みやぎ登米支部・「そうそうの杜」活動日誌 2011年9月21日

みやぎ登米支部・「そうそうの杜」活動日誌 2011年9月21日(水)
社会福祉法人「そうそうの杜」は、被災地障がい者センターみやぎ登米支部を拠点にして、地元グループ「ハグハウス」とともに登米市や南三陸町の仮設住宅での移動カフェをしながら個別支援活動をしています。
「そうそうの杜」・東日本大震災派遣報告書
日時:2011年9月21日(水) 天気:雨
報告者:R、S
9:30~12:00 Hさん他鍼灸師4名・名足仮設訪問、ハグハウス打ち合わせ
12:00~17:00 Hさん他鍼灸師4名・山の神平福祉仮設訪問
活動した上で感じたこと
ハグハウスとの情報共有していくこととして、yahooメールでのカレンダーにて、いつどの仮設に行ったか、その時、気になるケースがあったかという簡単な情報を見ることを確認する。詳しい情報をお互い知りたいときはそのカレンダーから確認し、やりとりすることになる。大規模な仮設には、NPO法人(ユナイティド・アース)が関わっていくらしく、ハグハウスは、小規模な仮設を中心的に関わっていく。これから、カフェと住民とのイス作りを一日で行う企画を小規模な仮設にて行う企画を予定していくことになり、仮設を見に行く。
山の神平福祉仮設にて、Oさん、鍼灸師ボランティアと合流する。鍼灸師4名のうち3名は5月にそうそうの杜ボランティアと仙台にてたまたま会い、南三陸の話が出たことがきっかけで、今回来られたとの事。ボランティア同士の出会いも、様々な活動につなげていくことが可能であることがわかり、いろんな人と知り合いつなげていくことをこれからもしていきたい。
また、鍼灸を終えた高齢者の方とも話をする機会もあり、震災時の様子を話してくださる中で、津波が押し寄せてくれるスピードや高さも実際のものよりも遥かに速く、高く感じ、津波が押し寄せてくるまでに20分程あったがそれも感覚的には一瞬の間の出来事だったなど話してくれる。
また、その方は急いで高台へ逃げた際に足をケガされており、震災から半年経過した今でも足の痺れが残っており、痺れる度に当時のことを思い出してしまうと目頭を熱くしながらも話してくれたことが印象に残っている。
八幡さんより、本来のOさんとの登米での仕事がカフェにばかり行っていてはできないのではないかとの指摘がある。冬に向けてのハグハウスの方向性とこちらの方向性を確認する必要があるのではとのことで、明日朝向かうことになる。
Oさんがケースで気になっていることがあっても、(こちらに)頼もうかどうしようかとなかなか頼めなくてねと話されていた。Oさんにそのように思わせてしまっていた部分があったことは、考え、改めていかないといけないと思われる。
感じたことを改善・向上させるのに必要なこと
Oさんとその時のメンバーで一日、一週間の予定をもっと入念に考え、情報共有の時間を増やしていきたい。
備考
泊浜仮設1期にて高齢者の女性から、体重計・血圧計の依頼あり。八幡さんに確認すると、その方の詳しいことがわからないので保留となり、ハグハウスから情報を聞き再度検討することになる。

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