被災地障がい者センター石巻のブログより

被災地障がい者センター石巻のブログより
 2012年1月17日(火)に、石巻の障がい者スタッフが京都の日本自立生活センター(JCIL) という障がい者の自立支援事業所へ研修に行くことになりました。
障がい者スタッフI君は将来的には独り暮らしをしたいし、仕事として障がい者のピアサポートをしたいと考えております。
自分の将来に向けて、今回はJCILで研修を行い、地域での自立的な活動を体験することになりました。
今回の京都研修を毎日メールで報告するとのことなので、今回はその報告をブログにアップしました。
ツイッターでは報告していますが、改めてその全文を、ノーカットで掲載いたします(但し、名称はイニシャルにしております)。
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 今日は午前中にJCILの共同作業所のワークスを見学し、午後から京都市シルバー人材センターにて障害者権利条約の批准に関する会議に参加しました。
 あとは二条城を観てきました。
 3日目はJCILのTさんDさんの二人と共に西京区の「療護園」という施設を訪問し、利用者のKさんという方の話を聞きました。そこでは彼は施設を出て、地域で暮らす事を望んでいました。施設ではプライバシーが殆ど無く、施設側が決めた生活リズムに縛られており自由に行動が出来ないらしいです。Kさんの話を聞き、施設に入所している方の中にも地域での暮らしを望んでいる方が多くいるんだなと改めて考え、彼らが自立した生活をするには長い期間を継続して行う必要がある事を痛感しました。
 4日目から京都は強い雨が降り始めました。それから2日続いた雨によりしばらく続いた乾燥注意報も解除されたの事。その日は午後から活動が初まり、その日は烏丸線という地下鉄の沿線上の駅のホームに柵を取り付けるよう要請する為の署名活動を京都市役所の地下鉄入口付近で行い、それをサポートしました。
 時間帯が午後4時から2時間行い、意外と多くの方が署名してくれました。そこでJCILのメンバーの何人かが車椅子にプラカードを取り付けていましたが、皆に見てもらうには中々良い方法だと思いました。近い内に私達も実践する必要がありそうです。最も、私達の地域は柵以前の問題なんですがね…。
 その日は活動終了後JCILの数人と共に飲みに行きました。意外にそこはチェーン店の蕎麦屋でした。そこで私は何を思ったのか焼酎とレモンハイを真っ先に飲んでしまい、頭がクラクラしながら蕎麦をすすりました。何で飲んでしまったのだろう?
 5日目は前日の雨が止まず、少し憂鬱な気分で1日が始まりました。その日は午後からの三条アーケードでの東北の被災地に向けた募金活動が中心でしたが、前日の署名運動に比べ効果は今一つに感じました。前日から雨が降り続き急ぎ足の人が多かったのもあるでしょうが、段々皆から東北の震災の事が薄れつつあるようです。やはり直に体験しないとすぐ記憶から薄れるんだなと私は少し悲しくなりました。ただそれ以上にまさか活動終了後にまた前日と同じ店にいくことになるという驚きの方が強かったのですが。
 昨日は日曜で活動が休みという事もあり、市内を観光しようと思い前日誘ったJCILの数名と共に京都の街を見て回りました。観光スポットとして有名な場所を2、3ヶ所行きましたが特に清水寺が素晴らしかったです。あの境内から見た京都の街並みは忘れられません。あと色々土産物を購入出来たのも良かった。
 その後JCILのメンバーの一人であるYさんの部屋に泊まってます。NHKの取材と重なり色々緊張してます。
 
被災地障がい者センター石巻のブログ
日本自立生活センター(JCIL)

ゆめ風基金に送金してくださった方の手紙

 時々寄付金を振り込ませていただいています、Iと申します。
 先日、夫と友人達で同封のチラシ(2012年1月14日 「中神治夫の一人語り芝居」、「アンデス興業のフォルクスローレコンサート」)のような公演を行いました。収益の一部を募金として振り子乗せていただきましたので、お知らせいたします。
 当日は寒さの厳しい1日ではありましたが、多くの(?)晴女、晴男達に助けられ、お天気に恵まれたためか63名の参加者があり、楽しいひとときを共に過ごすことができました。
 上演した作品の「樹のおつげ」(ラフカディオ・ハーン作)は、津波を題材としたお話でした。一昨年に偶然仕込んだ作品だったのですが、昨年3月11日にあのような大きな災害があり、偶然とは思えない何か不思議なつながりのようなものをかんじたりしていました。今回一回きりにはしないで(頻繁にはできませんが)また募金できるようにしていきたいなと思っております。
 少額ではありますが、東日本大震災が被災された方達のために使っていただけるよう、よろしくお願いいたします。
 それではまた、みなさんお元気で。

ヒデの救援レポート、2012年1月23日

ヒデの救援レポート、012年1月23日:55
●初の世界ボランティア白書大阪日日新聞12月31日の記事より
◎海外や震災での日本人も
◎国連の世界ボランティア白書で紹介された海外シニアボランティアの円子正良さん
◎東日本大震災の被災地支援をするゆめ風基金の障害者メンバー
●ボランティア国際年の10年を記念して、国連ボランティア計画UNVが初の報告書となる世界ボランティア白書を発表した。日本人の活動にも触れながら、ボランティアと幸福の関係や、すべての人を排除せずに包み込む社会包摂の理念など、活動の未来像も提示している。
 白書は英文で約120ページ。21世紀のボランティアリズムの章では、国際協力機構JICAのシニア海外ボランティアとして、ザンビアの職業訓練校でテレビやラジオの修理法を教えた青森県のカーステレオ店経営、円子正良(64才)さんが取り上げられた。
円子さんは、人に教える経験はなかったが仕事は仕事から教わると考え2008年、妻と赴任。電力が安定しない現地で、学生らとソーラーパネルを使った電灯などを開発した。
人の幸福のために何かをしたいと思ったときに、初めて知識や技術は伝わるという円子さんの言葉が紹介されている。
 社会包摂の力としてのボランティア活動の章では、東日本大震災で被災した障害者をメンバーの障害者が救援した、大阪のNPO法人ゆめ風基金に触れた。避難所では障害者特有のニーズに応じた支援が受けにくいため、自宅にとどまった障害者を、障害者のボランティアが訪ね、丁寧にニーズを聞き取り、親身になって生活を支えたという。以上
 被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、1月18日までに、208051719円です。これまでに支援した団体、個人への金額は、12月26日までに、118839050円です。
 このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌そよ風のように街に出よう編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
 息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座00980-7-40043ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
東日本大震災救援活動の中のボクの風景。
被災地障害者センターみやぎ・石巻支部からのよびかけ!
全文ルビふり~障害を乗り越え、自分のことは自分で決められる地域社会を目指して~
◎私達は、以下のニーズに応じていきます!
○将来的に一人暮らしをしてみたい。地域のグループホームで生活をしてみたい。
○自由にお買い物や遊びに出かけたい。
○悩み事を聞いて欲しい。
○電車やバスをバリアフリー化して欲しい。
○やりたいことや趣味が活動できる場所が欲しい・・・など。
●さまざま、障害者やご家族の方の、相談をしております。
○私たちと共に活動してくれる宮城の仲間を探しています!
障害のある方もない方も、一緒にサポートをしたい
興味がある方は、是非下記の番号までご連絡下さい。
●連絡先・被災地障害者センターみやぎ・石巻支部
○宮城県石巻市蛇田字なかぞね37
○受けつけ時間・(月)~(土)朝10時から5時
●電話FAX0225-25-5388
●大震災、自閉っ子、こ家族のサバイバルが出版されました。
◎高橋みかわ編著
◎本体1600円、160ページ。
この本の売り上げの一部は、被災地支援にされます。
◎大地震・・大津波・・ライフラインが止まった・・そのとき、なにが起きたのか、人々は、どうしたのか・・宮城で被災した自閉っこママたちが、あの日、家族に起きたことを、家族はどうやって生きのびたかを、リアルに綴る伝えたい、残したい、次につなげたいの願いをこめて!
◎ライフラインのとまった街で
○我が家の3・11-あのときなにがあったか・高橋みかわ
◎ブログとメールでつながりあった
○みかわ屋通信の1ケ月
◎津波に襲われた街で○家は浸水したけど、家族で一緒に暮らせるなら・浅野雅子
○震災は障害を軽く超えた!って感じ・及川惠美
◎地域の避難所で・三浦由香里
○中学校で娘の頑張りと、みなさんの理解で
○支援学校で、息子に寄り添い続けて・あるお母さんに聞く
○学校を避難所としてひらいた先生たち・学校の先生方に聞く
●出版社は、ぶどう社・TEL03-5283-7544FAX03-3295-5211
以上
●東日本大震災時にも多くの問題点が指摘された、学校教育における、障害児のその後のあり方に、一石を投じるであろう集まりのお知らせ!
●とよなか発~子ども・いのち第10回インクルーシブ教育を考えるシンポジウム
・入場無料
●2月4日(土)午後1時30分から4時30分
●豊中市立大池小学校体育館
○豊中市本町1の7の12・阪急宝塚線豊中駅下車、東100m
●全体講演・どうなる?どうする!インクルーシブ教育~分ける教育から、ともに学ぶ教育へ~
○講師・尾上浩ニさん・東日本大震災被災障害者救援本部事務局長
○その後、パネルディスカッション
●主催・豊中市教職員組合・毎日新聞社
●インクルーシブ教育とは・障害のあるなしで学ぶ場を分けるのではなく、すべての子どもが普通学級で学び、その子の必要に応じた支援を行う教育
●問い合わせ・豊中市教職員組合・TEL06-6863-1600FAX06-6863-2721
●全国水平社創立90周年記念・第26回・人権啓発研究集会が熊本市で開かれます。
●2月2日(木)~3日(金)
●熊本市総合体育館
TEL096-385-1010
●参加費・5500円・参加、資料、税込み
●2日の全体会では、ゆめ風基金呼びかけ人のお一人である、鎌田實(医師・作家)さんが、「私たちがめざす社会とは~誰もが安心して暮らせる社会をめざして~」と題して、講演されます。
●3日の第3分科会では、「震災・学校支援チームの活動~阪神・淡路大震災の教訓を生かす~」と題して、泉雄一郎震災・学校支援チーム運営委員会副委員長さんが講演されます。●申し込み・部落解放・人権研究所
FAX06-6581-854024
●被災地3県の障害者センターと協力している「いそひよ応援団」からの呼びかけ!
◎大きなお世話・小さなお節介
被災障害者、病弱者、高齢者、外国人、乳幼児、シルバー世代へ!
○新しい街を創り暮らしてゆくためには、私たち自身が真剣に考え自らの責任で行動しなくてはなりません。ただ、そのための助走する力が不足しているので、個別の支援が必要となります。困っていること不安なことをお聞かせください。支援してくれる全世界の方と連携しサポートします。
●おもちゃの図書館いそひよの活動は、多くの方々からご支援を頂き、昨年15周年を迎えました。これまでの御礼の気持ちを込めて、仲間のネットワークを駆使し、被災された障害のある方やご家族はもちろん、これからもこの街に住みたいと願う多くの方々から要望を伺い、いろいろな支援ボランティア団体・個人と連携しながら不自由な生活を改善させ次のステップに繋げたいと思います。
ゴールは仮設住宅ではない。マイホームだ!
○障害者支援ボランティア団体と連携し、被災地の障害者の困ったを解決します。
○街の復興情報や支援の情報をお伝えします。
○おもちゃ図書館いそひよ活動を通じ、障害者も共に暮らせる新しい街づくりを目指します。○離れ離れになってしまった方々の繋がりをサポートします。
●おもちゃの図書館ネットワーク・ゴーディネーター、前南三陸町シルバー人材センター事務局長●鈴木清美
●TEL090-9429-5070
 少し先のことですが、ゆめ風基金の有力な加盟団体である豊能障害者労働センター(hideは、もう退任しましたが、30年近く運営委員会代表を務めていました。)が結成30周年を迎え、「ひとり一人の息づかいを大切に、ともに生きる」を合い言葉に、記念イベントを開催します!
●2012年4月に豊能障害者労働センターは設立30周年を迎えます。それを記念して、箕面市でトーク&ライブイベントを開催します。ゆめ風基金の呼びかけ人のおひとり、東北の方言詩人である伊奈かっぺいさんと、ジャズの名曲を津軽弁で歌うジャズシンガー伊藤君子さんをお招きし、トークとライブのひとときをみなさまと共に過ごせたらと思っています。
◎伊奈かっぺいさん
1947年青森県弘前市生まれ
日常生活に題材をとったペーソスのある独特の笑いの世界を創り上げ、自作の詩を朗読。自作の歌のステージでの活動を続け、全国的に幅広いフアンを獲得されています。
◎伊藤君子さん
香川県小豆島生まれ
日本の本格派ジャズグループとの共演で、国内外で、その歌唱力は高く評価されています。
●2012年6月24日(日)
○午後1時30分~4時
●大阪府箕面市・箕面市立メイプルホール
阪急電車・箕面駅から徒歩5分
●前売り2800円、当日3300円
小中学生・前売り1400円、当日1600円
●申し込み・お問い合わせ
◎豊能障害者労働センター
●TEL072-724-0324
●FAX072-724-2395
●いつも豊能障害者労働センターの活動を応援いただき、ありがとうございます!
 1982年障害者2人をふくむ6人で、活動をはじめてから30年、たくさんの市民のみなさんに応援いただき、今ではリサイクルショップや大衆食堂、福祉ショップなど7つのお店を運営し、障害者のアートTシャツやカレンダーなどの通信販売と点字翻訳などの事業で得たお金を、障害者37人をふくむ60人で分け合って活動を続けています。
 東日本大震災発生後、被災障害者支援活動を通じて、わたしたちはいままでまったく出会わなかった東北の障害者と肉声で語り合い、彼女たち、彼たちを通して東北の文化の深さと豊かさに心打たれました。その出会いを、みなさんと共有しあいましょう。
 ぜひ、おいでくださいませ!!
 以上。

ぷくぷくの会「まねき猫通信」特集記事・被災地報告会

 昨年の11月23日の東北⇔関西ポジティブ生活文化交流祭の中で開催された被災地報告会のくわしい報告ができないままで、もうしわけなく思っています。
 参加された方々から「すばらしいシンポジウムだった」と高い評価をいただき、参加できなかった方々から「ぜひ内容を知りたい」という要望が多数寄せられています。
 その中で、シンポジウムに参加されたぷくぷくの会発行の「まねき猫通信」の特集記事がとてもよくまとまっていることから、「まねき猫通信」編集部のご協力をいただき、転載させていただきました。
 下の下線部分をクリックしていただきますと、Word文書が開きます。
 「まねき猫通信」では次号で、シンポジウムで衝撃的な事実を証言された原発被災地・福島県南相馬市の青田由幸さん(デイさぽーと・ぴーなっつ)のお話を特集される予定です。
ぷくぷくの会発行「まねき猫通信」2012年1月2日発行

ありがとう。1月14日の街頭募金

1月14日の街頭募金は19人のご参加をいただき、53307円の募金額となりました。
参加してくださったみなさん、そして募金してくださったみなさん、ありがとうございました。
次回は1月28日(土)午後1時~5時 大阪なんば高島屋前です。
よろしくお願いします。

ヒデの救援レポート、2012年1月16日

ヒデの救援レポート、2012年1月16日:54
 艱難辛苦を予感させる2012年に入って、年賀状を出さなかったhideにも、年賀状が数多く届きました。その中の印刷文字を除いた手書きのメッセージを、順不同でご紹介します!
♂暮れのイベント、お疲れさまでした。今年もよろしくお願いします。小室等・東京
♂震災にあった障害者のために、ご尽力下さい。千葉県・藤木
♂本年もよろしくお願いします。東京・稲見
♂妻の実家に入居です。いわゆるマスオさんですわ。我妻車イス当事者・札幌
♂本年もよろしくお願いいたします。潟山・大阪府
♀ごぶさたしています。お元気にしておられますの。どうぞご自愛下さい。伊達エリザベス・大阪府
♂漢書では、辰は、環境を整え発展させる意味が込められています。教育委員会一丸となって、箕面の教育を充実・発展させていきますので、どうか宜しくお願いいたします。森田教育長・兵庫県
♂お元気ですか。昨年7月にクリーンセンターに異動して、障害者の職場創りに知恵をしぼってます。高橋・兵庫県
♀お元気ですか?今年も河野さんにとって、すばらしい年でありますよう、心より願っています。山崎・大阪府
♀ご無沙汰致しております。昨年は、大震災という哀しいできごとがあり、まだまだ心配が続いています。いつも会報等でがんばって下さっていることを知り、頭が下がります。私はほんの小さな小さな力にしかなれず、申し訳ない限りです。市川・大阪府
♂お久しぶりです。お元気ですか?我が子、えるは、9か月になり、保育所でヤンチャしてます。野村・大阪府
♀きょ年、バレエの発表会に出ました。学校も1日も休んでいません。今年もがんばります。高橋障害児・大阪府
♀お元気でご活躍のことと思います。市民酒場・えんだいやが無くなり、お顔を見られる機会がなく淋しい限りです。くっく・であいはなんとなく続いています。小野・大阪府
♀一度我が家へも足を運んで下さい。永田・大阪府
♂気ままな日々を楽しんでいます。中島・神戸市
♀お健やかにいらっしゃいましょうか?今年もご活躍をお祈り申し上げます。あべ・大阪府
今年もがんばります。地域活動支援センター・びっくり屋・兵庫県
♀お元気ですか!!皆様にお逢いしたいです。横山・香川県
♂桜井で自立生活がんばってます。今年もどうぞよろしく。山上当事者大阪府
♀えんだいやでお会いする機会がなくなり、寂しいです。三宅当事者・大阪府
♂今年は大阪が面白くなりそうですね。山本・大阪府
♀今年11月で完全にリタイアします。やりたいことは一杯ありますが、何を生活の核にするか模索中です。吉井・大阪府
♂最近冬が苦痛です。年かな…。11才の犬の花は冬大好きです。溝田・長野県
♂ご健勝のこと、祈念しています。加藤・大阪市
♂おかげさまで、充実した日々を過ごせています。岡・兵庫県
♂昨年4月から西宮の障害者雇用支援で、清掃の仕事をしています。玉井・兵庫県
♂皆様のご健康とご多幸をお祈りします。本年もよろしくお願いします。日永田・兵庫県
♀昨年の最終運営委員会の参加ありがとうございました。2年先どうなるのか?いや、どうするかですね。市役所座り込みなんかになったら、よろしくお願いします。お身体、ご自愛下さい。北川・大阪府
♀お変わりございませんか?12月に京田辺の川端先生宅で居酒屋・川端オープン。いつも先生は、N研の話しや、大障連、河野のオッチャン、牧さんの話しを繰り返し、繰り返し、楽しかったと話されます。ぜひ!ご来店下さい。お元気でいらっしゃって下さい。橋口・奈良県
♂四苦八苦しています。林・京都市
♀お元気ですか?今年が良い年となりますように!横井・大阪市
以上
 被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、1月8日までに、206526721円です。これまでに支援した団体、個人への金額は12月26日現在、118839050円です。
 このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌そよ風のように街に出よう編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
 広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
 息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座00980-7-40043ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
東日本大震災救援活動の中のボクの風景
ゆめ風ネット・淡路島からの台風12号の淡路島関係団体からの被害状況の意見書
ぶったぁ福祉会
 養鶏場の道路および溝が崖崩れのため、修理に1ケ月ほどかかりました。土嚢やセメントを購入し、作業が得意なメンバーとともに修復しました。修理のための購入費用は数万円でしたが、人手がかなりかかりました。100000円の支援金を希望します。
おのころの家
 焼き菓子の作業所は、道路より低いので浸水と雨漏りがありました。雨漏りは、持ち主に連絡し3日後に修復、浸水は、ご自分らで後片付けをしました。ぶったぁと同じく、淡路島内の障害者関係では数少ないNPO法人。50000円の支援金をお願いします。
Yさん51歳、竹の子作業所を利用されているメンバーさん、知的障害者自宅が床上浸水、10月末に修理。30000円の見舞金をお願いします。
Tさん54歳、精神障害者、さくらんぼの里からの情報高齢の母と二人暮らし。自宅が床上浸水。家具類は水没したが、無事。親戚を頼って避難していました。30000円の見舞金をお願いします。
Sさん63歳、身体障害者、一人暮らし洲本の障害者福祉サービス事業所、南あわじ市社会福祉協議会を通して把握。床上浸水。本人は何とか2日間ショートステイを利用できたが、ヘルパーや家の片付けなども含め、人手不足の状況にありました。30000円の見舞金をお願いします。
 これらの災害には、すでに救援金を届けました。以上
災害と障害者・Y・U
 私は被災地障害者センターみやぎ・石巻支部で当事者スタッフとして活動しています。
 この被災地障害者センターみやぎ・石巻支部は、石巻市の蛇田に、ゆめ風基金を中心に全国のいろいろな福祉団体からの援助もあり、昨年10月から事務所を開いております。
まだ開設して2、3か月と日が浅く、私達も右も左もよくわからないまま活動していますが、今後に向けて少しでも障害者福祉に関する制度や知識を身につけて、私達の活動に役立てていきたいです。
 また、私達の事務所は現在私を含め、3人の障害当事者が中心になり、他は県内外からのボランティアスタッフのサポートによって運営していますが、いずれは、宮城県内に在住の方の中から障害の有無を問わず、私達の活動に参加したいという仲間と職員を増やしていければと考えております。
 さて、私がなぜこの被災地障害者センターでの活動に参加したかというと、やはり昨年の東日本大震災が大きな転機でした。私の家は、宮城県石巻市の隣りの東松島市にあり、航空自衛隊の基地のそばに住んでいました。あの地震と津波が押し寄せた当日、私は、家にいた母と祖母と共に家の2階に避難し、その後市役所に2日ほど滞在してから、市内の叔父の家に約2か月間避難しました。
 その避難生活の中で、私達当事者は、やはり健常な方以上に生活が不便になりました。特に自分のように身体障害を持っていたり呼吸器が必要な人にとって、この震災後数ヶ月は非常に困難だったはずです。私も震災後1か月半くらいは、停電のおかげで電化製品が使えず、親しい人と連絡が取れませんでした。普段利用している交通機関が震災で使えなくなり、遠隔地への移動が難しくなったこと等、色々と生活の中で困難な面が出てきました。それは2012年を迎えた今になっても、お世辞にも改善されてはいません。
 そのような中で、私も何度か地元から離れようと考えていました。そして昨年の8月の初頭に、しばらく会っていなかった地元の当事者の方と再会しました。彼は先の震災で実家が跡形もなくなり、今は仮設扱いの復興住宅に住んでいるとのことでした。
 そこで、彼がゆめ風基金やCIlを中心に全国の色々な福祉団体の皆様と連携して障害を持った方に物資を届ける等の被災地支援を行っていること、近いうちに石巻市に新しく事務所を立ち上げることなどを話し合って、それが、私の今の活動につながっているのです。
 後略
●お知らせ!
がんばらないけどあきらめない~命を支えるということ~
◎講師・鎌田實諏訪中央病院名誉院長
◎日時・2月12日(日)午後1時30分~3時
◎場所・洲本市文化体育館・文化ホールしばえもん座
◎前売り券・千円・当日13百円
◎申し込み・洲本市社会福祉協議会TEL0799-26-0022
◎主催・淡路島のノーマライゼーションを実現する会
●お知らせ!
元気が一番!東日本大震災復興支援イベント
満月の夕、風の市
ソウル・フラワー・モノノケ・サミットライブ
◎2月8日(水)午後6時より
◎神戸市立地域人材支援センター(旧二葉小学校)
◎前売り券25百円・当日3千円
◎主催・実行委員会・障害者生活支援センター遊び雲
◎申し込み・ゆめ風基金TEL06-6324-7702 
以上

1995年1月17日

 今年もまた、特別な一日が終わろうとしています。17年前の1月17日、阪神淡路大震災が発生しました。6400を越えるいのちが失われてしまったこの大災害では、避難所から仮設住宅、そしてがれきが取り除かれ、町が復興していく過程でも次々と困難が押し寄せ、時には生き残ったいのちさえもが奪われました。
 町全体が混乱と困難に覆われる中、障害者はより過酷な状況にありました。
 避難所になった学校や会館そして仮設住宅は、障害者市民にはとても使えるものではありませんでした。また視覚や聴覚そして知的に障害がある市民には最低限の必要な情報が届かず、非常事態における被害が直撃しました。
 そんな困難な状態の中、被災地の障害者市民の生きる場・働く場をつくってきた障害者市民グループと全国の障害者市民グループが結集し、障害者救援本部を立ち上げました。救援本部は緊急の救援物資を届け、介護者を派遣し、車イスを利用する人に対応した障害者用住宅を建設しました。
 全国からの支援に力づけられた被災地の障害者たちは、届いた救援物資を活用して寒さにふるえる地域の人びとに豚汁を炊き出し、独居の高齢者に手づくりの弁当を配りました。
 障害があるひともないひとも、みんなで助け合っていこうとした被災地の障害者たちの行動は地域全体を元気づけ、またそれを支援した全国の障害者たちを勇気づけました。
 ゆめ風基金は障害者救援本部の支援活動を受け継ぎ、ふだんから非常事態に備え、必要なときにすぐに救援金を届け、長期的な支援をしていくために結成されました。
 それから17年の間、全国のたくさんの方々から預かった基金で、各地で発生した自然災害に被災した障害者を支援してきました。
 そして、昨年の3月11日、東北関東大震災が起きてしまいました。
 あの日から今日までの被災障害者支援活動を振り返ると、次々とやってくる過酷な現実に押しつぶされそうになるところを、被災地の障害者と全国各地の障害者がつながることでなんとか持ちこたえてきたというのが正直なところだと思います。
 17年前の寒い朝から、わたしたちは2つの「時」を生きてきたのだと思います。ひとつは失われたいのちたちの夢を刻むはずだった「無念の時」、もうひとつはがれきの下から立ち上がり、共に生きる社会をつくりだす「希望を刻む時」、この2つの時の間で、わたしたちの心の振り子は激しくなるばかりでした。
 それでも、わたしたちの社会は「共に生きること」、「助け合うこと」以外に生きる道がないことを、わたしたちは知りました。共に生きることも助け合うことも実は簡単なことではなく、とても勇気がいることで、数千人の命がうばわれてしまった悲しみをもってしても、わたしたちの社会はその勇気を持てないのでしょうか。
 今回の大震災の被害は、阪神淡路大震災を経験した障害者ですら、ただただ言葉をなくすばかりと証言しています。
 17年前の教訓が生かされていないと怒りを表しながらも、だからこそ17年前から夢見てきた「共に生きる社会」は被災地の障害者とつながることからしかつくりだせないと、障害者自身が被災地を訪ね、また被災地の障害者が移住するための受け入れなどもすすめられています。
 その意味からも、障害当事者によるボランティア派遣プロジェクトは、これからの障害者の運動の大きな可能性を予感させる大切な活動だと思います。
 さらに今回の災害はその上に福島原発事故を引き起こし、わたしたちが見過ごしてしまった大きな問題が解決できないまま、次の世帯、また次の世代へと負の遺産を届けることになってしまいました。福島の障害者運動は地域で地道な学習会をすすめ、自分たちのためにも、また地域のひとたちのためにも、そして未来を担う子どもたちのためにも原発をなくしていく運動を続けておられます。
 阪神淡路大震災の時、被災地にも春が来て、桜が咲きました。こんなに大きな苦しみをもたらしながら春の手紙を届ける自然を一瞬うらめしく思いました。しかしながら、ふりかえるとほんとうに「痛い春」でしたが、それでもこの自然とつきあうことでしか人間が生きられないことも知りました。この年に被災地に生き残った桜がひときわきれいで、被災地のひとびとの心をいやしてくれたことも事実としてあります。
 今回の過酷な状況もまた、どれだけの時間を費やせば希望がやってくるのか、まったく先が見えないこともたしかですが、ゆめ風基金を応援して下さる全国のみなさんに支えていただくことで一歩また一歩、問題を解決していきたいと思っています。
 これからも、ご支援をよろしくお願いします。

ノートパソコンを寄贈していただきました。

 昨年秋、アイ・ティー・エス・ジャパン株式会社のご協力で、ノートパソコンを6台、被災地障がい者センター宮古、被災地障がい者センター石巻、ゆめ風基金事務所に贈っていただきました。
 アイ・ティー・エス・ジャパン株式会社の中古パソコン事業・Be-Stockの呼びかけに応えてくださったユーザーの方々が寄贈されたノートパソコンを調整し、「復興支援に役立ててほしい」と贈っていただいたものです。
 昨年の秋から沿岸部に新しく拠点をつくり、活動費が増える一方、支援金の入金が少なくなっている中で必需品であるノートパソコンをいただけたことは、とてもありがたいことでした。
 お話をいただいた時はまだ沿岸部の拠点が建設中であったため、写真をお送りできなかったのですが、ようやく先日お届けしたところ、早速ブログで取り上げてくださいました。
 アイ・ティー・エス・ジャパン株式会社のみなさん、中古パソコン事業・Be-Stockの呼びかけに応えてくださったユーザーのみなさん、ほんとうにありがとうございました。
掲載していただいたBe-Stockのブログ

本日午後1時より街頭募金を行います。

本日14日(土)午後1時より午後5時まで、大阪なんば高島屋前で街頭募金を行います。
 風が強く寒いので、参加されるみなさんはほんとうに大変だと思います。
 どうか暖かい服装でご参加ください。午後1時より午後5時までの時間帯のどの時間に参加していただいても結構です。
 よろしくお願いします。

東京都新宿区社会福祉協議会のボランティア・市民活動センターより

新宿区社協イベント1
 東京都新宿区社会福祉協議会のボランティア・市民活動センターより、30291円の支援金をいただきました。
 この支援金は、昨年の11月にイベントを開催された時、会場の一部のアートギャラリーで区立大久保小学校5年1組の子どもたちが募金を呼びかけてくださったものです。
 大きなツリー型の募金箱も子どもたちが作ったもので、ツリーの飾りにはアートギャラリーに参加された区内障害者・高齢者施設、団体の作品と子どもたちの作品がデコパージュされていました。
 寄付先が多くある中で、被災障害者支援活動をつづけるゆめ風基金に寄付していただいたことを感謝します。ありがとうございました。
 これからもゆめ風基金にご支援をよろしくお願いします。
新宿区社協イベント2
子どもたちがつくったツリー型の募金箱