2012年度障害当事者派遣プロジェクトレポート第六組

2012年度障害当事者派遣プロジェクトレポート第六組
被災地障害者派遣報告書
                            自立生活夢宙センター 馬渡健二
日程内容
   9日
     11時30分 JR盛岡到着
     12時 CIL盛岡到着 その後、食事を引き継ぎ
     13時30分 TRY会議
  10日 参加者、ボランティアの呼びかけ
     11時30分 就労支援(B型) 好望恕(コウボウジョ)訪問
     14時30分 北日本医療福祉専門学校訪問
     18時 被災地障がい者センターみやこ到着
  11日
     9時 朝礼
     朝礼後は事務作業の手伝い。
     15時30分 粟津さん送迎。
  12日 コースの安全確認とトイレ食事等の場所提供確認
     平田仮設内サポート訪問
     ふるさとセンター訪問
     あすなろホーム訪問
  13日
     交流会準備
  14日
     地域の方との交流会「およれんせの会」
     会議19時30分 報告会
  15日
     休暇
  16日
     9時30分 被災地障害者センター出発
     11時30分 CIL盛岡到着 食事引き継ぎ
     13時 TRY会議
感想
 今回一週間みちのくTRYの支援に行かせてもらいました。
 一週間経って思うことは、全体的にみちのくTRYは安全第一というか、保護された状態で14日間ただ歩くだけのような気がします。
 本来のTRYは、歩きながら交渉したり、TRY中に宿を借りたり、ホームステイとかそういうものがあって初めてTRYだと思いましす。でも、みちのくTRYはあらかじめスタッフが用意した休憩場所や、宿泊場所に泊まるというものだったので、あるスタッフが、「このTRYは、みちのく地方に元気な障害者がいるということを見せるものだから」と、言っていました。
 でも今までのTRYも同じで発展途上の国へ行って、その国のバリアフリーを訴えると同時に、これだけの障害者がいる居るということを訴えるものだと思うし、TRYに参加している障害者をみて、現地の障害者が元気になれば、と思いながらTRYは行われていると思います。
 だから今回も全部が全部あらかじめ決めていくのではなく、参加者がいろんなところで交渉をしながらTRYを進めていくのもいいと思います。
 乱暴な意見かもしれないけど、TRYというものは、異常なイベントだと思うので、多少の危険はしかたがない、と思ってスタッフ側も、参加者側も覚悟というか、そういう思いを持って、TRYを成功させてほしいと思います。
 TRYを企画して実行するまでの期間が短いのと、あとTRYに関わる専従スタッフが十分でないということで、いろいろなところで焦りや、報告の不十分さが見受けられました。でもTRYスタッフはTRYを成功させようと、早朝から深夜まで動いていました。
 最後にわたしが思うことは、TRYスタッフのなかに障害者スタッフが居なかったため、コースや食事、トイレ等のバリアフリー確認が、障害者目線ではしにくいのではないかと思いました。わたしはTRY未経験者ですが、障害者だからこそ見えるものや、言えることがあるので、少しでもお役に立てたかと思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です