みやぎ登米支部・「そうそうの杜」活動日誌 NO.22

みやぎ登米支部・「そうそうの杜」活動日誌 NO.22
社会福祉法人「そうそうの杜」は、被災地障がい者センターみやぎ登米支部を拠点にして、地元グループ「ハグハウス」とともに登米市や南三陸町の仮設住宅での移動カフェをしながら個別支援活動をしています。
「そうそうの杜」・東日本大震災派遣報告書 NO.22
日時:2011年9月24日(土) 天気:晴れ
報告者:N、K
9:00~12:00 ハグハウス・ミーティング 枡沢地区調査 被災地ビラ配り
12:00~17:00 おもちゃ図書館 H君に水配達 山の神平福祉仮設 入谷小学校仮設
活動した上で感じたこと
 ハグハウスのMさんが登米拠点に来られミーティングをする。カフェのメンバー紹介と午後からのおもちゃ図書館での軽い打ち合わせだけでミーティングは終わる。さらっと話され拍子抜けする。
枡沢地区にてS君のケースで訪問するも不在で連絡をもらえるようビラとOさんの名刺をポスティングしている。 次回は少し時間を空けてから再度訪問する予定。仮設全体にもビラを配り障がい児・者の発掘を促す。Oさん個人でも気になっていたがそうそうの杜にも相談することができず単独でなにもしらないのに行動していた。その時も不在でありポストにはビラと名刺がまだ残っていた。S君以外でもポストには前のビラがそのまま残っていることが多々あった。
 山の神平福祉仮設を訪問。GHのような仮設で定員5名女性3名男性2名。女性3名の内1人がエホバの商人で宗教活動され入会を進められMさん困っていた。送迎をこちらですることと決定する。
 入谷小学校仮設、近所の人の目が気になり自分のことを監視されていると精神障害の可能性あり。Oさんと顔見知りの方だとその場でわかる。経過観察。
 午後、Hくん宅訪問。台風で断水の為水が必要となっている。当面水の復旧なし。今後も必要有。Tさんの装具を見てHくんも自分の装具を持ってこられアピールされている。心を開いたように感じた。
 おもちゃ図書館では新規の方が参加されており自閉症の5歳の男の子小山しょうへい君、母が普通学校に入れるか支援学校にいれるか悩まれていた。支援学校に入れたら自閉症が治ると思っていた。そのことの違いを説明する。そういう考えをもっている親がまだいることに気づかされた。ボランティアが10数名、利用者3名で、ボランティアもただ笑っている感じの人が多かった。カフェは、来る時間が3時過ぎていて、待たされている感じがあった。来ている親で父親のほうが熱心に聴いている姿があり、男の人が考えてくれているのを久々にみた。みなさん真剣で子どものことを考えていると感じた。
感じたことを改善・向上させるのに必要なこと
引継の大事さ、周りとの連携のとり方を見直す必要がある。
備考
Oさんより悩みを聞く。(そうそう2名と加島2名)

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