これからの活動について 被災地障がい者センターみやぎ代表 及川 智

被災地障がい者センターみやぎブログより転載
これからの活動について
被災地障がい者センターみやぎ代表 及川 智
これから宮城県で何をしていくのか、ということを話していきたいとおもいます。
提言活動と当事者による地域活動
 まず、提言活動としては、センターで支援したケースからわかる課題。
 もう一つは、県内の障がい者関連NPOやそのユーザーなどに対してのアンケート調査です。
 この二つから読み取れる課題をもとに、要望書や意見書にまとめ、宮城県・市町村に示していきたいと考えています。
 来年1月17日には、宮城県内の障がい者団体、支援者、親などで作っているネットワーク(みやぎアピール大行動実行委員会)で、仙台市長と面談することになっています。
その時に事例を含めて直接現状を訴えて提言したいと考えています。追って宮城県知事とも面談をします。 
 次に、ニーズを掘り起こして支援をつなぐ、作っていくということですが、これは、センター宮城を立ち上げてからずっとやってきたことですが、東北、宮城県は、関西と比べ、障がい者がヘルパーや送迎サービスを利用して街を歩く、という事が一部をのぞき、あまり無いのが現状です。
 地域サービスが乏しい為であって、そうしたニーズは多くの障がい者が持っているはずです。そうしたニーズを掘り起こしていく活動です。これはイベントをきっかけにして当事者とつながっていきたいと思っています。
 今年の12月23日には、市内中心部の大通りでサンタの格好をしてパレードをする企画も立てています。その様なイベントを活用していきたいと思います。
個人的にはクリスマスイブイブに街中に出るのは有り得なかったのですが、みんなと出るようになって楽しくって仕方ありません。
 今お話したように、2つの方向性を持って活動を進めています。
 そして、当事者同士がつながっていく取り組みとして、是非皆様に紹介したい活動があります。それは、被災地障がい者センター石巻でおこなわれている活動です。
 この活動は、まさに障がい者による地域活動です。これは当然、全県的に広げなければならないものですが、CILたすけっとが16年活動していて、ほとんど浸透していない。
 そして、現在は仙台市部の活動が停滞気味でもあります。石巻での活動に刺激を受けつつ、活動を続けたいと思います。
被災地障がい者センターみやぎブログ

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