日曜に大阪を出発し岩手県宮古の事務所へ。
4月2日今日から地元の新しいスタッフが加わる。
3月の初めに地元スタッフの面接をして、採用となったのは3人。
25歳の伊藤君は採用後、すぐに働いてもらっていて、毎日の流れも掴んできている。採用の決め手となったのは、25歳という若さ。これまで配送の仕事をしていたこともあり、運転には自信を持っていること。
ただ福祉の仕事は初めてということもあり、これから色々研修も必要になってくる。
今日から仕事始まりとなるのは、黒柳さんという40歳の女性。社会福祉協議会のヘルパーをしていたこともあり、地域事情にも詳しいし、障害者に対する経験も持っておられる。チャキチャキした感じで、簿記もわかるという福祉では異質の存在。
事務所にはボランティアとして、京都JCILの矢吹さんほか、3名のスタッフが来てくださっていました。また「ゆうのゆう」からの継続派遣のボランティアは、24歳の井上さん。今回が2度目の派遣となります。
黒柳さんの初出勤ということで、まず最初に被災地障害者センターいわてのこの間の活動や今後の宮古事務所などの役割ついて、オリエンテーリングをしました。
10時になって、昨晩盛岡事務所に戻っていたスタッフ、西沢さんと、河口君も合流。月曜は岩手の定例会議の日。私が月末大阪にいたこともあって、この間の報告をまずしてもらった。
この間に新たに送迎を希望する人が2人あった。面談をすませ、今日の午後と明日の午後に第1回の送迎を開始するとのこと。またミーティングの持ち方について、いつも夕方6時ぐらいから開始となるが、勤務時間を回ってからの仕事にはおかしいというとで、朝にミーティングをすることにした。
午後から、僕の方は山下君、河口君とともに、新年度の予算の確認。
この作業に先がけて、県外スタッフ、盛岡スタッフの今後の動きも聞いた。盛岡事務所にいる武田君は当初予定通り、盛岡事務所を6月には閉めるので、6月末まで。西沢さんは秋を目安にということで、9月末まで。河口君は現時点であまり考えていないということだったが、事務中心なのと、以前自分の引継がすむまでということだったので、やはり9月末を節目にすることにした。山下君は来年3月末までいたいということだった。
これらのことを考慮し、とりあえず、今年度の予算案をつくった。
他のメンバーは一組は送迎サービス、あと2班に分かれ山田町の仮設住宅へのびらまきをした。
夜は京都のメンバーが食事を作ってくれて、みんなでごはん。
その後今後の活動について、山下君、矢吹さんらと12時過ぎまで語り合い。山下君の悩みを聞くことが大半になってしまいましたが、その中でも宮古の閉鎖的な地域性をどう考えるかという話は、矢吹さんが山形出身というともあり、急いでも仕方がないが、外部の力は有力だなど、よいアドバイスがいただけました。