10月10日 みやぎアピール大行動2011開催

被災地障がい者センターみやぎのブログより
みやぎアピール大行動2011開催
被災地は訴える!今こそ確かな障がい者制度改革を!
私たち抜きに私たちのことを決めるな!

2011年10/10(月・祝) in せんだいメディアテーク(オ-プンスクエア)
・アピール大集会 12:30~
・アピール大行進 16:00~
※大行進コース
市民の広場集合(グリーンハウス前) ~ 一番町買物公園アーケード
~ ぶらんどーむ ~ 青葉通~仙都会館流れ解散
《内容》
・制度改革について基調講演:尾上浩二 氏
・福島からの特別報告
・当事者アピール
・アピール文採択
【アピール文(一次案)】
3月11日を私たちは忘れません。
あの日、大地は揺れ、津波が襲い、放射能はすべてのものにふりそそぎました。
私たちの生活は大きく変わり、障害があるが故の困難さにも直面しました。
あれから7か月。再生へ向け模索する日々はまだまだつづいています。
その困難な状況の中でも、障害者制度改革へ向けた議論は続けられました。改正障害者基本法の制定をはじめ、総合福祉部会でまとめられた新法への骨格提言案が、障がい者制度改革推進会議へ報告され、障害者総合福祉法(仮称)制定へ向けた動きが進んでいます。
「私たち抜きに私たちのことを決めないで!」障害者自立支援法廃止を求め、粘り強く続けてきた私たちの運動は今、最終コーナーを迎えようとしています。
震災時、私たちは日ごろのつながりのありがたさ、そしてそれを支える制度・仕組みの大切さを痛感しました。新しい制度は、非常時における障害者の生活をも支えるものであって欲しいと思います。
私たちは、今日この場に集まった仲間、集えずとも同じ思いを強くもっている仲間たちとともに、国・政府に対し、障がい者制度改革推進会議の意見を尊重した、真に障害者のための制度改革の早期実現を強く求め、ここにアピールします。

1、国に対しては、次のことを要望します。
● 原則1割の「応益負担」を即刻中止すること
● 障害者権利条約の理念及び推進会議の意見を尊重した新制度を、早急に審議・確立するとともに、それに向けた法制度を整備すること
● 精神障害者の社会的入院・長期入院を解消するために、精神科病床を大幅に削減し、地域生活への移行を推進するとともに、精神医療における法的手続きの適正化を図ること
● 難病、高次脳機能障害、発達障害等、あらゆる障害を対象にすること
● 就労、年金を含め、所得保障制度を整備すること
● すべての事業に対する十分な運営費を保障し、事業所報酬を原則月額払いに戻すこと
2、宮城県及び各市町村に対しては、次のことを要望します。
● 障害者権利条約の理念に基づいた障害者差別禁止条例を早期に制定すること
● 地域生活支援事業の拡充をはかること
● 市町村の格差を生じさせないため、県は市町村への強い指導及び支援施策を行うこと
● 障害当事者の意向を反映させた福祉施策の充実に努めること
● 障害当事者のニーズにそった形で、災害時障害者支援体制を充実すること
※上記のアピール文(案)の内容を次回9/21(水)実行委員会で検討します。
発行/みやぎアピール大行動実行委員会
仙台市宮城野区松岡町17-1-102(コッペ内)
メール:appeal318★hotmail.co.jp  ★→@

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