特定非営利活動法人 ゆめ風基金

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ゆめごよみ風だより No.88 | 2019/9/12発行

08ゆめ風ネットからこんにちは

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ネット石川

NPO法人自立生活センターハートいしかわ 須戸 哲

大阪で牧口さんたちと「おおさか行動する障害者応援センター」を立ち上げて40年余り。縁あって、27年前に石川県小松市に引っ越して暮らしております。12年前の能登半島地震の折にはゆめ風や全国の災害支援団体の依頼を受け、地震翌日に能登半島に入りました。
門前町の總持寺祖院の山門は大きく壊れ、道路は波打ち、近くの公民館の前では抱き合って泣いている女性たち。地震翌日の混乱状態でしたが、知人の社会福祉協議会の人たちに障害当事者や作業所の被災状況の確認などを聞き取り調査して、報告できる状態にまとめました。
このことは阪神大震災以降、次々に起こる災害にずっと受け継がれた、ゆめ風基金、ゆめ風ネットの素早い対応と支援の流れにつながっています。絶やしてはいけない重要なゆめ風の役割だと思います。
40年前に車椅子で外出するのもやっとだという時代を経験してきたことを考えると、よいか悪いかは別にして、生活支援や外出の制度は整いましたが、何か足りていない感がする今の時代です。ひょっとして、足りていない感は人と人とのつながりではないかと、私は思っています。
ゆめ風ネットは活字にするとB5用紙1枚に収まるぐらいだと思います。ところがいざ災害となると、国内ならその日のうちにネットの近い団体が駆け付けます。このようなつながりが、広がっていくことを願っています。

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ネットきくがわ

NPO法人COCO 溝口 千津子

遠い被災地の人たちのことを思いながら

私の家は、浜岡原発から20キロ圏内。私は頸髄損傷者、首から下は動かない。現在92歳の母と2人暮らし。そんな状態で、万が一、浜岡原発が過酷事故を起こしたら…。
菊川市は「原子力災害広域避難計画」で、「富山県に避難」を指示。基本自家用車使用となっている。それが無理な人は市が用意したバスで。この「避難計画」を、私は冷静な思いで見る事は出来なかった。(途中で息耐えるな…)と。どうしても、富山県までたどり着くというイメージがない。1番の理由は「体温調節ができない」ことによる、熱中症または低体温症。
それにしても「避難計画」は、実現不可能な事ばかり書いてある。
市内を8ブロックに分けて、浜岡原発に近いブロックから移動を始めると。しかし、動き出す時期は、500マイクロシーベルトになったら。健康な成人男子も、生まれたばかりの赤ちゃんも、その数字! 被曝前提。驚くばかりである。
さらに、モニタリングゲートでチェックを受けることが義務付けられている。県内で何箇所の準備が進んでいるのだろう。ひどい渋滞に何時間も足止めされる。また証明書をもらえなかったら、その場で洗浄する。汚染水は垂れ流し!
現在、浜岡原発は止まっている。中部電力は再稼働に躍起だ。大地震は待っていてくれない。実現可能な「避難計画」が作成できないのだから、まずは、再稼働を断念し、すべての原子炉を廃炉に!

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