特定非営利活動法人 ゆめ風基金

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ゆめごよみ風だより No.85 / 2018/12/1発行

調査結果について皆で共有し各自の備えについて協議している様子

ゆめ風基金復興支援助成事業熊本の障害当事者団体による「障害と災害フリーな社会」のための調査・提言活動中間報告「熊本地震被災障害者調査」をおえて

熊本地震から2年半がたちました。震災前の生活、二度の大きな揺れとその後の避難所生活、そして帰宅後、障害者の地域生活(日常)を共に過ごすという貴重な体験をしています。
もともと、この調査は、阪神淡路大震災から東日本大震災までの教訓とは何か、その教訓が活かされたのか、今後様々な災害が起きる時に障害者がこうむる被害を出来るだけ減らしたい、より安心できる避難行動や避難生活、そして「復興」とは何かというメッセージを発するために始まりました。
この間、障害者や高齢者、福祉避難所に指定された福祉施設、支援学校や民生委員・自治会長、行政関係者への聞き取り調査などを行ってきました。どの災害でも同じ事が言われますが、災害時には、それまでの地域社会の課題が浮き出るということを痛感しました。障害者が地域社会の中の全ての場面で当然の存在として合理的配慮がなされていないと、いざという時には動けません。
また、福祉避難所に指定されている施設は、地域から遠いことも多く、かつ、もともとぎりぎりの職員体制なのに災害時に新しく障害者や高齢者が避難してきても対応出来ないということもよくわかりました。
こうしている間にも大きな災害が起き続けています。災害を想定した事前準備や安否確認・避難行動、そして避難先や帰宅支援など、具体的に一つひとつそれぞれの障害や生活の状況に合わせた「備え」を考え改善していくプロセスが重要であると思います。それらの声を集めて、行政や関係団体へ訴え続けていくことが、今後の私たちの役割だと思っています。

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