東日本大震災の被害に対するご支援の御礼

東日本大震災の被害に対するご支援の御礼
私たちNPO法人響生(ひびき)は、岩手県一関市千厩町の自然に恵まれた土地で、旧保育園を改修した建物を拠点として活動しております。
障がいのある子どもたちが自分らしく地域で暮らしていくために、日常生活の基本の動作の指導や集団生活の適応訓練などを行う「児童デイサービス」という活動を行いながら、地域の方々と協力・連携しながら「まちづくり」を行っております。
昨年3月11日の東日本大震災では、地震による内外装の破損や備品の損壊、また停電による給湯設備の破損などの被害がありました。ただ幸いなことに児童デイサービスを利用している子どもたちやスタッフに怪我はなく、子どもたちをご家族のもとへ無事お返しすることが出来ました。
しかしガソリン・灯油の品薄に加え給湯設備の破損により、お湯が使えない状態が長く続いたため16日間活動休止を余儀なくされました。
活動再開後も余震が続き早く改修工事をしたいと考えておりましたが、資金的に厳しく困っていたところ、ある偶然の出会いを通じゆめ風基金さまとつながることができました。
地元建築業者が多忙のため工事期間が長期になりましたが、昨年末には改修工事および保育室のガラスを割れないガラスへ交換する作業など全ての工事が完了いたしました。
余震はなお続いておりますが、これで安心して子どもたちと関わることが出来るとスタッフ一同感謝しております。
これからも活動の目的の達成に向け精一杯努力して参りますので、変わらぬご指導・ご支援をお願い申し上げます。
参上いたしまして御礼申し上げるのが本意でございますが、粗状をもち御礼のご挨拶にかえさせていただきます。ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございました。
NPO法人 響生(ひびき)
理事長 杉山 浩

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