島根県西部地震報告:小さな小さなうれしい話

おはようございます!
4/27 ゆめ風ネットしまねの太田明夫さんからの報告です。
太田さんは、昨日もブロック塀をトラックで運んだり、壊れた屋根の下にバリケードをして交通整理したりされていたそうです。
本当にありがとうございます。


先日の「ほろ酔い気分で(故・ゆめ風副代表)河野秀忠と語ろう会」の集いから帰った後、また市の社会福祉協議会のボランティア・センターにはりついています。

今日、ちょっとだけうれしいことがありました。

これは、本来ならば「おきて破り」かもしれませんが、市内の施設を回るときに身に着けていたゆめ風のビブスを、社会福祉協議会のボラ・センでの活動でも着続けています。

これにはわけがあるのですが、なにしろこの島根では「ゆめ風基金」そのものの認知度が極めて低い。例えば、熊本でも、この度の大田市での施設回りの際も、時に警戒されてしまうのです。熊本では、あからさまに「詐欺も来ているらしいですし・・・」と、会って話を聴くことさえ拒まれた民生児童委員さんもいらっしゃいました。きちんと、市役所から紹介連絡をしていただいたにも拘わらず・・・。今回も、一度だけビブスのコピーを取られるという仕打ち(?)も受けました。

ああ、まだまだ「ゆめ風基金」が知られてないなぁと実感したのです。

 

さて、前置きが長くなりましたが、ボラ・センの待機所で座っていると、後ろに座っていたボランティアの方が声をかけてこられたのです。

「後ろに書いてある『ゆめ風基金』って、どういう団体なんですかぁ」

「いやあ、ありがとうございます! そんなふうに気に留めていただく方が一人でも増えたらと思って、これ(ビブス)つけて活動してるんですよ」と私。

しばらく説明させていただきました。聞けばその方も視覚障害者の交流活動に関わっておられる方でしたが、ひとりでも多くの方に「ああ、ゆめ風基金」と思っていただけるようになると良いなとの思いを強くしました(有名志向ではありませんが)。

そう言えば、もう少し早い時期に「全国社会福祉協議会の地域福祉部の役員の方に、「ゆめ風基金」の文字を見て、お礼を言ってくださった方もありました。昨年夏の研修会で講師においでいただきました」と。

ああ、もう少し早くからあとひと押し、ふた押しすれば良かったなぁと、反省の「発災18日目」でありました。

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