特定非営利活動法人 ゆめ風基金

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ゆめごよみ風だより No.89 | 2019/12/5発行

勇気と根気

支援の思いを忘れない 東日本大震災復興支援定期「サポートV」報告会 感謝と希望のつどい(10月5日開催)

自立生活センター神戸Beすけっと 井奥 裕之

災害はその日から日常生活を非日常へと移す。阪神淡路大震災から25年のうちに様々な災害が日本の国内外を問わず起こった。

報告会では「サポートV」の支援を受けた仙台市のあしなが育英会レインボーハウス、福島県川内村の障害者作業所どじょう、郡山市の放課後デイサービスふよう土、昨年の豪雨災害で近畿ろうきん募金より助成を受けた倉敷市の障害者作業所マインドこころ、そして南相馬市の障害者福祉事業所ぴあの皆さんが復興の課題を話されました。
阪神淡路大震災で被災した障害者の「障害者の生活は震災があろうがなかろうが困りごとはあった。震災により健常者の生活が不便になり健常者も被災して障害者になった」という言葉が耳の奥で響きました。
阪神淡路大震災、東日本大震災、西日本豪雨のそれぞれの被災地にも震災前の日常があり、震災後の非日常が現れたのだと思います。
「こんなはずじゃなかった」と多くの人が感じたことだろう。
「これからどうしたらいいのだろう」と多くの人が思ったことだろう。

神戸では「何かをしなければ」と考えて、障害者の安否確認を始めた人がいました。
原発被災地で野球少年だった高校生は、震災当日に災害弱者の避難行動を助け、その後人口が 1/3 になった村にできた障害者支援施設の職員になりました。
福島で震災を経験した障害児の父親は、多くの障害児・者が安心して過ごせる場所が欲しいと願い「居場所」を作り始めました。
地域の中で「共に生きる」活動を地道に展開してきた団体が、たった一日の豪雨によって活動に必要なものをすべて失ったが、地域の人たちと再び地域で暮らしたいと願い行動を起こした結果、再びまちに人が集まりました。
すべての人に共通すること。それは「しなければいけない」と思い、行動を起こした「勇気」だと思います。
阪神淡路大震災以降、多くの人が少しずつ負担して災害時の「障害者市民活動」を支えようという目的で「ゆめ風基金」が設立されました。
阪神淡路大震災を経験した私だからわかります。「サポートV」と「ゆめ風基金」が、被災障害者たちの「勇気」を後押ししたことを。
多くの人の「ゆめ」を感じ取ることができた報告会でした。

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