講演関連

ゆめ風基金では障害者の防災を広めるとともに、地域での防災力を高めるために講演活動など をしています。
自分たちの地域で防災を取組もうという方、一度ゆめ風基金へご連絡ください。

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障害者・高齢者の避難に向けて

防災学習会をしませんか?

 

 阪神・淡路大 震災が起きて20年が過ぎました。この間日本では様々な大規模災害が発生しましたが、 「障害者が避難所に行けない」状況は何ら改善されていません。

避難所右の写真をご覧ください。

 これは東日本 大震災が起きた当日の仙台の避難所

の様子です。

写真の左下の隅 に車イスに乗った女性がいます。

彼女は一旦は避 難所に行ったもののここででは過ごせないと感じてすぐに避難所を出て行ってしまいました。

 東日本大震災 においてもこのようにほとんどの障害者は避難所に行っても過ごせないと感じ、他のところに避難する、あるいは半壊した自宅に留まったりしていました。

 なぜ今も障害 者が避難所にけないのか?その原因はいくつか考えられます。

1.そもそも健常者自体が避難所運営に慣れておらず、障害者の支援まで考え られない。

2.物理的に避難所自体にバリアーなど様々な障壁が存在する。

3.障害者と健常者が日頃から関係性がとれておらず、どのような支援が受け られる、または支援ができるということを考えたことがない。

などです。その 対策として考えられるのが、

1.単に避難所の場所を知っているだけでなく、近隣住民が避難所の開設訓練 などを通じ、避難所の運営がすぐにできるよう対策を立てておくこと。

2.その際に障害者や高齢者、女性、子どもなど特別な支援を必要とする人た ちに対し、どのような支援を行っていくかを考えておくこと。

3.日頃から障害者などとともに防災訓練を行い、日常の関係づくりをすすめ ておくこと。

宮崎2.jpg などです。そうはいってもこのことを実際にやってみるというのはなか なか難しいことだと思います。

 ゆめ風基金で は大規模災害に備えてどのようなことを心掛けておけばよいのか、障害者が安心して避難できるため(=健常者も安心して避難できることにつながる)にはどういう 対策が日頃から必要などの講演を行っています。また同時に障害者が参加しやすい防災訓練の提案もさせていただいています。また実際に避難所の開設訓練をす るのはちょっと難しいと考えている方のために、学校図面など利用した避難所運営シミュレーションなども行っています。

 みなさんの地 域でもゆめ風基金に声掛けいただいて一緒に防災学習会をしていただけると助かります。