みやぎ登米支部・活動日誌 NO.53

みやぎ登米支部・活動日誌 NO.53
 社会福祉法人「そうそうの杜」、大阪市知的障害者育成会、加島友愛会は、被災地障がい者センターみやぎ登米支部を拠点にして、登米市や南三陸町の仮設住宅にいる障害者の情報収集と個別支援活動をしています。
東日本大震災派遣報告書 NO.53
日時:2011年11月8日(火) 天気:晴れ
報告者: H(育成会)
9:00~12:00 Sさん送り、南三陸町役場、地域活動支援センター風の里
12:00~17:00 入谷公民館、風の里自主製品見学、Sさん迎え
活動した上で感じたこと
【Sさん送迎】
 車内で同行したスタッフ(女性)の携帯を触りながら過ごしている。目的地まで大人しく過ごせている。車内からの景色は確認しながらで途中、施設までの道を間違えたときもすぐに正しい方向を示しておられた。
帰りは朝よりも元気でこちらとのやり取りも多かった。
【南三陸町地域活動支援センター風の里】
 Sさんの状況確認に訪れる。在宅が続いており日中は姉が仕事に出かけた際に同行し気仙沼で過ごしているとのこと。母は送迎についてはこちらでするので早く本人が日中を過ごせる場所が欲しいと思っているとのこと。古川にあるレスパイトケア「カムカム」という施設を教えていただく。また、Oさんについては風の里を見学することはできるが元々大工をされていたということなのでここでは本人さんが持て余してしまうのでは、というお話もある。一度本人さんが大工をしていた、ということについて確認してみることとする。
【入谷公民館 風の里自主製品】
 手芸活動で製作中の作品をみせていただく。かなり精巧できれいな作品が多かったがスタッフの方からのお話しでは作られた方の調子で同じ作品でも仕上がり方が変わりまた、完成した後に出来栄えがご本人にとって不本意だと落ち込んでしまわれることもある、ということを教えていただく。

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