防災の日に

ゆめ風では、「おおさか行動する障害者応援センター」と
盲ろう者友の会「手と手とハウス」主導・協力のもと、
中学校にて、、避難訓練・その事前学習会、講演会を行っています。
脳性まひの言語障害の福本も、
「話しづらい・聞きづらいかたとのコミュニケーションを図るには」と題し、入職以来、参加。
実は、このプロジェクト、脳性まひの女の方が、
中学生にからかわれたことが始まりでした。
いじわるな福本は、中学生の前で、まずくねくね体操をします。
皮肉と愛情をこめて、理解と親睦をねがって、「1 2 3、はい、マネして」って。
伝えることは、大きな字で書かれたファイルや黒板を使います。
語るときは、全身で声にならない声を出します。
不思議なもので、私の言葉をすぐ容易に聞き取ってくれる生徒さんに毎回出会います。
彼女・彼らが声にならない声を広げてくれます。
でも、避難訓練の最中に、教師にわからないように、
私のマネをするやんちゃさんにも出会うこともあります。
「なんで、今やねん。するんなら、みんなの前でしていただきたくぅ」と、
福本は、立膝で這って体育館で追いかけて乱闘いや転倒しかけることも・・・。
へへへ。つい、はりきっちまう、おばさんです
子育てを終え、中学生に出会うことなんて、もうないとおもつていた私が、
筋硬縮と失禁の冬も元気に過ごせるようになったのは、
このプロジェクト参加のおかげやもしれません。
今年も、始まります。中学生プロジェクト!
あなたの街にも、お呼びいただければ?

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