①被災地の状況などについて
宮城
ドリームゲート
人工呼吸器を必要とする人を含め、数人の障害者が避難をしている。
いち早くSOSを出したことに、AJU自立の家が対応し訪問。
発電機など必要機材を日本財団が提供することとなった。
NGO団体の宿泊先ともなっている。
CILたすけっと
事務所、自宅等の備品に損壊はあるが、命は無事ということで、建物が避難所になっている。
ありのまま舎
障害者50人、健常者30人が避難している。
かなりの物資(燃料、ストープ、米、経管栄養材、おむつなど)が必要ということで、東京で準備し、日本財団に運んでもらうように準備中
福島
福祉のまちづくりの会
もともと船引にいた人たちだが、原発事故のため田村市の旅館に10人が避難している。宿代6350円×10人が1日に必要だが、お金が底をついた。早急に援助してほしい。
あいえるの会
あいえるの会の利用者の人や周辺の重度障害の人たち25人くらいが、近くの障害者福祉会館に避難をしている。8割くらいは、震災前からの利用者だが、2割くらいは初めて会う人たち。
現地でのガソリンが不足しているためにヘルパーが移動できない。そのために、5、6人のヘルパーが障害者福祉会館に常駐し、障害者の介護に当たっている。
(25対6の体制ということです)
そのほか福島のいわき自立生活センターには避難生活者がおり、茨城のほにゃら、いろはが事務所に相当の被害が出ているという情報が入っている。
②当面の方針
現地の活動拠点として、当面
被災障害者支援センター宮城と被災障害者支援センター福島の2か所を早急
立ち上げることで合意
宮城については八幡を中心に、福島については東京のメンバーで立ち上げを行う。
ケア府中の杉田健太郎さんが、4月半ばぐらいまでフリーになれるということなので、とりあえず杉田さんが中心メンバーとなります。
東京と大阪の連携としては
東京が計画停電や地震の影響で、電話がつながりにくい、食料をはじめ物資が不足がち、列車が止まったり運休の状況、ガソリンが特に不足。
という状況があり、十分な機能を発揮できない。
当面大阪でもできることはやってほしいとのことでした。
そのため大阪としても相談やボランティア受け入れ等の窓口開設をすることが必要です。
現地調査に関しては、ガソリン不足が大きな原因で、中に入り込みにくくなっています。東京から入り込むよりも、大阪で物資を準備し、大阪から新潟経由で入り込むほうがよいと思われます。
3/16大阪の会議で派遣団を結成したいと考えます。