ヒデの救援レポート、012年・7月9日78
訃報です!1970年代から友人組織・グループゴリラ、阪神淡路大震災では被災地障害者センターこうべを中心に大活躍され、今日に至っておられた、大賀重太郎さん享年62歳が、喉に食べ物を詰まらせて、7月8日20時22分に逝去されました!
通夜、7月9日、午後6時より
告別式、7月10日、午前11時より
会場、兵庫県姫路市野里854-1・花北大和会館
TEL079-281-5969・FAX079-288-7223
喪主、大賀順子さん
hide合掌!
サンショは小粒でも、ピリリと辛いニュース!
神戸大学学生震災救援隊神戸市灘区
被災地での足湯ボランティア活動の実施と継承・普及の記録より
○当初、足湯ボランティア活動の実施は、能登半島と佐用町で予定していたが、東日本大震災発災を受けて変更。東北やその後和歌山でも行い、地元の高校生や社会福祉協議会職員などと実施することで、各々の地域に根差した新たな担い手を増やすことができた。○メッセーG・東日本大震災を契機に足湯ボランティア活動は、比較的よく知られるようになってきた。
今後も被災地での活動も重要なのですが、一方で神戸での日常的な地に足の着いた展開も目指していきたいと考えています。
しみん基金・神戸ニュース第27号より抜粋
○連絡・特定非営利活動法人・しみん基金こうべ
○TEL078-230-9774 FAX078-230-9786
被災者が主役になるために
○しみん基金常務理事、T・Nさん
○自然災害は、被災社会に避けがたく民主化を迫るというのは、阪神淡路大震災の復興でNGO・NPOの先頭に立ち2年目に亡くなった草地賢一氏のことばです。教会の牧師でもありましたが、以前から海外の災害支援に関わっていました。
彼は、分野別のNGO連絡会仮設支援、多文化共生などを組織し、行政とNGOの連携をスムーズに行うためにGONGO(ゴンゴ GO+NGO)という場を創りました。そこは、異文化の出会う場でもありましたが、未曽有の事態に対応していくためには充分な話し合いしかありません。熟議の民主主義が自然に生まれていました。
その成果は12月に開催された市民とNGOの国際防災フォーラムに結集し神戸宣言が採択されました。翌年の第2回のフォーラムには、私のいた神戸復興塾もまちづくり分科会に参加しています。これらの中心を流れていたのは、被災者主体の復興はどうあるべきか、ということでした。このときの議論がその後有志で取り組んだ市民がつくる復興計画や震災後10年~市民社会をつくるの出版にもつながりました。
今振り返ってみると、こうした市民の動きは実態の検証からスタートせざるを得ないこともあり、残念ながら現実の復興の進行にはなかなか追いつけなかったのも事実です。今回の東日本の震災は、過疎化が進行している地域に日本全体の人口減少が追い討ちをかける中での災害です。地方の暮らしそのものの存続が危機に直面していることを考えると、神戸のようにインフラの復興だけで後は自力でというわけにはいきません。
主体となるべき市民はというと、行政は、これまでと同じように、既存の地域組織に説明を行い意見のとりまとめを要請します。高度成長期に形作られたお任せ型の地方政治の在り方、地域の在り方、特に地域運営に関するこれまでの合意形成の在り方は、今回のように10年、20年後の地域の将来像を考えるのに適しているとは言えません。
高齢化した男性中心のリーダー達も困惑しています。もっと未来を担う若者や女性を前面に出して議論すべきではないかと思います。地域の協議の場がそのようなものにならない限り、被災者主体の復興はできません。
一つは神戸のまちづくり協議会のような新しい協議体をつくるやり方です。もう一つは、組織の中に未来部会・若者会や女性部会を作り、そこが企画や提案のとりまとめを行い、リーダー達が最終承認を行うというやり方です。市町の行政と議会の関係に似ています。若者や女性がキャスティングボードを握る方法として、いくつかの地域でも実行されています。
次々とやってくる大きな自然災害は、多くの命や暮らしを破壊します。しかし、その復興を新たな再生のチャンスとすることも残されたもの達の責任ではないでしょうか。復興のプロセスでなされた多くの議論が、将来の地域に大きな足跡を刻むことが出来るよう願っています。
ただいまの基金額は、288046817円・012年2月29日現在被災障害者支援ゆめ基金に寄せられた救援金、金額は、5月13日までに、230876514円です。
これまでに支援した団体、個人への金額。5月2日までに、129999050円です。このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌そよ風のように街に出よう編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感Gた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座00980-7-40043ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
東日本大震災救援活動の中のボクの風景。
NHK明日へ東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」
作詞・岩井俊二・作曲、編曲・菅野よう子
○定価、税込み、CD・DVD組、1500円
パソコンオンチのhideではありますが、検索されれば、簡単に手に入れることが出来るハズです。無責任やなぁ!売り上げの一部は、被災地支援の義援金にされます。時折、テレビで流れている歌だから、耳にされた方もおられると思いますが、NHKが花は咲くプロGェクトを立ち上げて、世に送り出した歌です。
hideは、あまりNHKが好きくありませんが、この歌は、なかなかのものだと評価しています。地震や津波、原発事故の言葉は、一切出てきませんが、自分たちは、未来の子どもたちに、何を残せたのかを問い、その可能性を、自然に咲く花に託すような曲です。
まぁ、音楽オンチのhideの聞き方ですから、あんまりアテにはなりませんが。hideなりに、綺麗なメロディが歌詞が胸に来ました。歌っているのは、東北出身の芸能人や歌手の人たち、個人、グループ36人、組です。ただし、野村克也さんだけは、楽天球団関係で、兵庫県香住出身みたい。
○制作・著作NHK出版
○発売元・フライングドック
○まぁ、騙されたと思って、一度、お聞きくださいませねー!
6月13日に、ゆめ風基金理事会が開かれ、いつもの調子で、牧口代表の議長の下、ああでもない、こうでもないと、議論百出の中の一部をお届けします。
○被災地報告、全体としては、体制が整いつつある。岩手・みちのくトライの取り組み。宮城・石巻市拠点で、新人ふたり採用。仙台・活動報告冊子準備中。
○東京・救援本部にて、被災地センター会計監査中。近々に、ゆめ風基金から救援本部に救援金、3年分4千5百万円×3を送金の予定。
○大阪・被災地障害者救援本部大阪の共同統一街頭カンパ活動!
○毎月の第2土曜日、午後1時より5時。大阪、難波、高島屋前にて。
○7月14日○8月11日です。ご参加を!
○近畿ろうきんサポートV第1回助成1100万円
○6月20日に授与式、牧口代表が参加。
○申請中のJR西日本の助成金50万円決定!
○以前から、懸案であった、ゆめ風事務所障害者職員の雇用について、事務所も移転して、広くなったので、具体的に動き始めることになりました。現在、名前の上がっている候補者が、お二人おられます。7月初旬には、面接の運びとなります。
○ゆめのタネ融資1件
○岩手県住田町の障害者作業所支援が1件。現在、確認作業中。などなど。
大阪府吹田市のぷくぷくの会機関紙まねき猫通信119ひきめからの抜粋
○連絡・TEL06-6317-5598○FAX06-6317-0936
トリの眼・ムシの眼・ニャンコの眼
○全文ルビふりつき
○沖縄が本土復帰して40年。総理大臣当時佐藤栄作は、米軍基地を核抜き本土並みにすると公約したのに現状の有様。日米安保があるから沖縄に米軍基地が集中しているのではなく、基地を永久使用するために日米安保が存在し続けている。
○2年前、民主党政権は違憲訴訟団と障害者自立支援法廃止と新法制定するとの基本合意を交わして、和解。
厚生労働大臣当時長妻昭は障がい者の尊厳を傷つけたと謝罪したが、国会で審議中の障害者総合支援法案は合意も謝罪も無視。諸悪の根源である応益負担原則は新法でも変わらない…尊厳は傷ついたままだ。
○橋下徹は子供が笑う大阪全校庭の芝生化など、きこえの良い教育政策を公約して大阪府知事になったのに、首長が教育に政治介入できる条例や日の丸・君が代を職務命令で強制する条例を作っただけ。大阪市長になってからも、同様の繰り返しを演じている。今後は司令官は二人いらないと大阪府と市を統合して大阪都にすると言う。
○京大原子炉実験所の小出裕章さんは騙されたあなたにも責任がある・幻冬舎・と論説する。これは政治の嘘を容認し民主主義の滅亡を賛美するのは有権者という名の大衆だと読み替えるべし。パギ
(このパギさんは、ゆめ風基金の呼びかけ人のおひとりである、ひとり芝居&音楽の趙博さんのペンネームです。)
以上!