みやぎ登米支部・活動日誌 NO.44

みやぎ登米支部・活動日誌 NO.44
 社会福祉法人「そうそうの杜」、大阪市知的障害者育成会、加島友愛会は、被災地障がい者センターみやぎ登米支部を拠点にして、登米市や南三陸町の仮設住宅にいる障害者の情報収集と個別支援活動をしています。
東日本大震災派遣報告書 NO.44
日時:2011年10月22日(土) 天気:雨
報告者: I(育成会)
9:00~12:00 事務処理、Sさんレスパイト
12:00~17:00 Nさん送迎、事務処理
活動した上で感じたこと
<Sさんレスパイト>
ルート・・・自宅→「平成の森」のカフェ→三滝堂方面→自宅
 自宅にお出迎えに行くと、待っていたようですぐにポータブルCDで音楽を聴きながら出てくる。体の動きは軽やかだが、目がよく見えていないようで、歩行には危険がともなう。こちらのご挨拶などの声掛けには気付かれず、そのまま無言で車に乗り込まれる。
車の中では始めは静かに音楽を聴いておられたが、少しずつテンションが上がっていき、体をゆすったり、車の窓を指ではじいて音を出すなどされている。
 「平成の森」のカフェでは冷たいジュースを飲む。ぶどうジュースを2杯飲まれ、お菓子もいくつか食べられている。その際、机のものを手探りで確認するため、スタッフが飲んでいた熱いコーヒーを触りそうなことがあり危険であったため、気をつける必要がある。
 飲んで食べてしばらくすると、自分からスタッフの手を引いて出たいとのアピールをしてくる。またそのあと、トイレに促すが、体をはって行きたくないとアピールされていて、自分がしたいこと嫌なことへの意思表示はできるようだ。三滝堂方面に行くが、ついても車から降りるのを嫌がり、結局トイレにも行かずであった。
 本日の支援の中でご本人への配慮がすぐに分かるものが必要と感じ、報告書だけでなくパーソナルがすぐに分かるものも必要と思われた。現地スタッフも必要といわれていて、現地スタッフがフェイスシート、アセスメントシート等の作成をされるお手伝いをさせていただいている。

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