【熊本地震】活動報告~ゆめ風事務局№4

6月8日 活動報告
■10:00~【手続き支援】
・精神障害のかた(熊本市南区)
罹災証明書では「全壊」だが避難せず自宅に住み続けている。
「災害見舞金」、「家屋損壊等見舞金」(今回は基礎支援金のみ申請)、「被災者生活再建支援金」の申請。
受理され完了した。
(「被災者生活再建支援金」は審査に3,4ヵ月かかる。)
・ご本人は「被災住宅の応急修理」制度の利用を希望されていたが、一旦本申請をしてしまうと、仮設住宅と家屋取り壊しの申請ができなくなることが本日判明したため、今後の居住場所をどこにするか悩まれていました。
→【今後の対応】
・今週中に「被災住宅の応急修理」の件で、市役所に相談。申請は行わない予定だが、その他、じっくりご本人のお話を伺い、支援を継続??
(部屋も汚れている。)
■15:30~【仮設住宅建設状況確認、益城町】
・被災地障害者センターの事務局長:東弁護士とともに益城町の仮設住宅の建設状況を確認。
・風呂、トイレ間口が狭すぎて、車イスではまったく入れない。
・外はアスファルトが敷かれていない部分も多く(砂利が敷き詰められており、手動車いすだと移動が困難。)
電動車いすも、空回りするのではないかと思われる。
・雨の日は車輪が泥だらけで室内に入らないといけなくなる。
・「東北よりもひどい」と東弁護士は抗議されていた。
※詳しくは後ほど被災地センターFBもしくはHPで意見を公開するとのこと。
仮設1
(入口に段差が2段ある。車いすでは入れない・・・)
仮設2
(いったいどう曲がったら玄関にたどり着けるのか。この急な角度。電動車いすは使えないと思う。また右手は段になっていて、そこから転倒する恐れもある。)
■17:00~【全体支援会議】
①同行支援(視覚障害のかた)
ボランティアが付き添って外出し、徐々に外出に慣れてきたご様子。引き続き支援。
②温水器の確認(身体障害)
ソーラーパネルの鉄線が切れていたが、修理した。
近隣の方から、ハシゴを借りて、電信柱沿いに屋根に上がり作業。
③雨どい掃除(身体障害)
異物を除去し、雨どいに水が流れるようになった。
さらに、軽トラ約2台分のガレキがあり撤去必要か。こちらから連絡することに。
④入浴介助(身体障害)
「入浴・家事援助をしてほしい。」
ヘルパーを使いたいが、どのようにサービスとつながるのかは知らない様子。
次回、相談支援所の方に相談を勧める。
福祉サービスを受けるには、障害の状態を「区分認定」という方法で出すが、これを最優先にした方がよいか?
美容師ボランティアの方が同行していたので、ヘアカットも行った。
避難所は、男性女性の間仕切りなしだった。
次回、避難所の責任者に「間仕切り」を提案しては。
⑤通院・買い物同行(女性)
徐々に震災関連のヘルプではなくなってきている。
「ももくり基金」の移送サービスを提案したが、スタッフが全員男性なので躊躇されている。
スタッフと一度会ってもらうことを提案する予定。
6月10日 活動報告
■10:00~【手続き支援/救済制度情報収集/エピソード把握/自宅被災状況確認】
・手続き支援
「応急修理」制度の詳細を聞いた。
応急修理制度は、応急・みなし仮設住宅との併用ができない旨の説明を市職員から改めて受けた。
・救済制度情報収集
応急仮設住宅、みなし仮設住宅の詳細説明を受けた。
ご本人が住み続けるか、取り壊すか迷われており、その判断材料として情報収集。
市職員よりそれぞれの立地条件、入居方法、入居可能時期、条件等の説明を受け、概要説明資料を受領。
ご本人もある程度理解が進んだご様子。
・エピソード把握
ご本人の精神・身体状態、過去現在の生活状況、障害認定の経緯等。
・自宅被災状況確認
台所の梁が落ちていた。
いつ崩れてもおかしくない状況。
【今後の対応】
・6/18(土)16:00~行われる、富合町応急仮設住宅説明会に同行支援。
■17:10~【全体ミーティング】
①片付け手伝い(精神障害)
県外引越しを希望しているが、引越し先も決まってない。
不要家具処分の要望もあり(軽トラでは運べないかもしれない)。
対応→何が原因でどこに引越ししようとしているのか、詳しく聞き取る。
②ブロック塀片付け(身体障害)
夫婦ともに身体障害。
スコップを借りて作業。
軽トラ1台で運ぶことができた。
③移送支援(身体障害)
④入浴介助(身体障害)
入浴介助と部屋の片づけ支援も行った。
同じものがたくさんあった。たぶん、同じものを重複購入されている様子。
【今後の対応】
ヘルパーがこれまで入ってないが、相談支援事業所につないで、どのような支援が提供可能か、など説明も必要。

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