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- 助成先
- 特定非営利活動法人 共同連
- 助成年
- 2024
- 目的
- 2024年年明け、「能登半島地震」が起こり、半年の年月を経て、被災地の日常生活が大きく変わってしまいました。「復興」は様々な要因で困難なことが多いと情報が届いています。被災地の現状を現地の方からお話しをうかがい、学び、動いていけることと探りたいと思います。
- 事業詳細および成果
- 日時:2024年10月19日(土) 14:30〜17:30
場所:箕面市立船場生涯学習センター多目的室
参加者:現地参加25名・オンライン参加3名
被災地の現地から
●山崎 洋一 さん(新潟県新潟市:特定非営利活動法人スペースBe)
●花田 仁美 さん(石川県七尾市:一般社団法人ともえ)にお越しいただき、発災当時の様子や、現在の課題などを報告していただいた。
スペースBeは共同連の会員で、2013年に第30回共同連新潟大会を担っていただいた「共に生き共に働く」を目指す仲間です。
液状化の被害は現在も進んでおり、現在の拠点での活動は難しく移転を余儀なくされた。移転に伴う費用など、リアルな報告内容に災害時の事業所運営に関して考えさせられた。
ともえさんは今回のマラソントークで繋がった団体ですが、制度に捉われず、居ばしょ食堂や居住支援など必要だと思うことに取り組んでいる姿はなにより共同連の考えとも共通するものを感じた。
新潟県と石川県とそれぞれ被害状況は異なるが、両団体から発せられる言葉は重く、今後起こり得る災害に対し、自分事として改めて考えるきっかけとなった。
開催後、ともえさんは共同連にも加盟してくださった。
- 今後の課題・展開・波及性
- ・障がい福祉サービスを運営しているが、災害はいつどこで起きるか分からない。BCPの策定も必要だと思うが、日々のシミュレーションが大切だと感じた。
・被災時の避難所や物資配布の対応などが、災害時の要配慮者問題がクローズアップされた1995年の阪神大震災から何もかわっていないということがリアルにわかりました。