hide の救援レポート2015年7月13日№179

・後1ケ月~
8月16日(日) 被災障害者支援 ゆめ風基金 阪神淡路大震災からの20周年記念 「ゆめ風であいましょう」の集い
・大阪中之島中央公会堂全館借りきり
チケット:大人当日3000円、前売り 2500円
問い合わせはゆめ風基金まで
TEL06-6324-7702、FAX 06-6321-5662
午後4時開場、午後5時開演
ゆめ風基金20年記念コンサート 出演者
・ゆめ風基金呼びかけ人代表:小室等さん(ミュージシャン)
・坂田明さん(ミュージシャン、サックス奏者)
・林英哲さん(和太鼓奏者)
●コンサートの他に、3階では、
★中集会室&小集会室で:PM 12:30~阪神淡路大震災や東日本大震災にかかわった仲間との「大茶話会」
★「ゆめ風基金20年の活動記録パネル」展示=終日
★障害者団体のドキュメンタリー映像の上映会など
★中集会室で:PM3時半から「近畿ろうきん東日本大震災復興支援定期預金『サポートV』報告会&感謝の集い」も行います。
お申し込みはお早めに。
よろしくお願いします!


NPO法人 出発(たびだち)のなかまの会「機関誌 ナンバー154号」からの転載
連絡先 TEL 06-6758-6641
FAX 06-6758-6749
『南相馬市を訪問しました』
2015年2月13日、2泊3日の行程で福島県南相馬市を訪問しました。
3・11からもうすぐ4年になろうとしており、東北のことは自分の頭の中でもすみっこの方へと追いやられていました。
今回訪問させていただき、震災や原発事故からの復興はまだまだ終わっておらず、手つかずの地域も多く、いまだに困難を抱えながら暮らしておられる方々が大勢おられることに改めて衝撃を受けました。
また、大変な状況の中でも踏ん張って生活をされている方たちと会い、話を聴かせてもらい、逆に力を戴いた2泊3日でした。
初日は、大阪から仙台空港へ行き、レンタカーで福島県南相馬市へ移動し、NPO法人「さぼーとセンターぴあ」の生活介護事業所「ぴーなっつ」さんへ伺いました。
施設長のKさんより、障害者の方の震災時の状況、避難所や仮設での生活の大変さを聴かせていただきました。
また、震災後すぐに安否確認に走り回ったこと、ストレスを抱える避難生活が限界にきていた為に早くに開所したことを聴かせてもらいました。
仲間に会える喜びや当たり前に暮らすことの大切さを教えられました。
宿泊先に南相馬市の健康福祉部部長だったSさんに来ていただき、当時の状況の話をしていただきました。
個人情報である要援護者の名簿を開示されたことについて賛否はあったようですが、安否確認がいち早くされてきたことは、やはりよかったことではないかと僕は思いました。
避難計画の大切さを教えていただきました。
2泊目は、津波が押し寄せた野球場へ行きました。
多くの方が亡くなっており、ネットをよじのぼった方は生きのびたとのこと。
言葉にならない思いがこみ上げてきました。
午後は語り部のTさんに会い、地域の情報から子供の震災後の心の様子や放射線の影響のことなど多岐にわたって話していただきました。
また、福島第1原発の近くの居住制限地域は、工事の方や関係者しか入れず手つかずのままで放置されているようでありました。帰りたくても戻れない、戻ったとしても仕事がないので生活ができず、身動きができない状態にさらされていて、いかんともしがたい地元の皆さんの苦悩は計り知れないものを感じました。
最終日は、福島県の中通り方面からまわり、再び南相馬市へ入りました。
仮設住宅で生活されている方たちを急遽訪問できることになりました。
仮設の団地は避難してきた地域ごとで分かれているとのことで、当日は仮設に移って初めて餅つきをされたとのことでした。
ふらりと来た僕たちに、お餅やお酒を振る舞っていただきました。
突然の訪問にも関わらず、話をしていただき本当にありがたいことでした。
『大変さもあるけど頑張って生きているんだよ』、『目の前の人をまず大切にしてほしい』、『この状況をもっと人に伝えていってほしい』、など切実な思いを聞かせていただきました。
本当は人には言えないような苦しさや、生きていくつらさや問題もあるのでしょうが、それでも会う人はそれぞれに笑顔を見せて下さいました。
温かい、強い人たちでした。
最後に南相馬市小高病院の復興に尽力されているNさんに感謝いたします。
素晴らしい人々との出会いをつくっていただきました。
ありがとうございました。
サトシ・M
以上
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これまで届けた救援金
354,650,649円(2015年7月3日現在)
内・東日本大震災救援金総額
290,442,139円(2015年6月12日現在)
ただいまの基金残高
258,818,333円(2014年12月31日現在)
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。
自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。
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