ヒデの救援レポート:2012年9月18日№87

ヒデの救援レポート:2012年9月18日№87
★「みちのくTRY」が、大きな事故もなく、奇跡の1本松に到達し、
岩手県庁へのバリアフリー申し入れも済ませて、大成功の内に終了しました!
この成果を、今後の地域活動にどうつないでいくのかが、大きな課題になります!
みなさんの応援、声援に感謝します!
★ゆめ風基金が通常のNPO法人から、「認定特定非営利活動法人」に、
8月31日付けで認可されました!
これで、今後のゆめ風基金会費、寄せられる救援金などが、税金控除の対象になります!
救援金、会費の領収書は、大切に保管してください。
税金申告の折に必要になります!
やっとこさの認定です!
★待望のゆめ風基金の事務所に、障害者のスタッフが、9月4日から、
障害者雇用として採用されました!
長年の希望が実現したのです!
○福本さん・全身性
○長崎さん・電動車イス使用のお二人です!
週に3日ずつの勤務になります。
ぜひ、事務所においでになり、お顔拝見になってくらさいませ!
★またまたの訃報と偲ぶ会のお知らせです!
・京都を中心に、障害当事者運動を担い続けてきた、
○長橋栄一さん「車イスと仲間の会」、「日本自立生活センター代表」が、
7月4日、81歳で、逝去されました。
お通夜、本葬は、ご家族だけで済まされましたが、
長橋栄一氏の理念継承と偲ぶ会のご案内です。
○呼びかけ団体
・車イスと仲間の会・日本自立生活センター・日本自立生活センター、ワークス作業所・日本自立生活センター支援事業所・他賛同個人
●想い
長橋栄一氏は、日本における障害者自立運動の草分けとして、
人が人として生きる事の当たり前が、誰によって阻害されていたのかを、
知らしめて頂いた方でした。
またそれは人の力によって変えられるものであることも教えて頂きました。
代表は常に、「既成概念にとらわれるな」自分の思考で何が出来るか常に考え、
同じ仲間に同じ屈辱と差別をうけさせるなと申しておりました。
私たちは、代表のこの基本理念を受け継ぎ、悲しみを乗り越え
さらなる一歩を進めるつもりです。
そこで、故長橋栄一氏と関わりのあった人たちとともに、長橋代表を偲び
生前の多方面にわたる活動の様子を見ていただき
さらに、関わって頂いた方々へ、これからも私達に対し、
ご指導とご協力を承りたく、長橋栄一氏の理念継承と偲ぶ会を開催いたしますのでご案内申し上げます。
皆様には、お仕事や様々な活動運動にご多忙とは存じますが、
ぜひご参加いただきますますようよろしくお願い申し上げます。
日時:10月6日午後1時より
会場:京都国際ホテル(二条城東向かい)
会費:2000円
○平服にてご参加いただきますようにお願いいたします。
供養として、軽食と共に弔いのお酒も用意しておりますので、
車での参加には、ご配慮をお願いします。
○ご出席いただける方は、FAXにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。
FAX・京都075-671-8418
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被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた基金残高
             258,425,697円
2012年7月31日現在「東日本大震災」救援金額は、8月22日までに、
             175,209,050円です。
これまでに支援した団体、個人への金額。
             224,047,749円です。
2012年8月222日現在
●その他、台風12号被災地に、2,942,828円。
フィリピン洪水被災地に    1,000,000円の支援をしました。
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、「被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事」、「障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長」、「バクバクの会事務局員」でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。
広く知ってもらいたいので転送自由。
自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。
長期戦です。
救援金の送り先は、郵便振替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。
「とうほく」と書いてください。
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【東日本大震災救援活動の中のボクの風景】
・hideの畏友のおひとり、吹田市千里寺住職・武田 達城さんが発行している寺報「如是」838号からの転載(連絡TEL・06-6384-0747・FAX・06-6385-8950)
「なんや、経営問題!?」NHKのラジオ放送で平日の早朝に「ビジネス展望」という
短い番組があります。
8月15日は、慶應義塾大学経済学部教授の金子 勝氏でした。
原発は電力不足問題でなく電力会社の経営問題です、という話を聞いてびっくりしました。
経産省は、原発が動かなければ15%の節電をしても計画停電が必要かもしれないと発表し、メディアはそれをあおり立てました。
私は、朝日、毎日、読売の3紙を購読していますが、同じ内容でした。
関西電力は、大飯原発3号機がフル稼働した途端、猛暑に入っていたにもかかわらず、
火力発電所12機のうち8機を止めてしまいました。
同時に中部電力等から電力を購入しています。
その結果、電力使用率90%を超える日はごくわずかでした。
当初、大飯原発を再稼働しない時の電力不足を15%とした時の想定とは全く違っています。
金子氏によると、7月の節電は2010年比でみても、9,8%で、
大飯原発3、4号の再稼働前に政府が立てた節電目標15%をはるかに下回っています。
それでも電力は十分に足りているのです。
あれだけ急いだのは、秋になって再稼働すれば、原発なしで猛暑を乗り切れることが
バレてしまうからです。
問題の本質は、関西電力の経営体質にあると金子氏は言います。
原発を運営する民間の電力会社にとって、原価償却の終わった福島のような老朽原発ほど、運転コストだけで利益が上がることになります。
関西電力は不良債権化した原発比率が約5割を占めています。
全原発が止まれば、約4千億円の赤字に陥ってしまうところでした。
そこで、電力不足だと偽って、大飯原発3、4号機を再稼働しました。
うかつにも私は、原発が動かなければ、この暑い夏をクーラーなしには乗り切れないと、
だまされていたことになります。
もう一度福島のような事故を起こせば、日本は終わってしまいます。
電力会社の経営問題と、「いのち」の問題をすり替えられてはたまりません。
涼しくなったら、「計画停電も必要だ」と電力不足キャンペーンをはってきたメディアに、自ら厳しい検証を期待します。
「むかし陸軍、いま電力」
大手メディアも、大本営発表にならないようにがんばってください。
2012年8月中旬・ヒデの救援レポート:2012年9月18日№87
以上

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