)
◆気の遠くなるような時間がかかっても、凍り付いた心をとかすには・・・。弱い立場に置かれた人の笑顔積み重ねだろうと信じて。(滋賀県甲賀郡)
◆20年経って子どもは成長しましたが、日本は成長した社会になったでしょうか?(静岡市)
温かい皆様の励ましのお言葉に、私達事務局員は
いつも背を押され、使命を胸に歩んでおります。
ありがとうございます。

イベントのお知らせ~仙台

あっという間に3月ですね。
年度末ということもあり、皆様、お忙しいと思います。
くれぐれもお体、ご自愛くださいね。
さて、ゆめ風基金では、毎年、総会を年度末最後の土・日で開いています。
大阪と地方の「ゆめ風ネット」と、1年毎に交代で開催しています。
今年は仙台の「CILたすけっと」が手を挙げてくれました。
そしてせっかく集まるのだからと、イベントも企画!!!
3月29日(日)
CILたすけっと & ゆめ風基金 20周年共同企画イベント
「風街フォーラム」
“そよ風のように仙台へ出よう”~津波・原発・障がい者、あの日と今とこれからと~
ドキュメンタリー映画 東日本大震災と障がい者「逃げ遅れる人々」のその後~
10時~16:00
一部、二部と分かれています。
詳しくは、こちらを!
仙台風街フォーラムのお知らせ
CILたすけっとも、ゆめ風基金も、20周年を迎える、記念のフォーラムです。
お近くのかたは、是非!!!

コメントのご紹介

淡路大震災から20年。一瞬で壊滅した街。今はその面影を探すのが難しい。
だからと言って、大切な人を失った悲しみは消えない。
少しずつ、手をひかれ肩をたたき合い、みんなで生きてこられたんだと思います。
みんなで・・・そんな風を起こし続けたい。改めて、そんな思いを抱かせてくれる、
たくさんのコメントをご紹介いただきます。
◆今年も厳しい1年になりそうですが、また手をつないで、歩いていきましょう。(大阪市)
◆万人平等は神や仏のなせるわざでありましょう。人は、おごることなくご縁を大切に
 誠実にあたるしかできません。本年も民間の良さを第一に有意義にお使いください。(滋賀県甲賀郡)
◆いろいろ大変なことも多いでしょうけど、がんばってくださいね。(大阪府八尾市)
◆あれから20年・・・。我が故郷、宮城もはや4年になります。必要なところに届けてください。(東京都町田市)
◆大きな力につなげてくれることを頼りに・・・。私達のできることを続けていきます。(大阪市平野区)
◆震災後20年、同時に定年後20年です。可能な限り、続けるつもりです。(神奈川県川崎市)
◆堂々と国民に度言をまき散らす政府に鉄槌が下されるのも近い。沖縄の怒りは全国民の希望の炎。(兵庫県神戸市)
◆今年も1.17この日が来ました。20年目になるんですよね。時代が変わって、人の心も変わってきたような…。忘れたく ないですね。(福岡県直方市)
◆長期の活動に敬意を表し、今後の活動に期待します。(埼玉県春日部市)
◆みなさまの力をいただき、今年を迎えられたことに感謝です。(東京都目黒区)
◆兄が突然死で亡くなりました。震災や土砂災害で身内をなくされた方々の思いは、いかばかりかと思う
 今日この頃です 。ご自愛ください。(鳥取県松江市)
◆1月17日 21年目も22年目も続けていきます。(京都市)
◆20年目の1月17日。この間にも災害はずっと続いています。自然は克服するものではなく、自然と共生していく知恵を伝 え続けていくことが大事だと思います。(千葉県船橋市)
◆阪神 淡路大震災から20年。どんなに時間がたっても、大切な人を失った悲しみはすごいものだと、報道番組歩見てい て改めて痛感しました。(大阪市淀川区)
◆今年は、災害の少ない年になりますように、祈らずにおれません。(東京都荒川区)
◆ゆめ風だよりを目にするたびに、姿勢を正される思いです。(長野県小県郡)
◆1月17日・元気もちつき大会をしました。たくさんの方がカンパしてくれました。(兵庫県淡路市)
◆原発や基地や・・・。根っこでつながれれば。(兵庫県明石市)
◆お役に立てれば、幸いでございます。(埼玉県志木市)
◆20年にわたっての活動を続けること、そして、若い人を育てていること、素晴らしいですよね。(埼玉県所沢市)
◆渋谷での「ゆめ風で会いましょう」に行きました。戦争、戦後体験のお話を伺いました。谷川さんの詩や永さんの手話や 小室親子のやさしいハーモニーに心あたたまりました。(千葉県市川市)
◆パン屋さんに置いている基金箱に入ったお金と共に送ります。(和歌山市)
◆皆様の変わらぬ努力に勇気をいただいています。(群馬県高崎市)
◆しっかり大地に根ざして生きている皆さんは私のお手本です。(福島県田村郡)

かわいいお客様~啓発小学校・中島中学校の皆さん

1月23日の金曜日、夕方、ゆめ風基金事務所に、たくさんお客様が来てくださいました。

(事務所いっぱいに、笑顔の花が咲きました!)
同じ東淀川区にある、啓発小学校・中島中学校、通称「むくのき学園」の皆さんです!
こちらの小学校には、「しょうがいについて考える」授業や、小学生用に変えた「避難所運営ゲーム」などを通して
何回もお邪魔しています。
今回は、「1.17」に合わせた募金活動を全校で行い、それを持ってきてくれました。
なんと、20回目だそうです!!
来てくれた児童、生徒は20歳未満ですから、あの阪神淡路大震災後に生まれた子どもたちです。
ニュースなどでしか知らない世代ですね。
でも。
しっかりと、語り継がれています。
その小さいからだで、「自分たちにできることがあるはず」と考え、実行してくれたその姿に、
最近涙もろくなった事務局員ナガサキ、目頭が熱くなりました。
事務所に置いてある被災地を写したパネルを熱心に見たり、月に一回は東北に行っている八幡理事から、
現在の東北についての話があったり、と、短い時間でしたが、自分たちのたぶんお小遣いの一部を集めたお金が
今後どのように使われているか、しっかりと、勉強して帰っていきました。

(橘高事務局長が被災地のパネルを説明しているところです。かわいいお客様に八幡理事も南理事もニコニコ!)
たくさんたくさん、ありがとう!!

コメントのご紹介

今年も始まったと思ったら、
もう節分。ゆめ風基金は「福は外、福は外」で、
それぞれの任務を遂行いたします。
皆様からのあたたかい「福の声」を紹介させていただきます。
◆今後も、できる限り続けたいと思っています。(東大阪市)
◆戦争のない世界は、むずかしいのでしょうか。父が戦死しています。(東京都東久留米市)
◆些少ですが、長く続けていくつもりです(東京都練馬区)
◆ますます、住みにくい世の中になりそうです。ささやかですがよろしく。(大阪市住之江区)
◆2015.8.16、20年記念イベントが楽しみです。いきたいです。(兵庫県姫路市)
◆いつも応援しています。必要なところに届けてくれることに感謝、ありがとう。(大阪府吹田市)
◆いろいろな災害が、いつ、どこで、何が起こるかわからないですね。日々の備えが大切だと実感しています。(東京都国分寺市)
◆お役に立てていただけたら幸いです。わたしたちも、明るく生きられる社会が築けるよう努力・協力します。(埼玉県志木市)
◆弱者切り捨ての社会―政策―が、早く終わりますように。(北海道北見市)
◆年末に「お互い様」を、ほっとした思いで送りました。(東京都世田谷区)
◆いつも勝手な時に入金します。11..23の「であい」の講演会の謝礼です。(大阪府吹田市)
◆年明け、また宮古に行ってきます。微力ですが、お役立てください。(大阪府吹田市)
◆ゆめ風だよりを読んで、被災地の今を知ること・目をそらさないことが、とても大切だと思います。(東京都八王子市)
◆3.11復興はなぜ進まないのでしょうか。国民の平和を守るといっていますが・・・。毎日の生活から守ってほしいものです。(神奈川県横浜市)
◆必要な方に確かな支援が行き届くことを心から願っています。(香川県綾歌郡)
◆忘れてはいけません。お役に立てばと思います。(東京都豊島区)
◆献金の形でしかお手伝いできませんが。祈りと共に。(兵庫県神戸市)
◆被災障害者支援はもちろんのこと、原発に対する反対姿勢をまっすぐ表明すること、声を挙げること、行動すること、(一応)健常者の私も見習うことが多いです。(神奈川県横浜市)
◆チャリティーヨガクラスで集まった寄附です。お役立てください。(石川県金沢市)
◆教会のみんなで、基金の呼びかけをし、捧げます。お使いください。(北海道旭川市)
◆いつも被災地の状況に心を痛めています。忘れないために。(京都市)
◆寒いですね。そちらの様子はいかがですか?服飾雑貨同好会の生徒が、がんばって作品を販売しました。どうぞお身体ご自愛ください。(神奈川県藤沢市)
◆いつも心ばかりで・・・。心を続けていきたいので。(兵庫県加古川市)
◆寒い季節、寒い政治。でも、負けずに歩き出す。(大阪府茨木市)
◆年末に少しバイト代が入りました。何かのお役に立てば・・・。(東京都杉並区)
◆出来る時に出来る分だけ・・・。自身が働いている間に。(大阪市平野区)
◆阪神大震災から20年。地道な取り組みに感謝を込めて。(大阪府箕面市)
◆災害がないことを、祈りながらのカンパです。(和歌山県西牟婁郡)
◆夏と秋のお祭りの収益から、東日本大震災支援として、寄付させて頂きます。(愛知県名古屋市)
◆ホームレスを見かけることが、増えたような気がいたします。この日本、どうなるのでしょうか(大阪市阿倍野区)
◆援助の必要な方々に素早く手が差し伸べられる「ゆめ風」の活動を応援しています。(千葉県市川市)
◆一年間ありがとうございました。今年も少しずつお手伝いさせてもらいます。(長崎県佐世保市)
◆経済と防衛のみ「国益」とみなす怖さを感じます。(福岡県久留米市)
◆みんなが笑顔あふれる世界になりますように。(大阪府高槻市)
皆様の理解と協力、お言葉に支えられて、
いつも、いつも感謝しております。
ありがとうございます。―スタッフ一同―