特定非営利活動法人 ゆめ風基金

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ゆめごよみ風だより No.87 / 2019/5/12発行

07ゆめ風ネットからこんにちは

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東大和から

NPO法人 自立生活センター・東大和 海老原 宏美

東大和市という人口約86000人の小さな町で、2001年から障害者の地域生活支援のための権利擁護、相談支援事業などを行っています。障害者自立支援法が施行されることとなり、障害種別を超えた横の連携も作っていかなければ!ということで2006年に立ち上がったのが「東大和障害福祉ネットワーク」です。長年、当センターは、このネットワークの代表を務めてきましたが、その間、障害福祉計画策定委員会、地域自立支援協議会、災害時ボランティアセンター設置検討委員会などに、ネットワークとして参画してきました。
特に、自立支援協議会では「防犯・防災部会」を置き、手あげ方式で作ったもののなんの活用もされていない「災害時要配慮者名簿」をどうしていくか、地域の避難所の備蓄は障害者にも役にたつのか、など、検証を行っています。
一方、人工呼吸器を使っている私個人の話で言えば、先日保健所が入り「災害時個別支援計画」策定会議が行われたのですが、呼吸器ユーザーにとって最重要とも言える電源確保対策について、病院所在地の情報共有までしかできないと。「保健所絡んでもその程度なの…?」と唖然とするレベル。行政単位の防災活動と、個人レベルの防災活動、両方バランスよく取り組んでいかなければ、としみじみ感じています。
自然災害の多い、自然豊かな日本。いつ何時、大災害が自分の身に降りかかるか分かりません。他人事ではなく自分事として、これからも防災に関わっていけたらと思います。

加賀から

ひまわり教室 徳田 茂

遠い被災地の人たちのことを思いながら

私が日頃活動している金沢市やその周辺は大きな災害のないところなので、あちこちの被災地の人たちが経験しているような、苦しい思いや悲しい思いをすることなく半世紀ばかりを過ごしています。私が小さかった1950年代頃は毎年のように近くの川が氾濫し、田んぼ一面が湖のようになり、村の道路が川のようになったものですが、突然生まれた「川」に行水用の大きなたらいを浮かべ、それを漕いだりして、子ども達は大はしゃぎでした。大人たちはせっかく育てた稲が全滅したことに心を痛めていたことでしょうが、子どもだった私にはそんな大人の事情は全くわかりませんでした。そんな災害も、今は遠い昔の話です。
ただ、近年思いもかけないところで次々と大きな災害が起こっているのを見るにつけ、「自分たちの所だけは大丈夫!」などとたかをくくることだけはやめようと思っています。またあちこちの被災地の人たちのこと、とりわけそこに住む障害のある人たちのことに少しでも心を寄せていきたいと思い、ゆめ風ネットに仲間入りさせてもらっています。
もうすぐ3月11日(今日は3月7日)です。あの大地震と大津波から8年がたちました。東北の友人とは細々とながら手紙や電話でのやりとりを続けていますが、あの日以降の人々の生活が平坦ではないことを、遠くにいても痛感します。自分たちのことばかりでなく、遠くの縁のある人たちのことも思い、つながり合い、支え合っていく。そんな日々を大切にしたいと思っています。

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