みやぎ登米支部・活動日誌 NO.38

みやぎ登米支部・活動日誌 NO.38
社会福祉法人「そうそうの杜」、大阪市知的障害者育成会、加島友愛会は、被災地障がい者センターみやぎ登米支部を拠点にして、登米市や南三陸町の仮設住宅にいる障害者の情報収集と個別支援活動をしています。
東日本大震災派遣報告書 NO.38
日時:2011年10月15日(土) 天気:雨
報告者: S
9:00~12:00 Sさんレスパイト、事務処理
12:00~17:00 打ち合わせ、事務処理
活動した上で感じたこと
Sさんレスパイト
 9:10登米拠点出発。9:55祖父母宅着。
 本人の住む祖父母宅に着くと祖母が待っており、本人を呼びに来る。本人はCDウォークマンを聞いたまま乗車する。笑顔が多く機嫌はよかった。視覚障害があると聞いていたが、車窓から見える景色を熱心に見ていた。
 車のスピードが落ちると少し機嫌が悪くなり、声が出る様子。右親指の関節で窓ガラスを叩くことがあり、見るとタコができていた。日常的にその部分を打ち付ける常同行動がある様子。
 10:40道の駅林林館に到着。祖母から今朝トイレに行けていないと引継ぎがあったので、トイレに促すが、扉を押さえ拒否。運転者に車を出すよう促す。
11:00明治村・11:25虚空蔵尊でもトイレを促すがいずれも拒否。車を出すよう強く要求したためにドライブをする。
12:00祖父母宅着。
 大阪では複数で車でレスパイトするのは考えられないが、現地の地域性を考えれば車は必須であるといえる。ガイドヘルパーの制度もないが、将来事業展開としてレスパイトを考えるなら、移動手段は大きな課題になると思われた。
打ち合わせ
 今後の動きについて打ち合わせ。
 相談を受け付けたケースを検討するため、定期的にケース会議を持つことになる。

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