●5月22日に、岩手県で、脳梗塞で倒れ、岩手市内の病院に入院していた、ゆめ風基金の八幡理事は、その後、大阪に帰阪して、大阪市内の病院に転院。
リハビリ後、6月22日に退院。
1週間、自宅療養の後に6月29日より普通の勤務に戻ることとなりました。
手足に若干の後遺症があるものの、ひとまずはやれやれですね。
たくさんの方々にご心配をおかけしました。
ありがとう!スタッフ一同、ホッです!
「巨大地震はいつ来るかわからない、原発ゼロ今すぐ」を標榜する、被災障害者支援ゆめ風基金の友好団体「カタログハウス」の通販生活「2015年夏号」からの転載(202ページ)
申し込み TEL 0120-164-164
商品とアフターサービスの問い合わせ TEL 0120-701-234
世界の原子力発電は、いまどうなってるの?
・原発の新増設に道を開くエネルギー需給見通しの議論が始まった。
・長期的なエネルギー需給の見通しについて検討するため、経済産業省は:長期エネルギー需給見通し小委員会:を設置。
2030年の需給見通し作成に向けて議論し始めた。
・作成しようとしている需給見通しは「エネルギーミックス」と呼ばれ、その焦点は電力供給に占める原発の発電量の比率である。石炭、石油、天然ガス、原子力、水力、その他の再生可能エネルギーといった各供給源の組み合わせを意味する言葉で、2014年4月に閣議決定された「エネルギー基本計画」の作定過程で生まれた新語だ。
電力だけでなく熱利用や運輸の燃料などもふくめたエネルギー利用全体のミックスと、電力だけのミックスと、2通りあるものの、社会的関心はやはり電力のミックス、それも原発の比率に集中している。
マスメディアは、議論が始まってもいないうちから「経済産業省は原発を20%以上の方向でまとめようとしている」などと報じていた。
省エネで需要の分母が小さくなれば、原発の発電量が小さくても、比率としては高くなる。
とはいえ、運転開始から40年を超える原発を予定通り廃炉にすれば、どう推進したところで20%以上になりそうにない。
長期エネルギー需給見通し小委員会には、20%はおろか25%がよいと明言している委員が少なくとも3人はいるし、20%以上なら全委員13人の大半が同意しそうだ。
このままでは、実情を無視して「原発比率20%以上」と決められることも考えられる。
原発を推進する委員たちにしてみれば、現実に20%以上とならなくてもよいのだ。
15%でもよい。
ある程度の数字を正式な政策に組み込んでしまえば、その目標のために新増設が必要だと主張できる。
老朽した原発を廃炉にする替わりに、新増設を無理なく認めさせる大義名分が立つわけだ。
小委員会での議論と並行して、資源エネルギー庁は「意見箱」を設け、郵便、メール、ファックスで意見を公募し、会議の際の資料として公開している。
30年には原発はゼロだとの説得力のある意見で原発ありきの考えを変えさせたい。
●意見の送り先、締め切り随時
・宛先は全て共通資源エネルギー庁総合政策課・長期エネルギー需給見通し「エネルギーミックス」に対する意見募集担当宛て
・郵便 東京都千代田区霞ヶ関1-3-1
・ファックス 03-3501-2305
以上
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
これまで届けた救援金
353,650,649円(2015年6月12日現在)
内・東日本大震災救援金総額
290,442,139円(2015年6月12日現在)
ただいまの基金残高
258,818,333円(2014年12月31日現在)
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。
自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
東日本大震災救援活動の中のボクの風景
【吾亦紅】と名付けられた植物は、小さな赤い花をつけます。
大輪の紅薔薇のようにではなく、ひっそりと。
大きな声、叫び、大勢の群集の権利要求、強い権力ではなく、小さく、ひっそりと。
しかし、その大勢の人たちと同じように、わたしにも、赤い血潮がしっかと流れているんだぞと、『われも、また、赤い【吾亦紅】』と咲くのです。
以上