みやぎ登米支部・「そうそうの杜」活動日誌 NO.13

社会福祉法人「そうそうの杜」は、被災地障がい者センターみやぎ登米支部を拠点にして、地元グループ「ハグハウス」とともに登米市や南三陸町の仮設住宅での移動カフェをしながら個別支援活動をしています。
「そうそうの杜」・東日本大震災派遣報告書 NO.13
日時:2011年9月13日(火) 天気:曇り
報告者:H
10:00~12:00 枡沢仮設調査
12:00~17:00 荒砥カフェ予定挨拶 平貝仮設Sさん宅訪問
活動した上で感じたこと
 枡沢仮設では社協被災者生活支援センター歌津サテライトの事務所がある。話を通してカフェを行う予定だったが不在のため中止。調査に切り替え、4件ほど話しを聞く。Kさんの小2の息子が自閉症との事。父親は会社勤め。母は息子の通学の送迎をしている。近くの学校に行くより以前より通っている学校のほうが本人にとってもいいとの思いで志津川小学校に送迎している。
 夏休みはボランティア団体が週に2~3回送迎してくれていたが現在はなし。母親も毎日の送迎はしんどいので頼めるところがあればと話す。Tさんが仮設にはスクールバスがハズだが?と話すが、学校までではなくその近くまで送られそこから行けないのか、集団の中ではしんどいからという理由で送迎しているのかと思われる。
 別に1名Tさんに出会う。挨拶をすると扉を半分だけ開けて話をする。室内に干すハンガーラックが欲しいと話すが、単語での会話。一人暮らしで表情も暗い感じ。
 少し話しをしていくと坐骨神経痛でベイサイドの方に通院しているとのこと。バスの時間が早くなりとても困ると話す。最後には笑顔も見られたがカフェなどを開いて周りとのコミュニケーションが図れればいいかと感じた。
 最初に出会った女性の方に障害を持っておられる方がいるか尋ねるとここにはいないと話すがKさんの情報をくれたのもこの方である。仮設に住まれている方の「いない」という情報も確定は出来ないので注意が必要。
 帰る際にサテライトの支援員さんに出会う。サテライトの方で周りの仮設で定期的にカフェのようなものをしているとのこと。被らせても意味が無いので様子をみて開きたいと思う。開くにしても代表の伊藤さんにアポを取る必要がある。
 昨日訪問できなった平貝仮設のSさん宅を探すが見つからず。仮設内の方に尋ねると苗字がちがうがその人ではないかと話す。家族構成・状況を少し確認するが一致する。また息子さんは何をされているかと尋ねると「まぁ働きにいってるよ・・・・」と尻すぼみな話し方。「・・・障害を持っているけど」と言いたい風にも感じられた。 こちらの先入観があるのではっきりとは断定できない。実際訪問するが不在のため後日訪問する必要あり。
 ハグハウスとのミーティングで今後は気になる仮設・人をピックアップして定期的に行くことも必要になってくると話す。そのためにも一度データの整理が必要である。明日明後日でもOさんを交えて会議をしたいとのこと。

感じたことを改善・向上させるのに必要なこと

 知りえた情報についても幾つかの確認の情報が必要。
資料整理にあたりどういったモノを作れば使いやすくなるのかを早急に決めていく。

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