「中学生プロジェクト」、行ってきました!(福本)

6月15、16日。
大阪市の住吉中学にて、初めての「中学生プロジェクト」があり、私、福本も参加してきました!
事務局員・福本が入社以来続けさせてもらっているお仕事のひとつに、中学生と「避難訓練をする」=「中学生プロジェクト」という大役があります。
障害者数人が中学校に出向き、生徒さんといっしょに教室から体育館に避難する、人権学習と避難訓練を兼ねたイベントです。
今回は、3年前にプロジェクトで出会った先生が、転勤先から再び呼んでくださる、という、うれしいお話。
きゃっ!
ほいほいと出向きました。
障害者と避難訓練なんて、おっかない~とおっしゃる学校が多い中、先生と生徒さんの興味と勇気に感謝です。
話すのがもっとも苦手な福本も、中学生の協力を得て30分、「事前学習会」をしました。
自分の障害について、話すのですが・・・。
毎回ドキドキ。
でも、もうこのままのキャラ全開で、生徒たちに飛び込むしかないんです。
そりゃ、あかんときもありますよ。
ちなみに、前回は、すかたんくらって、一晩中、枕を涙で濡らしていました・・・。
そりゃそうですよね。
私はただの脳性まひのおばさんです。
教育実習なんて、はるか昔のできごとですし。
言語障害だけが進化(?)していて、もう酷い有様です。
でも、年に数度、中学生の前に出ると、自分が問われます。
「福本は、この子たちの前に立てる大人なんだろうか」と・・・。
答えは、ノーなんですが (-_-;)   (長崎の声:そんなにいじけなくても・・・(・_・;)
まずは、自己紹介をし、いろいろなコミュニケーション方法があることを考えていただく。
障害者の声を聴いてくださいとお願いをし・・・。
私たちとの明日の避難訓練は不安ですかと伺うと、
口々に
「こわいです」
「やっぱり命がかかってるし」
「ひびるよな」
あはは。
素直に告げてくれて、ありがとうございます。
「人を支えることの恐さ
人に支えられる怖さ
いっしょに生きる道
だから、決して無理はしないで」
と、大きな震える字を残したところで、
「どっちもこわいんよなー。だから、どっちも無理せずに、いっしょに生きていくのがいい社会やねんなー」と
担任の先生が上手くまとめてくださいました。
次の日の避難訓練。
様々な場面で細かな設定の違いはあった模様ですが、掛け声をかけつつ、無事終了いたしました。
参加してくださった、住吉中学校2年生の皆様、先生方、保護者の皆様、
盲ろう友の会、手と手とハウス・応援センター・WAO・ピア エンジンの皆様との出会いに改めて感謝いたします。
ありがとうございました!!

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