みやぎ登米支部・「そうそうの杜」活動日誌 NO.21

みやぎ登米支部・「そうそうの杜」活動日誌 NO.21
 社会福祉法人「そうそうの杜」は、被災地障がい者センターみやぎ登米支部を拠点にして、地元グループ「ハグハウス」とともに登米市や南三陸町の仮設住宅での移動カフェをしながら個別支援活動をしています。
「そうそうの杜」・東日本大震災派遣報告書 NO.21
日時:2011年9月23日(金) 天気:晴れ
報告者:S
9:00~12:00 Oさんと個別ケース検討など
気になるケースで再度訪問出来ていない所の確認を行う
12:00~17:00 個別ケースへの仮設へ再訪問 志津川中学校仮設
 切曾木地区仮設 枡沢地区仮設
活動した上で感じたこと
 午前中はケース検討と事務所での書類管理の方法などについてのミーティングを行う。
①現在の状況が不明であるケースについての再訪問の必要性や緊急性について検討する。
②報告書や基本情報などの取り扱い方についても検討し改善を実施する。
③必要備品やスケジュール管理の方法を検討している。上記のミーティングで決定したことについて、事務所内の備品の整理を行う。
 午後からは、午前中に行ったケース検討(気になっていたケース)の中で再訪問が必要と思われる仮設に対しての訪問を行う。
①志津川中学校仮設にて、以前奥さんが体調不良で食事の用意が出来ないため、缶詰などの物資が欲しいとの要望があった。本日訪問し物資を届ける。自宅には奥さんが在宅中で、台所で食事の用意をする事が難しいという話を聞くことが出来た。
②枡沢仮設にて送迎の要望があったケースについての再訪問を実施する。不在であった為、名刺とチラシのみ投函する。その後、同じ仮設住宅から障害者がいるような声が聞こえた為、後日調査をする予定にしている。
③切曾木仮設に見守りが必要と思われるケースがあった為、再訪問する。不在ではあったが、同仮設の子どもたちと追いかけっこをして遊ぶ。先日の台風の影響か、橋が崩れており、水道も止まっていた。断水の為、給水車は来ていたが、水不足になる恐れがある為、仮設近くに住んでいる住民より井戸水を飲料水として提供してもらうこが可能になった。
 一日、Oさんと共に活動をし、一緒にケース検討などを行ったり、今まで気になっていても行けなかった所に今回、再訪問する事が出来きたことについてはとても喜ばれていたように思う。(今までは、ハグハウスに行くことが多く、Oさんと一緒に活動する事が少なかった為・・)
感じたことを改善・向上させるのに必要なこと
・Oさんと一緒に活動する時間をもう少し増やす。
・ハグハウスと一緒に行動する時間とOさんと一緒に行動する時間とのバランスを考える。
備考
・たすけっとの菊池さんより、来週の月曜日か火曜日くらいに登米拠点での地元スタッフ1名の面接を行う予定との事。(登米拠点にて)

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