南三陸訪問ご報告~その1

私ごとですが、10月上旬、帰宅途中に、障害のある足の指2本を骨折しまして・・・。
一か月ほど、休職させて頂いていました。
いろいろご報告が遅くなったり、ご迷惑をおかけしました。
不運続きの10月は、まず南三陸訪問のため移動するその日の朝に、杖が破損。
10日に南三陸で行われた「にこま~る感謝祭」のあと、体調を崩し、石巻で夜間救急へ駆け込み・・・
帰阪後も、体調が悪く、早退途中の骨折でした。
「お祓い行くレベルやね」と事務局で話題になりました。
さて、前置きはこれぐらいで、遅くなりましたが、南三陸訪問ご報告です。
【東日本大震災障害者救援活動】
障害児・者や高齢者、住民らの交流拠点「ハレバレー」完成!

ゆめ風基金など、多くの人が関わっている、被災地障がい者センター南三陸。
2013年2月には、「NPO法人 奏海(かなみ)の杜(もり)」としてスタート。
“子ども広場 にこま~る”を中心に、宮城県南三陸町で障がい児・者の日中活動を支援しています。
2015年6月には、「こども広場~にこま~る」が拠点として開所できました。
今回は、いろんな人に「ありがとう!」を伝えたいと、「にこまる祭」が開催されました。
たくさんの人に愛され、応援されているんだなと実感できる【子ども広場 にこま~る】
中はこんなに広いです!

感謝のダンス、炊き出し、震災からの歩みスライドショー、など盛りだくさんの内容で、
あっという間に2時間が過ぎました。
近所のおばさまがふらっと立ち寄ったり、駐在さんなども参加。
地域に根付いて活動してきたんだなあと、人とのつながりを大事にしてきた軌跡が伝わってきます。
また、炊き出しなどのボランティアには、大阪からもたくさんの人が駆け付け、
名物:粉もん「たこ焼き」をせっせと焼いたりと大活躍でした。
この日は、全国から、また、さまざまな立場からの参加があり、交流できました。
最近、涙腺が弱いので・・・。
にこまるさんたちの写真などを見てもうるっとしてしまいます。

まだまだ、東北での生活は厳しいと思います。
車社会、進まぬ復興、障害への理解不足。
スタッフの皆さんのご苦労を思うと、便利な大阪でぬくぬくしているのが申し訳ない、と思えてしまいます。
でも、それぞれ、できるところで、できることをやればいいのだと、東北への思いを強くした訪問でした。
~つづく~
(長崎 圭子)

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