今回の大震災に被災されたみなさん、ご家族のみなさんに、心よりお見舞い申し上げます。
全国の障害者運動をすすめておられるみなさん、支援者のみなさんに、地震発生時から現在までのうごきを報告させていただきます。
3月13日に大阪の障害者団体が集まり、緊急の対策会議を開いて被災地の障害者の安否と被災状況の把握、救援体制の確立へと対応を協議し、障害者救援本部大阪(仮称)を立ち上げました。そして、DPI日本会議、JILなど東京の障害者運動団体の会議に参加するため、翌14日ゆめ風基金八幡理事と障大連の細井さんを東京に派遣しました。
そして、もっとも被災状況と刻々変化するニーズを把握されている現地の障害者団体に救援活動の拠点づくりをお願いするため、早急に八幡理事が宮城県仙台市で活動している「CILたすけっと自立生活センターin仙台市」に行くことになっています。
今後はこのブログを中心に情報をお届けします。よろしくお願いします。
わたしたちは1995年の阪神淡路大震災を経験しており、今度の地震がマグニチュード8.8(13日に9.0に訂正)と聞き、いまテレビなどで報じられているすさまじい映像よりはるかに大きな被害がこれから明らかになっていくと思うと、胸がしめつけられる思いです。
津波をのがれるために高台に避難しなければなりませんでしたが、多数の被害者が出ている中で、車イスを利用されていたり杖をつかれている方の安否がとても心配です。
また車イスを利用されている方が避難できるバリアフリーの避難所が用意されのか、また知的障害といわれるひとや視覚障害、聴覚障害のひとがどれだけ避難所のコミュニティーの情報を知ることができるのかも心配です。
わたしどものもとにすでに被災者の方々からの現状もご報告いただいたり、「助けて」という悲痛な叫びもいただき、わたしたちの方から現地の行政やマスメデアにも連絡し、救助を依頼したりしています。
一般の救援活動から取り残されてしまいがちな被災障害者や高齢者の情報と支援活動を報告させていただきます。
「CILたすけっと自立生活センターin仙台市」
DPI(Disabled Peoples’ International 障害者インターナショナル)
JIL(Japan Councilon Independent Living Centers 全国自立生活センター協議会)