この度の大雨被害により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
ゆめ風基金にも、以前の水害で被災された事業所が再度冠水した、などの連絡を頂いております。
関係団体と連絡を取り合い、情報収集に努めます。
また「JVOAD」さんからも情報を頂きましたので下記に転載させて頂きます。
ここから転載
JVOAD事務局です。8月17日(火)午後0時時点での、大雨に関する状況について報告いたします。
- 災害救助法適用
島根県 、広島県、福岡県及び佐賀県は 7市4町 に災害救助法の適用を決定しました。
※内閣府ウェブサイトより:http://www.bousai.go.jp/taisaku/kyuujo/kyuujo_tekiyou.html - 被害状況
16日午後より、南下していた前線が再び北上し、九州北部や中国地方に、再び大雨を降らせています。今後、住家被害は大幅に増えると思われます。
※総務省消防庁ウェブサイトより: https://www.fdma.go.jp/disaster/#anchor–01 - 河川の氾濫および土砂災害
【河川の氾濫等】
九州地方や中国地方などの9県で、61の河川で氾濫が発生
【土砂災害】
・土石流:7県で21件(長野県で3名、長崎県で1名が亡くなっています。)
・地すべり:5県で10件
・がけ崩れ:18都府県で54件
※国土交通省ウェブサイトより: https://www.mlit.go.jp/saigai/saigai_210813.html
- JVOADの対応
JVOADは継続的に、都道府県域の災害支援ネットワークなどの連携する団体との連絡を取りながら、全体の状況把握に努めております。九州地方については、県域災害支援ネットワークおよび、調査にあたっているNGO結から逐次、情報共有を行っており、15日に続き、16日夕にも、佐賀県、福岡県において、連携する県域ネットワークの団体が中心となって開催した、情報共有会議に出席しました。詳細は下記です。
〇佐賀県(ネットワーク団体: 佐賀災害支援プラットフォーム(SPF))
・県外からの支援団体の受け入れに関して、下記のURLから受け付けを開始する。(受付方法等、詳細は分かり次第、追ってご連絡します。)
※新型コロナウイルス感染症に関するガイドラインも含み、感染症対策を徹底した上で受け入れ予定。
・SPFのウェブサイト(https://peraichi.com/landing_pages/view/spf20180901/)で、「ご支援してほしいもの」、「ご支援できるもの」のフォームを公開している。
・週明けより再び雨が降り始め、再開設された避難所に、物資や食料等の運び込みが行われている。
・佐賀市や武雄市では、ペット同伴可の避難所がいくつか開設されている。
※8月17日(火)の佐賀県の情報共有会議については、詳細が分かり次第、追ってご連絡します。
〇福岡県(ネットワーク団体: 災害支援ふくおか広域ネットワーク(Fネット))
・福岡県より、人的被害、家屋被害等について情報共有された。家屋被害は、半壊2件、床上浸水674件(久留米市653件、みやま市10件、他)、床下浸水2724件(久留米市2516件、みやま市157件、小郡市38件、他)
・久留米市の被害状況が大きく、行政と久留米市社協により、現地調査を進めている。
・現地支援団体も情報収集に努めており、久留米市内の小学校の一部浸水も確認されている。
・その他、県外支援団体からも支援メニューが提供された。
※8月17日(火)18時から開催される福岡県の情報共有会議は、オープン参加となっています。
16日情報共有会議には、100名の県内外からの支援関係者が参加されました。
福岡県、福岡県社協、Fネットの三者で実施される予定です。オンライン(Zoom)のインフォメーションは、下記のURLをご覧ください。
支援活動をお考えの団体で、可能な方は、是非ご参加ください。
https://saigaishienfnet.wordpress.com/2021/08/16/joho21-2/
また、下記各県、連携するネットワークより情報がありました。
〇長野県
・岡谷市で土石流が発生(3名が亡くなった)。市内約600棟で、床下浸水が確認されている。
〇岐阜県
・高山市、下呂市、郡上市、中津川市、恵那市などで一部、土砂災害が発生している。
JVOAD事務局では、これまでの情報に加え、今後の被害の状況に注視していくとともに、情報を精査し、今後の支援活動の準備を進めております。
とのことです。
地盤も緩み二次三次被害も予想される中、命を守ることを一番に考え行動してください。
被災地の皆さん、全国の心ある人が自分にできることは何か?と動いています。
1人じゃない。
どうか、どうか生き延びてください。
(な)