特定非営利活動法人 ゆめ風基金

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ゆめごよみ風だより No.85 / 2018/12/1発行

西日本豪雨から2ヶ月

Nさん宅

広島

ゆめ風ネットひろしま / 障害者生活支援センター・てごーす 松尾 晴彦

広島では、豪雨災害支援関連団体が情報交換・共有を行う「災害支援ネットワーク会議ひろしま」が、広島市と三原市で、毎週1回開かれてきました。「ゆめ風ネットひろしま」は、広島市の会議に毎回参加しており、7月23日の会議で、被災障害者世帯へのお見舞金のことを紹介し、情報拡散をお願いしました(ちょうど「ゆめ風」理事の宇田川さんも参加しておられ、助かりました)。翌24日には広島県・市行政にも、管下各機関に情報を下ろすよう依頼。さらに、8月10日には中国新聞でも紹介されました。
特に新聞の影響は大きく、問合せが数日間相次ぎました。その結果、お見舞金申請の条件である被災確認を依頼する事業所とのつながりがない方などに対し、私たちが申請手続きを行ったのが計9世帯(広島市安佐北区1、同安芸区4、安芸郡坂町3、東広島市八本松町1)。なかでも安芸区矢野地区、坂町小屋浦地区の状況は深刻で、生活再建には、相当な時間がかかりそうです。矢野西6丁目のNさんご家族(視覚障害の高齢ご夫妻と息子さん)は、動物病院に預けている愛猫と暮らせるみなし仮設住宅が見つからず、いまだに避難所(体育館)暮らし。糖尿病で全盲のお父さんの体調が心配です。現在、被災者のペットを無料・無期限で預かるNPO法人に猫ちゃんを託し、当面ペットNGのみなし仮設に移る方向で、お手伝いをしているところです。今後、お見舞い金お届けの連絡に合わせて他の方にもその後の状況をお伺いし、必要に応じて支援に結びつけたいと考えています。
(2018年9月26日 記)

野村の仮設住宅。9/18撮影

愛媛

ゆめ風ネットまつやま / 自立生活センター松山 須賀 智哉

西日本豪雨から2ヶ月以上の月日が経ちました。あたりまえの日々はあたりまえではない。水害発生時から、さまざまなカタチで多くの皆様にご支援等いただいていること、この場をお借りして感謝申し上げます。
愛媛県では、行政や各支援団体等のネットワークが着々と築かれています。垣根を越え協力して動いていく下地は整ってきています。
緊急時に立ち上がった災害ボランティアセンター。閉所するにあたり今後のニーズへの対応は、中長期的支援を目的とした「地域支えあいセンター」がこれから担うことになります。お見舞金を通してあがってきたニーズへの対応を、このような地元にある資源の中に結び付けていく必要があります。
最後に9月18日に西予市野村町を訪問した際のエピソードをひとつ。障害当事者のKさんが、丘の上の仮設住宅に住む友人を訪ね「これからカラオケ行こー!」とお誘いしていました。Kさんは「いまだに爪あとが残ってる。辛い…。」と言いながらも、友達との会話中は満面の笑み。「たいへんやったねえ」とお互いに話ができる大切な居場所(被災事業所レインボーアグリ)もあります。複雑な思いを抱えながらも、彼女は確かに、今この時を生きています。

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