ヒデの救援レポート2013年8月26日№133

●9月23日、hideは、71回目の誕生日を迎えました。
めでたくもあり、めでたくもなし~です。
メール発信が遅れたコトの言い訳にしか過ぎまへん。


ゆめ風ネット福岡のNPO法人「ちくほう共学舎【虫の家】機関誌~虫の家だより:№103号からの転載
●連絡先
TEL&FAX 0949-62-6003
「原発労働者~梅田隆亮さんに出会う」小野新一
・九州電力本店前で「さよなら原発」テントを立てて、「国策」である「核」発電所の「即時停止・即時廃炉」を求めて、座り込みを続けておられる青柳行信村長に、敬意をこめてテントの立ち上げの手伝いなど月一度で通っています。
そのテントで出会うべくして出会ったのが、「原発労働裁判・原告」の梅田隆亮さんです。
7月17日(水)に第6回口頭弁論があった福岡地方裁判所に行ってきました。
梅田さんは、島根原子力発電所の「炉心」近くで、直径5センチメートルの穴を塞ぐ作業をされています。
もちろん、「放射能を防ぐ~鉛」を溶かして穴を塞ぐ作業です。
私も溶接やセメントの養生作業、鉄筋加工の肉体労働をしてきたせいか、第一印象は、梅田さんが身振り手振りで話されるお姿が、労働現場の兄貴のような同僚に見えて、過去の労働現場へフラッシュバック体験するようでした。
「さよなら原発テント」で私の真向かいの椅子に腰かけられた梅田さんは、
『僕は炉心を抱きかかえるような仕事をしたのです。溶接とか…』
原子力発電所ノ炉心オ抱カカエルヨウニ、溶接トカ資材オ運ンダリ…:。
(私)も、うだるような熱さの中で溶接の火花に火傷しながら、非正規雇用の労働をし、消費社会に囚われて幻想の国家に税金を納め、人間以下の扱いを受け、人間以下の労働をしてきたのではないのか…?
梅田さんのように、「私」が梅田さんになって、いつの間にか、島根原子力発電所の「炉心」の5センチメートルの穴を塞ぐ作業をしているのではありませんか?
「私」は視えない放射能に曝され…。
「被曝労働者・梅田隆亮」の労災認定をもとめる裁判を傍聴することは、「私」が人間らしく生きていく手がかりや、今もフクシマ原発の収束、除染作業に身体をはって働く、下請け、孫請け末端労働者の苦悩の叫び声を聞くことになります。
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これまで届けた救援金
250,805,994円(2013年8月19日現在)
内・東日本大震災救援金総額
204,796,909円(2013年8月9日現在)
ただいまの基金残高
270,821,980円(2013年6月末日現在)
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、
被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので、転送自由。
自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、
郵便振替口座:00980-7-40043 ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。
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●東日本大震災救援活動の中のボクの風景
「吾亦紅」と名付けられた植物は、小さな赤い花をつけます。
大輪の紅薔薇のようにではなく、ひっそりと。
大きな声、叫び。
大勢の群集の権利要求、強い権力ではなく、小さく、ひっそりと。
しかし、その大勢の人たちと同じように、わたしにも、赤い血潮がしっかと流れているんだぞと、「われも、また、赤い【吾亦紅】」と咲くのです。
●障がい者福祉サービス事業所「白石かがやき園機関誌」コスモ9、10月号からの転載
連絡先
社会福祉法人 北海道札親会
TEL 011-861-6210
FAX 011-861-6424
・避難訓練を終えて・毎年、行われている避難訓練を今年も6月25日(水)に実施しました。
当日は白石消防署からも応援に駆け付けていただき、119番の通報から、避難、消火の様子をしっかり見ていただき、最後に講話をいただきました。
通報では、焦らず、ゆっくり、はっきりした口調で伝える事が大事であり、実際の場面でも焦らないよう訓練を重ねていく事が大事であると再度学習しました。
避難において、利用者の皆さんは低い姿勢をとり、口元に手やハンカチを当てて避難する事ができていたと消防の方からほめられています。
職員も見習わなければならないと実感しました。
消防の方からも助言をもらいましたが、それは、実際の避難の時に、誘導する職員が煙による呼吸困難になった場合、しっかりとした避難誘導が難しくなる、もしくはできなくなる事が考えられるからということです。
今回助言を受けたことを職員の間で全体周知し、次回の訓練に反映するとともに、実際にそのような状況にあった時にも役立てられるよう普段から心掛けていきたいと思います。
今回の避難訓練もとても貴重な体験となりました。


●「原発を止めた裁判官~井戸謙一元裁判官が語る、原発訴訟と司法の責任」
神坂さんの任官拒否を考える市民の会編
現代人文社刊行、A5版・96ページ
900円プラス税
・原発運転差し止め判決をくだした井戸謙一元裁判官がその判断過程を語り、自身がかかわった事件と裁判官生活32年を振り返る。
国と電力会社の主張を優先してきた原発訴訟に対する司法のあり方、裁判官の独立を考える。
・第1部・原発訴訟と司法の責任
1.裁判官としての生き方
2.志賀原発2号機運転差し止め判決
3.福島原発事故で考えたこと
4.最近の裁判所の状況
以上

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