ゆめ風基金

特定非営利活動法人 ゆめ風基金

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ゆめごよみ風だより

No.682015年2月1日発行

被災地から

新たなスタート

渡邊幸江アクセスホームさくら(浪江町→二本松市)

この度、私たち念願の事業所が完成いたしました。

東日本大震災から、三年九ヶ月が過ぎてしまいました。

思い起こせば、原子力発電所の事故により、さくらのメンバー全員が全国各地にばらばらに避難することとなった時は、「さくら」はもう終わりだと諦めた時期もありました。それでも、さくらを信じて、再開を望んでくれた利用者さん、ご家族、そして職員のみんなの力が集まって事業再開を果たすことができました。

早いもので今年の夏で4年目を迎えました。再開当初は、先の見えないなか何もないマイナスからのスタートでしたが、みんなでもう一度活動ができる喜びで、いっぱいでした。

スタートするとすぐに、仮事業所の放射線量、利用者さんの送迎、作業の取り組みと次から次と問題にぶつかりました。今できることから一つ一つ取り組んでいこうと、みんなで困難を乗り越えてきました。そんな中でも、さくらの持前の元気と明るさでピンチをチャンスに変えることができ、菓子製造販売が軌道に乗り、長年の目標だった利用者さんの工賃倍増を達成することができました。また、1名の利用者さんの一般企業への就職も果たすことができました。現在では、地元から4名の方が利用されています。利用者さんも増え、仮事業所では手狭になり、作業環境の改善が必要になってきたことから、二本松事業所として前へ進んでいこうと、事業所を新設する決心をしました。

土地探しから竣工まで約2年、今年10月に新事業所が完成しました。作業環境も改善され、利用者さんがのびのびと活動しています。避難状態でありながら、このような事業ができたことは、夢のようです。これも、ひとえに全国からたくさんの方々に応援して頂いたお蔭と心より感謝申し上げます。これからは、アクセスホームさくら二本松事業所として地域の福祉の資源となっていけるよう、職員一同役割を果たし福島の復興につなげたいと思っております。まだまだ、課題はたくさんありますが、新たなスタートとして、さくら全員で取り組んでまいります。

福島の悲劇を
くり返さないために障がいのある人と共に考える
防災ワークショップ報告

運営委員 水谷 貢

12月13・14日、米子市と松江市で福島の障害者支援者による出前講座「防災ワークショップ」が開かれ、障害者、福祉事業所職員のほか、米子では県や市の障害福祉の担当職員や市会議員なども参加した。

第1部では南相馬市の青田由幸さんが東日本大震災で被災した福島の障害者の実態と、被災地での要援護者支援の実際について報告。福島では避難ストレスにより震災関連死が直接死よりも多く今も増えていること、南相馬では7万人の人口が1万人に減少したなか、取り残された人の多くが障害者と高齢者だったこと、避難した人も避難しなかった人も死と隣り合わせの生活であったこと、逃げた人と逃げなかった人との間で人間関係に亀裂を生じ心の傷が今なお広がっているなど、過酷な現実が伝えられた。

第2部では8人ずつグループに分かれ、宍道断層による巨大地震が発生、島根原発が電源喪失から注水不能となり放射性物質が漏洩したという事態想定のもと、各自のとる行動とその判断理由を発表し合った。グループで意見の統一はせず、立場の違うメンバー間で異なる判断を認め合い気づくということに主眼が置かれた。1人の中でも、家族を抱える個人の立場と、事業所スタッフとして障害者の命を守る立場の間で葛藤があることなど、本音での議論ができたように思う。活発な議論ができたが、未解決な課題があぶり出され、まだ緒に就いたばかり。このワークショップを契機に、身近な地域や事業所といった単位でより具体的に詰めていくこと、何より災害リスクの原因を取り除いていくための計画や世論形成が課題であると痛感した。

〜そよ風、つむじ風、六甲おろし〜

各地からの風だより

2014年10月〜11月より

  • ゆめ風だよりは今勉強していることにとても参考になります。(高槻市)
  • 牧口さんに講演頂いた学校もあと半年で退職します。給料がある時に少しでも基金できればと思います。毎号貴重な情報をありがとうございます(奈良県吉野郡)
  • 核発電は中止すべき。後処理が不可能なものは即時中止。(山形市)
  • 「ゆめ」は行動することで形になっていくと信じ続けたい(掛川市)
  • いやな事が多くなった世の中です。国民にどこまでガマンさせるのでしょう。生きねば!(越谷市)
  • 土曜ワイドでよく聞いています。少しづつお手伝いさせてください(東京都世田谷区)
  • ゆめ風であいましょう東京。お昼の部がほしい(足利市)
  • 永六輔さんの実家の近所です。ラジオでの発言が楽しみです(東京都台東区)
  • ゆめ風だよりNo.66隅から隅まで拝読。障害者防災座談会、トイレの話身につまされました。実践はたやすいことではないけれど力をもらいます(岩見沢市)
  • どんどん悪いほうへと流れていく日本。でもこの1日を大切に生きましょうね (北海道岩内郡)
  • 66号を読んで学校のバリアフリー化の必要性がとても納得できました(金沢市)
  • カタログハウスで知り私も少しずつ応援していこうと思います(佐賀市)
  • 広島の土砂災害、てごーすの活動ありがたいです。支援継続していきます(岩国市)
  • 各地で自然災害が多発しています。表面化していない困っている方々にどうぞ届きますように(日野市)
  • 障害を持っている方に少しでもお力になりたい(釧路市)
  • 同じ気持ちの人がたくさんいることがとても心強いです。私もがんばります(東京都江東区)
  • 隣県に起きた「広島土砂災害」は人ごととは思えません。障害を持った方が一刻も早く安心できる場所に戻れますように(岩国市)
  • 永さんを信じるファンです。ゆめ風なら呼びかけ人の思いを無にすることはないと!(狭山市)
  • 永六輔さんが頑張っておられるのでお手伝いさせていただきます(山口県熊毛郡)
  • 何もできなくても寄付するだけでも心がホッコリします(横浜市)
  • 老老介護で外出できず、この三年間どこへも出られず残念です(習志野市)
  • 私のカンパを有効に使ってくれるので嬉しいです(さいたま市)
  • 次々起こる自然災害、こんな時こそみんなで力を合わせましょう(苫小牧市)
  • おかげさまで自立生活30年目。だからカンパです(立川市)
  • 災害年とでもいうように次から次へと。でも昔からこうやって乗り越えて来たんだと思います(甲賀郡)
  • 「各地からの風だより」楽しみに読んでおります。みなさん、様々な思いや祈りを込めて協力されていることに胸が熱くなります(東京都荒川区)
  • 「東北⇔関西ポジティブ交流祭」双方向のつながりという発想が大切ですね(大阪市平野区)

編集後記

昨年中にいただきましたご寄附の領収書を同封しておりますので確定申告にお使いください。

今年1月1日現在、大阪市に住所を有する方は住民税の寄附金控除を受けられます。住民税控除のみ受ける場合は市への申告が必要です。

これまでお届けしていました「ご入金の記録」は、今年はお休みをいただき、来年1月に発行させていただきます。ご希望の方にはお届けいたしますのでご連絡くださいますように。

20年の集いチケットご希望の方は、ゆめ風基金まで葉書、ファクス、メール、電話でお申し込みください。

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