ヒデの救援レポート、012年7月23日

ヒデの救援レポート、012年7月23日:80
 今回のリポートはこみこみになってしまって、予告していた「福島県民として大飯原発再稼働に関してもの申す!」(福島県民・白石清春被災地障がい者センターふくしま代表)・その2以下は、次の回からの連載になってしまいました。hideのゴメンなさいです!
 
 6月24日に開催された大阪北部の街の、豊能障害者労働センター結成30周年記念・被災地障害者支援のコンサート(ゆめ風基金共催)は、伊奈かっぺいさんの絶妙の津軽弁トークと、伊藤君子さんの津軽弁ジャズのリズムで、500席満席の会場を大いに沸かせました。
 かっぺいさんは、以前からのゆめ風基金呼びかけ人ですが、伊藤さんは、今回のコンサートを機に、呼びかけ人になっていただくことになりました!ありがとうございます。
 この集い開催に当たっては、実に多くの方々、団体のご助力をいただきました。びっくりしたのは、青森県からの参加者があったことと、近畿青森県人会の方々の参加もあったことです。大大成功の内にコンサートは終了することができました!
 かっぺいさんも伊藤さんも、サイン会をしていただいて、長蛇の列ができ、良かったですねぇ。と満足そうに、それぞれの地にお帰りになりました!
 スタッフ全員、とても疲れましたが、とても、とても、いい一日になりました!
 遅くなりましたが、ご助力いただいた皆さんに、お礼申し上げます!
伊奈かっぺいさんからのお礼ハガキ
○河野秀忠様・お世話になりました・楽しませていただきました・今回も。ありがとうございます・
伊奈かっぺい(署名)とイラスト
東日本大震災・復興支援定期預金サポートVご協力のお礼
パンフレットからの抜粋!
近畿ろうきん&近畿推進会議NPO法人被災障害者支援・ゆめ風基金
○東日本大震災復興支援定期預金サポートVによる温かいご支援に感謝申し上げます。
東日本大震災が発生したその直後に、東日本大震災復興支援定期預金サポートVという預金を通じて10年にも渡る温かいご支援のシステムを創っていただきました。
 昨年6月より10ケ月に渡りその預金結集を近畿全域で呼びかけていただき、そしてその呼びかけに思いがけないほど多くの方からご預金を通じてご支援をいただきました。
 近畿ろうきん、近畿推進会議、近畿ろうきんの会員である労働組合のみなさま、そしてそのご預金をいただきました団体、個人の預金者のみなさま、本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。
 震災から2年目に入りました。私どもはこれまでに岩手県、宮城県、福島県の8ケ所で被災地障害者センターを立ち上げました。地域の方14名を雇用し、県内外のボランティアのみなさんとともに送迎、介助、見守り、相談、ニーズの掘り起こし、避難支援など多岐に渡る救援活動を続けています。その中でも病院や作業所、買い物などへのニーズは高く、活動の大きな部分を占めています。これらは切実なニーズではありますが、公的支援は一切ありません。
 被災地障害者センターの運営は、障害者8ネットワークが参加する救援本部世話人会議で実施しています。今後の方針としましては、障害者ニーズを探りつつ救援活動をできるだけ障害者福祉活動につないでいくこと、そのための相談員や活動ボランティアの派遣をはじめ、全国の障害者ネットワークと連帯して、被災地の障害者の方の生活復活を支えていくことなどを確認しました。
 ゆめ風基金はこの中で作業所、グループホームなどの障害者の生きる場、働く場の再建、新設支援を中心的に担います。17年前の阪神大震災の折、障害者の仲間がさまざまな場面でその支援が後回しになってしまった教訓によって誕生したのが、私達ゆめ風基金です。
 私達は本当に必要としているところに手渡すように届けるをモットーに、これまでも多くの方に支えていただき活動を続けてまいりました。
 今回、そしてこれから10年間にあしなが育英会様と合わせて1億6800万円ものご支援をいただけると聞いています。みなさま方からお寄せいただきますお金は間違いなく有効に使わせていただきます。ありがとうございます。
 そしてどうぞこれからも東北、関東の人々を温かく見守っていただきますようお願いいたします。
これまで届けた救援金
178,547,749円(2012年6月7日現在)
内・東日本大震災救援金総額
130,209,050円(2012年6月7日現在)
ただいまの基金残高
290,907,921円 (2012年4月30日現在)
このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌そよ風のように街に出よう編集長、バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお使いください。
息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、郵便振替口座00980-7-40043ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。
東日本大震災救援活動の中のボクの風景。
医療機器と一緒に、街で暮らすためにシンポジウム報告書○震災と停電をどう生き延びたか~福島の在宅難病患者・人工呼吸器ユーザーらを招いて~が発行されました。
188ページのA5版のキチンとした冊子です。
発行元は、○立命館大学グローバルシィOイイプログラム生存学創成拠点
○立命館大学生存学研究センター
○連絡TEL・075-465-8475
○シンポジウム震災と停電をどう生き延びたか実行委員会
TEL・075-682-7950
FAX・075-682-7951
ご挨拶~昨年の9月、多くの方々の協力により、シンポジウム震災と停電をどう生き延びたか~福島の在宅難病患者・人工呼吸器ユーザーらを招いて~をハートピア京都で開くことができました。
遅ればせながら、その報告書がやっと完成しました。立命館大学生存学センターの立岩教授や研究生達の手により、より充実した内容になりました。計画停電も予想されるこれから、少しでも役立てて頂ければと思います。ご協力頂いた方々、繋がりを持つことができた皆様に感謝いたします。
 また、シンポジウムにご来場いただけなかった皆様にご挨拶いたします。私達は今後も活動を通して皆様との絆を深めていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。実行委員長・増田英明拝 2012年6月吉日
図解おうち暮らしー医療機器を使って暮らすための停電時の備えシンポジウム震災と停電をどう生き延びたか
○使えなかった非常時の備え
○震災と福島、在宅を支える絆
○エッセイ・風に名を刻んでー福島からのパネリストその後
○此処から呼びかける瞳ーシンポジウム開催までの経過とこれから
○論文・医療機器を必要とする重度障害者の実態調査ー地域のローカルなつながりに向けて停電の影響に関する調査資料・論文
○論文・計画停電と医療的ケアを必要とする障害児・者ー東日本大震災における事例から
○人工呼吸器使用者の停電への備えに関する調査の結果について・東京都
○資料・東日本大震災による停電対応に関する福島県・宮城県の停電対応に関する患者会報告と関連通達
社会臨床雑誌
○012年6月10日発行・第20巻第1号が発行されましたので、ご紹介します。
日本社会臨床学会編集・現代書館発売
○連絡TEL・03-3221-1321
FAX・00-3262-5906
○定価2500円+税
はじめに
○日本社会臨床学会学習会原発問題と優生思想報告
○反原発の論理を確かめるー障害者排除・優生思想を問いつつー篠原睦治
○福島の地に出入りして、気づくこと・考えることー山田真
○学習会原発問題と優生思想に参加してー三輪寿ニ
○原発問題についての断想ー原田牧雄論文
○早期介入、そして日常生活の管理へー中島浩篤○統合失調症の予防的介入に関する倫理的問題ー山崎真也
○自学の系譜1石川三四郎の教育志操日本社会臨床学会第19回総会記録を読む
○山田潤記念講演・教育・ではない、まず・仕事・だを読むー岡山輝明
○名づけることは何を生みだすか、発達障害について考えることー生越達
○シンポジウムⅡの報告を読んで喚起され考えたことー榎本達彦映画や本で考える
○優生思想という難題に挑むー小林敏昭
○平等論で解けることと解けないことー斎藤寛
 ちなみに、hideが編集長を務める障害者問題総合誌そよ風のように街に出ようの小林副編集長も寄稿しています。原稿料は、タダなんですよぉとボヤいていましたけど、社会臨床学会という学会は、ビンボーで有名な学会なんだじぇ。なかなか鋭い主張をする学会ではありますが、なんせ、会員が少ないからねぇ!!以上。

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